TOEIC10月25日試験、間に合う7週間の逆算プラン
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TOEIC L&R(Listening & Reading公開テスト)は試験日から逆算して週単位で内容を割り振ると、限られた期間でも手をつける順番が決まります。次に受けられる2026年10月25日(日)実施回までは約7週間で、「文法の土台1週→リスニング2週→リーディング2週→総仕上げ2週」の配分が組めます。ただし申込締切は2026年9月10日(木)15:00なので、対策より先に申し込みを済ませてください。
対策の前に日程の話をします。9月実施回の申込はすでに終了していて、次に申し込めるのは2026年10月25日(日)実施回、その締切は2026年9月10日(木)15:00です。ここを逃すとさらに先の回まで待つことになるので、まず申し込みから片付けてください。
そのうえで、対策が進まない理由は、やる気の問題ではないことが多いです。やることが多すぎて、どれを先にやるか決まっていない——これが手が止まる正体です。単語も文法もリスニングも長文も全部必要に見えるので、開いた瞬間に迷って、迷ったまま閉じてしまう。
正直なところ、この状態は「試験日から逆算して、週ごとにやることを1つに絞る」だけでかなり解消します。今週やるのは文法だけ、来週からはリスニングだけ。そう決まっていれば、机に向かってから迷う時間がゼロになります。
ここから、10月25日までの約7週間をどう配分するか、パートごとの優先順位、そして本番の時間配分の目安まで順に見ていきます。
まず確認すべきは、どの回に申し込めるか
対策の話より先に、受験する回を確定させる必要があります。TOEIC L&R(Listening & Reading公開テスト)は、試験日ごとに申込受付期間が決まっていて、締切を過ぎると次の回まで待つことになるからです。逆算計画は、試験日が決まって初めて意味を持ちます。
秋の受験を考えるなら、9月の回はすでに申込受付が終わっており、次に申し込めるのは10月の回です。2026年10月25日(日)実施回の申込受付は、2026年7月29日(水)10:00から2026年9月10日(木)15:00まで。締切が「15:00」という中途半端な時刻に設定されている点は要注意で、当日の夜に手続きしようとして間に合いません。
費用の目安も先に押さえておきます。TOEIC L&R公開テストの受験料は、紙の公式認定証の発行を希望する場合が7,810円(税込)、希望せずデジタル公式認定証のみとする場合が7,700円(税込)です(デジタル公式認定証は全受験者に発行されます)。直近に受験した人向けのリピート受験割引もあり、2026年12月申込分までは6,710円という価格が設定されています。見積もりは「受験料 × 受ける回数」+「教材費」の形で立てます。教材は公式問題集1冊と文法問題集1冊があれば7週間は回せるので、この2冊分を見込んでおけば足ります。
受験地によって試験日が一部異なる場合があります。また、TOEIC Speaking & Writing テストおよび Speaking テストは、L&Rとは日程も申込締切も別に設定されています。受験料も、テスト種別や申込方法によって金額が異なり、改定されることもあります。上の金額は2026年9月時点で公表されているL&R公開テストのもので、割引の適用条件(対象期間・回数)にも決まりがあります。「TOEICの締切」「TOEICの受験料」とひとくくりにせず、自分が受けるテスト種別と受験希望地の日程・料金を、TOEICを運営する一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)の公式サイトの試験日程ページで確認してから計画を立ててください。
申し込みが済んだら、試験日をカレンダーに入れて、今日から試験日までが何週間あるかを数えます。ここがスタート地点です。
7週間をどう配分する?
いま申し込める10月25日実施回までは約7週間です。この期間を4つに割り振ります。全部を毎週少しずつやるのではなく、その週の主役を1つに決めるのがこのやり方の肝です。
割り振りの基準は「点の伸びやすさ」ではなく、伸びるまでにかかる時間の長さです。知識を入れれば翌週から点になるものと、毎日触れて数週間かけてしか動かないものを、同じ扱いで並べると失敗します。時間のかかるものを後ろに置くと間に合わないので、「伸びるのが遅いものほど早く着手し、長い期間を割り当てる」という順で並べます。
- 第1週:Part5の文法総復習短文穴埋め問題(Part5)は30問。文法・語彙の知識がそのまま点になるため、最初に土台を固めます。問題集を1冊決めて、解説を読む時間を惜しまない週です。
- 第2〜3週:リスニング強化Part1(写真描写)とPart2(応答問題)は問題の型が決まっているので、慣れが直接効きます。Part3・4の会話・説明文もこの期間に触れて、音のスピードに耳を戻します。
- 第4〜5週:リーディングの速度づくりPart7の読解は54問と最も分量が多く、処理速度がないと最後まで到達できません。速く読む練習は一朝一夕では伸びないので、2週まとめて確保します。
- 第6〜7週:模試と時間配分の実践本番と同じ2時間・200問を通しで解きます。ここで初めて「時間内に解ききる練習」をします。
この基準で見ると、Part5・6は知識型なので1週で切り上げてよく、耳と読解速度は積み上げ型なので合計4週を先に確保する、という並びになります。期間にもっと余裕がある回を狙うなら、増やす先は積み上げ型のほうです。文法を2週・リスニングを3週・リーディングを3週に伸ばした10週間の形に広げれば、同じ順番のまま各段階を厚くできます。
毎日同じ量をこなす前提で組むと、たいてい途中で崩れます。平日と週末で役割を変えるほうが現実的です。平日は通勤時間やスキマにリスニングを流す・単語を回す(1日15〜30分程度)、週末にまとまった時間を取って問題演習と解説の読み込みをする。この二層構成なら、忙しい週があっても計画そのものは倒れません。
学生の場合は事情が違います。可処分時間は社会人より取りやすい一方、受験料が自己負担になることが多く、何度も受け直す前提は組みにくい。受けられる回数が限られるなら、1回の受験に向けた仕上げの期間(第6〜7週)を削らないことが優先されます。逆に社会人で複数回の受験を織り込めるなら、1回目を実力測定と割り切る組み方もあります。
本番の時間配分はどう決める?
TOEIC L&Rは、リスニング約45分・100問、リーディング75分・100問、合計約2時間・200問という構成です。リスニングは音声のペースで進むので配分の余地がありませんが、リーディングの75分は自分で配分を決める必要があります。
| パート | 問題数 | 目安時間 | 1問あたりの目安 |
|---|---|---|---|
| Part5 短文穴埋め問題 | 30問 | 約10分(上級者は7分目標) | 約20秒 |
| Part6 長文穴埋め問題 | 16問 | 約10分 | 約30〜37秒 |
| Part7 読解問題 | 54問 | 約55〜57分 | シングル約51秒/ダブル・トリプル約72秒 |
対策系メディア各社が紹介する目安(IIBC公式発表ではありません)の公表データをもとに作成
上の表は、リーディングのPart5・6・7それぞれに何分を割くかの目安を、パートごとに1行ずつ並べたものです。共通しているのは、問題数の少ないPart5・6を合わせて20分程度で抜け、54問あるPart7に55分前後を残すという考え方です。ただしこれはIIBCが公式に規定した配分ではなく、各社が学習上の目安として示しているもの。自分の得意不得意によって調整して構いません。
大事なのは、この配分を本番当日に初めて試さないことです。第6〜7週の模試で、実際に時計を見ながら「Part5を10分で抜ける」感覚を体に入れておく。ここを飛ばすと、当日Part7で時間が足りなくなって最後の10問以上を塗り絵で終える、という結果になりがちです。
パート別に、何を練習すればいい?
Part1・2は「型」で慣れる
写真描写(Part1)と応答問題(Part2)は、出題の型が繰り返されます。写真なら人物の動作か物の位置か、応答問題なら疑問詞で始まるかYes/Noを求めるか。型を先に頭に入れてから問題を解くと、聞き取る場所が絞れます。1日10問でもいいので、毎日触れる形にするのがこの2パートに合っています。
Part3・4は先読みの練習
会話問題(Part3)と説明文問題(Part4)は、音声が流れる前に設問へ目を通しておくかどうかで負担が変わります。何を聞き取るべきかがわかっている状態で音声を聞く——この動作を練習の段階から習慣にしておきます。
Part5は間違えた理由を分類する
文法問題は、解いた数より「なぜ間違えたか」の整理で伸びます。品詞の判断ミスなのか、語彙を知らなかったのか、時制を読み違えたのか。分類しておくと、自分の弱点が2〜3種類に集約されていることに気づきます。
Part7は時間を計って読む
読解は、時間を計らずに読む練習をいくら重ねても本番で使えません。1つのパッセージにつき何分、と決めて計測しながら読む。シングル・ダブル・トリプルパッセージと分量が増えていくので、まずシングルで速度の基準を作ってから複数パッセージへ進みます。
- 今週決めた「主役のパート」に、実際に一番時間を使えたか
- 間違えた問題の理由を、解きっぱなしにせず分類できたか
- 平日のスキマ学習が3日以上できたか(毎日でなくてよい)
- 試験日までの残り週数と、残っている項目が釣り合っているか
途中で計画が崩れたらどうする?
7週間を無傷で走り切れる人はほとんどいません。仕事が立て込む週、体調を崩す週は必ず来ます。そのときに全部を作り直そうとすると、そこで終わってしまいます。
復旧のしかたはシンプルで、遅れた分を取り戻そうとせず、残りの週に割り当てた内容のほうを削る。たとえばリスニング強化を2週で組んでいて1週飛んだなら、3週に延ばすのではなく、Part3・4の分量を減らして1週で切り上げます。最後の総仕上げ2週だけは動かさない——ここを守るだけで、本番で時間切れになる事態は避けられます。
すでに800点前後を取っていて、さらに上を目指す段階の人には、この配分は粗すぎます。伸びしろが特定のパートに偏っているので、全体を均等に回すより弱点1つに集中したほうが効率的です。また、英語の基礎文法そのものが曖昧な状態の人は、7週間をTOEIC対策に充てるより、先に中学〜高校範囲の文法を通しでやり直したほうが結果的に近道になります。スコアはあくまで現時点の測定値で、対策期間の長さが得点を保証するものではありません。
今週の主役を1つ決める、それだけで最初の一歩としては十分です。9月10日15:00の締切までに申し込みを済ませ、受験料と日程を公式サイトで確認して、試験日をカレンダーに入れる。ここまでやれば、次に机に向かったとき迷う時間がありません。スコアを上げる前に、まず「迷わない状態」を作ることから始まります。
よくある質問
TOEIC L&Rの申込締切はいつですか?
試験日ごとに申込受付期間が設定されており、締切は当日15:00で終了します。2026年10月25日(日)実施回の受付は2026年7月29日(水)10:00〜2026年9月10日(木)15:00です。9月実施回はすでに受付を終了しています。受験地によって日程が異なる場合があるため、TOEICを運営するIIBC(一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会)の公式サイトの試験日程ページで自分の受験希望地の情報を確認してください。
TOEIC L&Rの受験にかかる費用はいくらですか?
TOEIC L&R公開テストの受験料は、紙の公式認定証の発行を希望する場合が7,810円(税込)、希望せずデジタル公式認定証のみとする場合が7,700円(税込)です。直近に受験した人向けのリピート受験割引もあり、2026年12月申込分までは6,710円が設定されています。総額は「受験料 × 受ける回数 + 教材費」で見積もり、教材費は公式問題集1冊と文法問題集1冊の2冊分を見込んでおけば7週間の対策は回せます。金額は改定されることがあるため、申込時にIIBC公式サイトで確認してください。
TOEIC L&Rの試験時間と問題数は?
リスニングセクションが約45分・100問(Part1〜4)、リーディングセクションが75分・100問(Part5〜7)で、合計約2時間・200問です。リーディングの内訳はPart5が短文穴埋め30問、Part6が長文穴埋め16問、Part7が読解54問となっています。
リーディング75分はどう配分すればいいですか?
対策メディアで共通して紹介される目安は、Part5に約10分、Part6に約10分、Part7に残り約55〜57分です。1問あたりではPart5が約20秒、Part6が約30〜37秒、Part7がシングルパッセージ約51秒・ダブル/トリプルパッセージ約72秒にあたります。これはIIBCの公式規定ではなく学習上の目安なので、自分の得意不得意に応じて調整してください。
※記事で使用した内容・数値は変更される場合があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。