英検二次試験、合格発表を待たずに始める3週間対策
画像出典: ぱくたそ (PAKUTASO)
2026年度第2回の英検は、一次試験の合格発表が10月26日(月)、二次試験(面接)がA日程11月8日(日)・B日程11月15日(日)です。発表から面接当日までは2〜3週間弱しかないため、音読・質問への即答・自分の意見を述べる練習は合否がわかる前から進められます。10月4日の受験直後から動けば、練習に充てられる期間は3週間以上に広がります。
合否がわかるのは10月26日(月)で、面接は11月8日(日)か11月15日(日)です。結果を見てから動き出すと、練習できるのは2週間から3週間弱。面接の形式に慣れる時間としては、決して長くありません。
正直なところ、ここで厄介なのは「落ちていたら無駄になるかも」という気持ちです。ただ、英語を声に出す練習と、自分の意見を英語で組み立てる練習は、結果がどちらでも手元に残ります。10月4日に受けた直後から始めておけば、使える期間はそのまま一週間以上伸びます。
英検の合格発表と二次試験はいつ?
2026年度第2回の日程は、英検の公式サイトで次のように公表されています(2026年10月23日時点の公表内容)。
| 一次試験日(本会場・準会場F日程) | 2026年10月4日(日) |
|---|---|
| 一次試験 合格発表 | 2026年10月26日(月) |
| 二次試験 A日程 | 2026年11月8日(日) |
| 二次試験 B日程 | 2026年11月15日(日) |
| 二次試験 合格発表(A日程) | 2026年11月17日(火) |
| 二次試験 合格発表(B日程) | 2026年11月24日(火) |
日本英語検定協会の公表データをもとに作成(2026年10月23日時点)
上の表のとおり、発表の10月26日から面接までは、A日程なら13日、B日程なら20日です。準会場で9月25日〜10月3日のA〜E日程を受けた人も、二次試験の日付は同じ枠に入ります。
なお、自分がA日程・B日程のどちらになるかは申込状況によって変わります。英検のマイページや個人成績表、「二次試験のお知らせ」で必ず自分の日付を確認してください。学校単位の団体受験か個人受験かでも扱いが異なる場合があります。
一次の合否をWebで見られる時刻は級ごとに違い、1級・準1級は11時以降、2級は12時以降、準2級は14時以降が目安とされています。これは目安なので、正確な時刻は公式サイトの成績表閲覧可能時間で確認するのが確実です。
発表を待つ間に対策を始めていい理由は?
英検協会が「一次の発表前から二次対策を始めること」を推奨しているわけではありません。ただ、日程を並べると、待つ理由がほとんどないことがわかります。
二次試験でやることは、カードの英文を音読し、その英文についての質問に答え、イラストの展開を説明し、最後に自分の意見を述べる——この流れです。どれも一次の点数とは無関係に、今日から練習できる内容です。
仮に一次が不合格だったとしても、音読の滑らかさや、英語で意見を20秒で組み立てる感覚は次の回にそのまま持ち越せます。逆に発表まで何もしないと、合格がわかった瞬間から13日間で全部を仕上げることになります。
一次の自己採点で合否がどちらとも言えず、そのことが気になって手が動かない人もいます。その場合は、机に向かう対策ではなく、通学・通勤中に英文を音読するだけに絞ってかまいません。やることを1つに減らしておけば、発表後に立ち上がりが速くなります。
面接当日は何をするのか?
先に流れを頭に入れておくと、練習の的が絞れます。2級の場合、入室から退室までは約7分、3級は約10分が目安です。2級はおおよそ次の順で進みます。
- 入室・挨拶「Hello.」と声をかけ、面接カードを「Here you are.」と手渡して、指示に従って着席します。
- 氏名・受験級の確認名前と受けている級を聞かれ、簡単な挨拶を交わします。
- 問題カードを受け取り黙読(20秒)パッセージを20秒で黙読します。
- 音読同じパッセージを声に出して読みます。
- No.1 パッセージに関する質問読んだ英文の内容について聞かれます。
- No.2 イラストの説明(考慮時間20秒)20秒考えてから、イラストの展開を説明します。
- No.3・No.4 自分の意見カードを裏返し、受験者自身の考えを問う質問に2問答えます。
- カード返却・退室問題カードを面接委員に返し、挨拶して退室します。
面接カードは当日、待機室で配られます。氏名や受験番号を記入する欄があるので、受験票の情報はすぐ出せるようにしておきましょう。
評価にはAttitude(態度)の項目が含まれます。入室のときからはっきり声を出して挨拶する、聞き取れなかったら黙らずに聞き返す——この2つは英語力とは別枠で点になる部分です。
3週間で何をどの順にやるか?
10月4日に受験した人を基準に、面接当日までの練習の置き方を示します。1日の時間は、仕事や授業のあとで確保しやすい30分を基準にしています。
社会人の場合(平日30分+週末60分)
平日は通勤中と帰宅後に分けると回しやすくなります。移動中にパッセージの音読を1本、帰宅後に意見を述べる練習を1トピック。週末は60分まとめて取り、通し練習に充てます。費用をかけない前提なら、使うのは過去の問題カードとスマートフォンの録音機能だけで足ります。
学生の場合(1日40〜60分)
授業の合間や部活後にも時間が取りやすい分、1トピックで終わらせず2〜3トピックを連続でこなします。学校で英語の先生や友人に面接官役を頼めるなら、人を相手に話す練習を週1回は入れたいところです。相手がいる練習は、録音だけでは気づけない「間」の長さが見えます。
- 10/4〜10/26(発表まで・約3週間) 音読を毎日1本。英文を止まらずに読み切る感覚をつくる
- 10/4〜10/26 自分の意見を述べる練習を1日1トピック。賛成・反対のどちらかを選び、理由を2つ言う型で固める
- 10/26〜当日(13〜20日) 入室から退室までを通しで練習。時間を計り、2級なら7分の流れに体を慣らす
- 当日2〜3日前 挨拶・聞き返しの表現と、カード記入に必要な受験番号の確認
独学でも面接練習はできる?
人を相手にできればそれが一番ですが、相手がいなくても練習は成り立ちます。鍵になるのは自分の発話を録音して聞き返すことです。話している最中は自分の詰まりや発音に気づけませんが、録音を聞くと一発でわかります。
手順はシンプルです。問題カードのパッセージを録音しながら音読し、続けて想定の質問に答える。そのまま再生して、止まった箇所と聞き取りにくい単語に印を付ける。翌日は印の付いた箇所から始めます。面接の疑似体験ができるアプリを使う方法もあり、トピックを変えながら数をこなすのに向いています。
対策スクールの模擬面接を使う手もあります。本番と同じ形で人に見てもらえる利点がありますが、短期間で複数回受けるなら費用が積み上がります。録音での自主練習を土台にして、仕上げの1回だけ人に見てもらう、という組み合わせが現実的です。
出題の分野は事前に絞り込めません。だからこそ、トピックを1つ深く掘るより、浅くても数を増やすほうが効きます。環境・教育・働き方・技術と分野を散らして練習しておくと、どれが来ても「理由を2つ述べる」という同じ型で対応できます。
発表当日と、その後の動き方は?
10月26日は、自分の級の閲覧開始時刻を確認してからアクセスします。合格していたら、その場で見るのは点数より先に二次試験の日程です。A日程(11月8日)かB日程(11月15日)かで、残り日数が1週間変わります。
日程がわかったら、通し練習を何回入れられるか数えます。A日程なら13日、週末は2回。B日程なら20日、週末は3回取れます。この回数を先に決めてしまうと、平日の練習内容が自動的に決まります。
一次が不合格だった場合も、ここまでの音読と意見の練習は無駄になりません。次回の一次に向けて、リスニングと読解に時間を振り替えつつ、音読は続けておくと二次の立ち上がりが軽くなります。
よくある質問
2026年度第2回の英検一次試験の合格発表はいつですか?
2026年10月26日(月)です。Webでの成績表の閲覧開始時刻は級ごとに異なり、1級・準1級は11時以降、2級は12時以降、準2級は14時以降が目安とされています。正確な時刻は英検公式サイトの成績表閲覧可能時間で確認してください。
英検の二次試験(面接)は一次合格発表から何日後ですか?
2026年度第2回の二次試験はA日程が11月8日(日)、B日程が11月15日(日)です。一次合格発表の10月26日(月)から数えると、A日程は13日後、B日程は20日後になります。
一次の合格発表を待たずに二次対策を始めても意味はありますか?
あります。二次試験で行う音読、英文に関する質問への回答、イラストの説明、自分の意見を述べる練習は、一次の合否とは関係なく進められる内容です。一次が不合格だった場合も、次回の二次試験にそのまま使える力として残ります。
英検の二次試験は1人あたりどのくらいの時間がかかりますか?
面接時間の目安は2級が約7分、3級が約10分です。入室と挨拶から始まり、問題カードの黙読20秒、音読、パッセージに関する質問、イラスト説明の考慮時間20秒と説明、自分の意見を問う質問2問、カード返却と退室という流れで進みます。
※記事で使用した内容・数値は変更される場合があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。