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TOEIC初受験、5ステップでわかる2カ月の準備手順

2026年5月21日|いろは堂まなび編集部
教室で答案を書く受験者

画像出典: 写真: Alison wood(CC BY 3.0 / Wikimedia Commons)

この記事の要点
TOEIC Listening & Reading Testはリスニング約45分100問・リーディング75分100問の計約2時間200問で、スコアは10〜990点です。初受験の準備は「①IIBC公式サイトで会員登録して申込 →②公式問題集を1回分解いて現在地を測る →③単語 →④形式に慣れる →⑤模試を繰り返す」の順で進めるのが最短です。申込には証明写真と顔写真付き本人確認書類の原本が要るため、締切前に手元を確認しておきます。
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TOEIC受けたほうがいいのは分かるんだけど、申込のしかたも問題の形も知らなくて、何から手をつければいいのか…

最初につまずくのは英語力ではなく、手続きと試験の形が見えないことです。問題が何問あるのか、何分あるのか、当日は何を持っていくのか。これが分からないままだと、参考書を1冊買ったところで手が止まります。

逆に言えば、試験の形と申込の段取りを先に押さえてしまえば、あとは勉強するだけの状態になります。ここでは、申込に必要なものから当日の流れ、そして最初の2カ月で何をどの順にやるかまでを、順番どおりに並べます。

TOEICはどんな試験?——まず形を知る

一般に「TOEIC」と呼ばれるのは、TOEIC Listening & Reading Test(聞く力と読む力を測るテスト)です。試験時間・問題数・スコアの範囲は次のとおりです。

項目内容
リスニング約45分・100問
リーディング75分・100問
合計約2時間・200問(マークシート方式)
スコア10〜990点(各セクション495点満点)

IIBC(国際ビジネスコミュニケーション協会)の公表データをもとに作成

合格・不合格という判定はなく、点数がそのまま結果になります。上の表のとおりリスニングとリーディングが別々に採点され、それぞれのスコアが自分の弱いほうを教えてくれます。

ここで大事なのは「2時間ぶっ通しで200問」という体力面です。初受験の人が本番で驚くのは難しさより、後半で集中が切れることのほうが多い。だから対策の終盤には、通しで解く練習が要ります。

申込は何をすればいい?

受験申込と結果の閲覧には、IIBC公式サイトでの会員登録が必要です。登録して、受験要領に同意したうえで申し込む、という流れになります。

  1. 公式サイトで会員登録メールアドレスと基本情報を登録します。結果閲覧にも同じアカウントを使います。
  2. 直近の公開テスト日程と締切を確認申込受付は回ごとに期間が決まっており、締切日も回によって違います。受けたい月の日程ページで、締切の日時を必ず自分の目で確認してください。
  3. 受験要領に同意して申込・支払いここまで終えると、後日受験票が届きます。

締切は「その月の直前」ではなく、試験日の数週間前に設定されている回が多いです。たとえば公表されている2026年11月のテストでは、申込受付が10月6日10:00に始まり、締切は11月11日15:00でした。思い立った日に必ず申し込めるとは限らないので、まず日程ページを開くところから始めるのが確実です。

受験料の負担は先に見ておく

TOEICは1回ごとに受験料がかかります。金額は回や申込方法によって変わることがあるため、申込ページに表示されている受験料をその場で確認してください(IIBC公式サイトの申込画面で、支払い前に必ず表示されます)。学生の方は、学校が団体受験(IPテスト)を実施していないか先に確認してみてください。実施している場合は個人で公開テストを申し込むより負担を抑えられることがあります。社会人の方は、勤務先に受験料の補助制度がないか確認する価値があります。どちらも「申し込む前に一度調べる」だけで済む話です。

当日は何を持っていく?

初受験でいちばん怖いのが、当日の持ち物不足です。忘れると受験できないものがあるので、前日に並べて確認しておきます。

これが無いと受験できないもの
  • 受験票(証明写真1枚を貼付。写真の裏面に氏名と受験番号を記入しておく)
  • 有効期限内で顔写真付きの本人確認書類の原本(コピーや、スマホで撮った写真データは不可)
  • 筆記用具(HBの鉛筆またはシャープペンシル、消しゴム)

もうひとつ見落とされがちなのが時計です。会場に時計が無い場合があり、スマートウォッチや置時計は使用できません。腕時計を1つ用意しておくのが安全です。リーディングは75分を自分で配分する必要があるので、時間が見えないと不利になります。

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本人確認書類の原本って、コピーじゃダメなんだ…

原本が必要というルールは、当日に気づいても取り返しがつきません。運転免許証やパスポート、学生証など、顔写真付きで有効期限内のものが手元にあるか、申込の段階で一度確認しておくと安心です。

最初の2カ月、何をどの順にやる?

初受験までの学習は、順番を間違えると効率が大きく落ちます。学習系メディアで共通して紹介されている流れは、次の5ステップです。

  1. 公式問題集を1回分解いて現在地を知るいきなり本番形式に触れます。点数を出すのが目的ではなく、どのパートで何ができないかを知るためです。
  2. TOEIC専用の単語帳で頻出語彙を覚える一般的な英単語帳ではなく、TOEICに出る語に絞った教材を使います。ここが土台になります。
  3. 頻出パターンと解き方を身につける各パートの出題形式には型があります。型を知っているだけで、同じ英語力でも取れる問題が増えます。
  4. 公式問題集でもう一度確認する単語と型を入れた状態で解き直し、①からの変化を見ます。
  5. 公式問題集・模試を繰り返し解く約2時間を通しで解く練習を、ここで積みます。

①をとばして単語から始めたくなりますが、順番はこのままが良いです。自分が何をできないかを知らないまま単語だけ積んでも、どこに効いているのか分からず続きません。

教材は公式問題集を軸にする

核になる教材は、ETS(TOEICを作成している団体)が作る公式のTOEIC Listening & Reading問題集です。本番と同じナレーターの音声で、同じ作成プロセスで作られているため、本番形式に慣れる練習としては最も近いものになります。

市販の対策本を何冊も並行させるより、公式問題集1冊とTOEIC用単語帳1冊に絞ったほうが、2カ月という期間には合います。

時間はどう作る?

2カ月で成果を出すポイントとして共通して指摘されているのは、長時間を無計画に詰め込むより、隙間時間を計画的に使うことです。

ここは社会人と学生で事情が違います。平日にまとまった時間が取れない社会人なら、リスニングは通勤中に音声を流し、単語はスマホで数分ずつ、公式問題集の通し演習だけを休日に置く——という分け方になります。一方、まとまった時間を確保しやすい学生なら、早い段階で通し演習を週1回入れられるので、②③の期間を短くして⑤に時間を割けます。

2カ月をざっくり分けると
  • 1〜3日目: 申込を済ませ、公式問題集を1回分通しで解く
  • 1〜4週目: 単語帳を1周、並行して各パートの型を確認
  • 5〜6週目: 公式問題集をもう1回分、弱いパートを重点的に復習
  • 7〜8週目: 約2時間の通し演習を繰り返し、時間配分を体に入れる

初受験で意識しておきたいこと

1回目で高得点を狙わなくていい

TOEICは合否ではなくスコアが出る試験です。1回目は「自分の現在地を公式のスコアで確認する回」と割り切ったほうが、準備も当日も楽になります。2カ月の対策で形式に慣れておけば、実力がスコアに反映されやすくなる——その状態を作るのが初受験の目的です。無理に半年準備してから受けるより、一度受けて自分の弱点をスコアで見たほうが、次の学習計画は具体的になります。

また、リーディングは75分で100問という配分です。1問あたりにかけられる時間は限られており、初受験の人は時間切れで最後まで到達できないことがよくあります。これは英語力の問題というより、通し演習の不足で起きます。⑤の段階を省かないでください。

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やることは決まった。あとは申込の締切だけ先に確認しておこう。

準備の第一歩は勉強ではなく、日程ページを開いて締切を確認することです。日付が決まると、2カ月の計画は自然に逆算できます。

よくある質問

TOEICは何問あって、どのくらい時間がかかりますか?

TOEIC Listening & Reading Testは、リスニングが約45分で100問、リーディングが75分で100問、合計で約2時間・200問のマークシート方式です。スコアは10点から990点の範囲で、リスニングとリーディングがそれぞれ495点満点です。

TOEICの申込には何が必要ですか?

IIBC公式サイトでの会員登録が必要で、申込時には受験要領への同意が求められます。申込受付期間と締切日時は回ごとに異なるため、受けたい回の日程を公式サイトで確認してください。受験票には証明写真1枚を貼付します。

TOEIC当日の持ち物は何ですか?

証明写真を貼った受験票、有効期限内で顔写真付きの本人確認書類の原本(コピーや写真データは不可)、HBの鉛筆またはシャープペンシルと消しゴムが必須です。会場に時計が無い場合があるため腕時計も用意します。置時計とスマートウォッチは使用できません。

初めてのTOEICは2カ月でどう対策すればいいですか?

公式問題集を1回分解いて現在地を確認し、TOEIC専用の単語帳で頻出語彙を覚え、各パートの頻出パターンを習得したうえで公式問題集に戻り、最後に模試を繰り返し解く、という順序が基本です。約2時間を通しで解く練習を終盤に必ず入れます。

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