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資料作成代行の副業、1ページ400円から始める初案件の取り方

2026年9月16日|いろは堂副業編集部
室内の木製テーブルでノートパソコンを操作する男性、脇に花瓶とコーヒー

画像出典: パブリックドメイン(Wikimedia Commons)

この記事の要点
パワーポイントの資料作成代行は、パソコン1台とPowerPointがあれば始められる在宅副業です。クラウドワークス・ランサーズ・ココナラのいずれかに登録し、難易度の低い資料作成アシスタント案件で1件目の実績を作るのが最短の入り口になります。スライド1ページあたりの目安は難易度によって1,000〜3,000円程度、実績づくり期は1ページ400〜500円で受ける例もあります。
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パソコンでできる副業を探してるけど、動画編集もプログラミングも今から覚えるのは重い……。

仕事でパワーポイントを触ったことがあるなら、その経験はそのまま商品になります。会議資料、営業提案、セミナースライド——こうした資料を「作る時間がない」「見た目を整えられない」という依頼は、クラウドソーシング各社に専用カテゴリが置かれるくらいには日常的に流れています。

正直なところ、いきなり高単価のデザイン案件を取りにいくと心が折れます。この順番なら、初心者でも1件目までたどり着けるという道筋を、登録から納品、その先のテンプレート販売まで通してお渡しします。

資料作成代行の副業とは?何を売る仕事なのか

パワーポイントを使った副業には、資料作成代行のほかに、対面やオンラインでの操作指導、テンプレート販売、動画教材の販売といった形があります。そのなかで最初の一歩に向くのが代行です。依頼主の原稿や箇条書きメモを受け取り、見せられる状態のスライドに整えて納品する——やることはそれだけで、必要なものはパソコン1台とPowerPointのスキルだけです。

イメージしやすいように、よくある依頼を挙げます。営業担当者がWordに書き溜めた提案内容を10枚のスライドにする。社内研修用に文字ばかりの資料を図解に直す。既存資料の配色とフォントを会社のルールに揃える。いずれも、ゼロから企画を考える仕事ではありません。

🤔
デザインの専門教育を受けてないと無理じゃない?

スキル要件は案件によって大きく違います。パワポにあまり慣れていないうちは、高難度のデザイン案件ではなく「資料作成アシスタント」のような、指示どおりに手を動かす比重が高い案件から入るのが定石とされています。清書・体裁調整・数字の差し替えといった作業からでも、実績は実績として積み上がります。

1ページいくら?資料作成代行の単価の目安

金額の話を先に押さえておきます。以下は調査時点(2026年)で公開されている解説記事の目安であり、稼働時間・スキル・案件の難易度によって上下します。この金額が取れると保証されるものではありません。

ケーススライド1ページあたりの目安
通常の資料作成代行(デザイン難易度により変動)1,000〜3,000円程度
初心者・実績づくり期のお試し価格400〜500円程度

解説記事の公表内容をもとに作成

10ページの資料なら、実績づくり期の価格でも4,000〜5,000円、通常価格帯に乗れば1万〜3万円という計算になります。最初の数件は単価より「納品実績」を買いに行くと割り切ると、提案が通りやすくなります。ただしお試し価格は実績が貯まるまでの期間限定の位置づけにして、ずっと続けないことが大切です。

向いていないケースもあります

締め切り前に修正依頼が重なることがあり、平日夜にまとまった時間を取れない月は苦しくなります。また、依頼主の頭の中にある「かっこいい」を汲み取る往復が発生するため、テキストでのやりとりを面倒に感じる人には負担が大きい仕事です。逆に、人の話を整理して形にするのが好きな人には相性がいい副業です。

どこに登録する?3つのサービスの違い

案件を探す場所は大きく2種類あります。依頼主が募集を出し、そこへ応募するクラウドソーシング(クラウドワークス、ランサーズ)と、自分がメニューを出品して選ばれるのを待つスキルマーケット(ココナラ)です。

サービス手数料の考え方
クラウドワークス段階制(10万円以下20%/10万円超20万円以下10%/20万円超5%)+振込手数料100円または500円
ランサーズ契約金額の一律16.5%
ココナラ販売額の22%(ビデオチャットは27.5%)

各社の公表する料金ページをもとに作成

上の表のとおり、少額の取引が中心になる立ち上げ期は、クラウドワークスの段階制が最も重く効きます。一方で案件数そのものは多いので、「実績を取りに行く場所」と「利益を残す場所」を分けて考えると判断しやすくなります。手数料だけで選ばず、まずは1社に絞って登録し、案件の文面を眺めるところから始めれば十分です。

クラウドワークス

「パワーポイント作成」「プレゼンテーション資料作成」のカテゴリがあり、そこに募集が並びます。上記のワーカーシステム利用料は2026年7月時点のもので、振込手数料は楽天銀行が100円(税込)、他行は500円(税込)が別途かかります。

ランサーズ

「プレゼン資料作成代行(PowerPoint)」という専門メニューのカテゴリがあります。一律16.5%という料率は、2022年10月1日の改定で従来の最大20%の段階制から切り替わったもので、現在も続いています。

ココナラ

「資料作成」「パワーポイント」カテゴリに多数の出品が並ぶスキルマーケットです。手取りで見ると、5,000円のサービスが売れると手数料1,100円が引かれて3,900円、1万円なら7,800円という計算になります。売上金の銀行振込は、申請額が3,000円未満だと160円の手数料がかかり、3,000円以上なら無料です。

初案件を取るまでの具体的な手順は?

  1. 登録して、募集の文面を20件読むいきなり応募せず、どんな依頼が来ているかを把握します。「原稿あり・清書のみ」「デザイン込み」など、要求されている作業の幅が見えてきます。
  2. サンプル資料を自作する実績ゼロでも見せるものは作れます。架空の会社の営業提案や、公開されている統計を図解にした資料を5〜10枚。ビフォーアフター(文字だけの資料→整えた資料)の形にすると力が伝わります。
  3. プロフィールとキャッチフレーズを整えるランサーズでは、プロフィールのキャッチフレーズが受注率を左右する重要な要素とされています。「資料作成します」ではなく、対応できる内容と納期を具体的に書きます。2025年からはクライアントの信頼を高める「AI習得バッジ」等の認定制度も導入されています。
  4. 難易度の低い案件に提案文を送る狙うのは資料作成アシスタント系。提案文には、依頼内容の理解、対応できる作業範囲、納期、サンプルへの案内を入れます。テンプレートの使い回しは読めば分かるので、1件ずつ書きます。
  5. お試し価格で1件納品し、評価をもらう1ページ400〜500円の価格帯でも構いません。ここで得た評価と納品物が、次の提案の材料になります。
1件目の応募前チェック
  • 自作サンプルを3〜10枚用意した
  • キャッチフレーズに対応内容と納期を書いた
  • 提案文を案件ごとに書き分けている
  • 修正対応の回数を提案文に明記した
  • 納品形式(pptx/PDF)を確認した

実績が貯まったら?テンプレート販売でストック収入を足す

代行は働いた分だけ報酬になる仕事です。そこに、一度作れば繰り返し売れる商品を足していくのが次の段階になります。それがパワーポイントのテンプレート販売です。

テンプレートは「自分ではゼロから作れないが、すぐに使いたい」というニーズに応える商品で、フリーランス、副業初心者、事務職の会社員など幅広い層に需要があります。初期費用をかけずに始められ、売れたときだけプラットフォームに手数料を払う従量課金型なので、副業の入り口としてリスクが低いとされています。

どこで売れるのか

ランサーズには、あらかじめ作成済みのパワーポイントテンプレートを買い切りで販売する「パワーポイントテンプレート販売」というメニューが実在します。購入後にトークルームでデータが送付される形式です。ココナラにも「すぐに使える!パワポのテンプレートを販売します」といったテンプレート出品があります。

単体販売の場としては、日本語の文章やPDF系の商品が中心ならnote、画像・創作物寄りの商品ならBOOTHが使われる傾向があります。自分の商品がどちらの性格に近いかで選べば大きく外しません。

すぐには売れません

noteでの収益化は、最初の数ヶ月は売上ゼロが続くことも珍しくなく、収益が安定するまでおよそ3〜6ヶ月程度かかる傾向があるとされています。テンプレート販売は代行の代わりではなく、代行で生活の足しを作りながら並行して育てるものだと考えてください。

代行の副産物をそのまま商品にしない

納品した資料は依頼主のものです。実案件のファイルを流用してテンプレートにすることはできません。販売用は必ず作り直し、依頼主が特定できる情報やロゴ、実データを含めないこと。ここは信頼に直結する部分なので、面倒でも分けて作ります。

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代行で実績、テンプレで積み上げ。順番が見えました。

会社員が始める前に確認しておくことは?

始める前に、勤務先の就業規則で副業の扱いを確認しておきます。届出が必要な会社、競業に当たる業務のみ禁止している会社などさまざまです。資料作成代行は勤務先の仕事内容と近くなる場合があるため、取引先や業界が重ならないかも一度考えておくと安心です。

税金の面では、副業の所得が一定額を超えると確定申告が必要になります。売上と経費(PowerPointの利用料、素材の購入費など)を月ごとに記録しておくだけで、後の手間が大きく変わります。最初の1件を納品した日から記録を始めるのが、いちばん楽な方法です。

まず何から手をつければいいか

やることを1つに絞るなら、サービスに登録して、資料作成カテゴリの募集を20件読むことです。どんな依頼が、いくらで、どんな条件で流れているかが分かれば、自分に何が足りないかも同時に見えます。応募はその後で構いません。

スキルを整理してから動きたい人は、講座で体系立てて学ぶ手もあります。ただし資料作成代行は独学でも入り口に立てる領域なので、まず募集を眺めて、足りない部分が特定できてから検討するほうが無駄がありません。

資料作成の基礎から体系立てて固めたい場合は、独学と講座の内容を見比べてから決めれば十分です。まずはどんなカリキュラムがあるかだけ見てみてください。

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資料請求・説明だけでもOK。申し込みは必須ではありません

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よくある質問

資料作成代行の副業は未経験でも始められますか?

始められます。スキル要件の低い「資料作成アシスタント」のような案件から入るのが勧められており、原稿の清書や体裁調整といった作業が中心です。必要なものはパソコン1台とPowerPointのスキルで、実績がない段階は自作のサンプル資料をポートフォリオ代わりにできます。

スライド1ページあたりの相場はいくらですか?

デザインの難易度によって1,000〜3,000円程度が目安とされています。初心者が実績を作る段階では、お試し価格として1ページ400〜500円程度で受注するケースもあります。いずれも調査時点(2026年)の目安で、案件の内容やスキルによって変動します。

クラウドワークス、ランサーズ、ココナラの手数料はどう違いますか?

クラウドワークスのワーカーシステム利用料は段階制で、2026年7月時点では報酬額10万円以下の部分に20%、10万円超20万円以下の部分に10%、20万円超の部分に5%です。ランサーズは契約金額(税込)の一律16.5%、ココナラは販売額の22%(税込)です。少額取引が中心の時期ほど段階制の負担が大きくなります。

パワーポイントのテンプレート販売はどこでできますか?

ランサーズには買い切り型の「パワーポイントテンプレート販売」メニューがあり、購入後にトークルームでデータが送付されます。ココナラにもテンプレートの出品があり、単体販売なら文章・PDF系はnote、画像・創作物寄りはBOOTHが使われる傾向があります。noteでは収益が安定するまで3〜6ヶ月程度かかる傾向があるとされています。

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