ドコモMAX 60歳以上割、3か月後に戻る料金はいくら?
画像出典: ぱくたそ (© すしぱく)
ドコモMAX 60歳以上割は2026年10月1日開始で、月間データ利用量に応じて月1,870円・2,970円・550円のいずれかが割引されます。割引期間は初回適用月から最大3か月間で、4か月目以降は通常料金(3GB超なら月5,478円)に戻ります。条件は「利用者」が満60歳以上・個人名義・5G契約・料金プランがドコモMAXの4点すべてです。
ドコモが2026年9月25日に発表した「ドコモ MAX 60歳以上割」は、2026年10月1日から提供が始まりました。最大で月2,970円(税込)が引かれますが、期間は初回適用月から最大3か月間です。
正直なところ、この割引のややこしさは金額ではなく条件のほうにあります。契約者が子どもで、実際に使うのが親という家庭だと、年齢の判定がどちらを見るのかでつまずきます。順に確認していきましょう。
ドコモ MAX 60歳以上割とは?
ドコモ MAX 60歳以上割は、料金プラン「ドコモ MAX」を使う60歳以上の利用者に対して、毎月の料金から一定額を引く割引です。NTTドコモが2026年9月25日に新プラン「ドコモ mini2」とあわせて発表し、提供開始日は2026年10月1日(木)です。
割引額は、その月に使ったデータ量で変わります。公式のキャンペーンページでは、次の3区分で案内されています。
| 月間データ利用量の目安 | 月額割引額(税込) | 備考 |
|---|---|---|
| ~28GB | 1,870円引き | ボーナスパケット27GB付与(繰り越し不可、月間最大30GBまで拡大) |
| 28GB超~30GB | 2,970円引き | 最大割引額 |
| 30GB超 | 550円引き |
NTTドコモの公表データをもとに作成
上の表でいちばん引かれるのは、28GB超から30GBまで使った月です。一方で30GBを超えると550円引きに下がります。たくさん使えば使うほど得になる割引ではない、という点が最初の勘所です。
親世代の使い方だと、月のデータ量が数GBに収まる人も多いはずです。その場合は1,870円引きの区分に入り、あわせてボーナスパケット27GBが付きます。ただしボーナスパケットは翌月に繰り越せないため、もともと使う量が少ない人にとっては使い切れない余りになります。金額の割引のほうを主な価値と見ておくのが現実的です。
適用条件は? 「利用者」の年齢が基準です
申し込みの可否は、次の4つをすべて満たすかどうかで決まります。ひとつでも外れると適用されません。
- 手続き時点で、回線の「利用者」として登録されている人が満60歳以上
- 契約者名義が個人(法人名義は対象外)
- 契約種別が5G契約(4G・Xi契約のままでは対象外)
- 料金プランが「ドコモ MAX」(eximo、irumo、ahamo、mini2などは対象外)
つまずきやすいのは1点目です。基準になるのは契約者(料金を払う名義人)ではなく、「利用者」として登録されている人の年齢です。利用者情報とは、契約者とは別の人がその回線を使う場合にドコモへ登録しておく情報のことで、My docomoから確認できます。
子どもが名義人で親が使っている回線では、ここが未登録だったり、昔の登録のまま放置されていることがあります。手続きの前に、利用者が親本人として登録されているかを見ておくと、窓口でのやり直しを防げます。
親の回線が今ahamoやirumoで、月の料金に不満がないなら、ドコモ MAXへ変える必然性は高くありません。この割引はドコモ MAXに限られるため、割引を受けるにはプラン自体を変える必要があります。3か月分の割引額と、4か月目以降の料金差を見比べてから決めれば十分です。
どの手続きで申し込めるの?
割引は自動で付くものではなく、対象の手続きとあわせて申し込みます。対象となる手続きは次の5つです。
- 新規契約ドコモで新しく回線を契約する。
- 他社からのMNP乗り換え電話番号を引き継いでドコモへ移る。
- Xiから5Gへの契約変更4G契約のままの回線を5G契約へ切り替える。
- 機種変更すでにドコモを使っている回線で端末を買い替える。
- 対象外プランからのプラン変更eximoやirumoなどからドコモ MAXへ変える。
申し込み窓口はオンライン(My docomoなど、24時間受付)と、ドコモショップやd gardenといった店頭の2通りです。親の契約を子どもが手伝う場合は、利用者情報の確認もその場でできる店頭のほうが行き違いが少なくなります。
注意したいのは5点目のプラン変更です。プラン変更そのものが対象手続きなので、ドコモ MAXへ変えるときに割引の申し込みを忘れると、その機会を逃します。プランだけ変えて後から思い出しても、また別の対象手続きが必要になります。
3か月の割引が終わると、月額はいくらになる?
ここがこの割引のいちばん大事なところです。割引は初回適用月から最大3か月間で、期間が終わると自動的に通常料金に戻ります。各種の併用割引がない場合のドコモ MAXの通常料金は、プレスリリースで次のように示されています。
- 1GB以下:月2,480円(税込2,728円)
- 1GB超~3GB:月3,480円(税込3,828円)
- 3GB超:月4,980円(税込5,478円)
一方、割引が効いている3か月間は、他の割引を重ねるとかなり下がります。「みんなドコモ割」(最大月1,210円)、「dカードお支払割」(月220〜550円)、「ドコモ光セット割」または「home 5Gセット割」(月1,210円)を最大限に併用した場合、30GBまでの利用で月780円(税込858円)程度まで下がるという試算が公式発表と報道の双方で示されています。
この858円という数字だけが記憶に残ると、4か月目の請求で驚くことになります。3か月後にいくらになるのかを、申し込みのときに親と一緒に確認しておくのが、この割引との付き合い方です。毎月3GBを超えて使う回線なら、通常料金は税込5,478円が目安になります。
ほかに気をつける点は?
同一の利用者が複数回線へ同時に適用することはできません。親と祖父母のように別の人の回線であれば、それぞれが条件を満たせば個別に対象となり得ますが、家族内で複数名分をまとめて申し込めるかは窓口で確認したほうが確実です。
若年層向けの「ドコモU29割」「ドコモU22割」とは対象者が重ならない設計ですが、規約上は若年向け割引が優先して適用される旨が記載されています。家族の回線をまとめて見直すときに混ざりやすい部分です。
もうひとつ、ドコモは2026年12月以降、eximoなど既存プランの月額を最大550円値上げする方針を別途発表しています。親のプランを見直すなら、この改定内容もあわせて見ておくと判断がぶれません。なお60歳以上割そのものの金額が12月の改定で変わるかは、公表されていません。
データ量の区分については、一部の報道で「1GB以下は1,870円引き、1GB超3GB以下は2,970円引き、3GB超は550円引き」という粒度での説明も見られます。申し込み前には公式のキャンペーンページの区分で確認してください。
よくある質問
ドコモ MAX 60歳以上割はいつから申し込めますか?
2026年10月1日(木)から提供が始まっています。申し込みはMy docomoなどのオンライン窓口(24時間受付)と、ドコモショップやd gardenなどの店頭の両方で受け付けられています。
契約者が子どもでも、親が使っていれば割引の対象になりますか?
なります。年齢の基準は契約者ではなく、その回線の「利用者」として登録されている人が満60歳以上かどうかです。ただし契約者名義は個人である必要があり、利用者情報が親本人として正しく登録されているかを手続き前に確認する必要があります。
ドコモ MAX 60歳以上割はいつまで割引されますか?
初回適用月から最大3か月間です。3か月が過ぎると自動的に通常料金に戻り、各種の併用割引がない場合は1GB以下で月2,728円、1GB超3GB以下で月3,828円、3GB超で月5,478円(いずれも税込)が目安になります。
ahamoやirumoを使っている場合も割引を受けられますか?
受けられません。対象の料金プランは「ドコモ MAX」のみで、eximo、irumo、ahamo、mini2などは対象外です。ドコモ MAXへの料金プラン変更自体が対象手続きに含まれるため、変更と同時に割引を申し込む形になります。
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