せどり年末商戦の仕入れスケジュール、逆算は何日前から?
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年末商戦の需要ピークは11月下旬から12月前半で、2026年のブラックフライデーは米国基準で11月27日(金)です。中古品を扱うなら古物商許可の標準処理期間が約40日なので仕入れ本格化の40日以上前に申請が必要で、販売側は配送繁忙期の遅延(日本郵便は年末年始期間に全国で半日程度の遅延見込みを公表)を踏まえ、出品日と発送日を通常より前倒しして組みます。
年末商戦で差がつくのは、仕入れの腕より「日付の組み方」です。仕入れ→検品→出品→発送→配達、この順番のどこか1つが遅れると、せっかく確保した在庫がピークを過ぎてから売れることになります。値下げして捌くしかなくなり、利益が薄くなるのはここです。
正直なところ、11月に入ってから慌てて動く人と、10月中に手続きを済ませた人の差は、どれだけ仕入れが上手でも埋まりません。許可の審査日数や配送業者の繁忙期は、こちらの努力では縮められないからです。だから先に決めるのは「買うもの」ではなく「期限」です。
この手順は、Amazon・メルカリなどで商品を仕入れて売る人(給与の副業として、または開業済みの個人事業として)に向けたものです。まだ1品も売ったことがない人は、最初の1品を売り切るところまでを先に通すと、年末の逆算がそのまま自分の日数で組めるようになります。その道筋も下に置いています。
年末商戦の需要ピークはいつ?
逆算の起点になるのは「買われる日」です。2026年の米国の感謝祭は11月第4木曜で、ブラックフライデーは2026年11月27日(金)にあたります。
日本のAmazon.co.jpのブラックフライデーは、2026年10月末時点で公式に日程が発表されていません。過去の開催パターンから、先行セールが11月20日(金)前後、本セールが11月23日(月・祝)前後と見込まれていますが、これは予想で確定日程ではありません。日程が出たら、ここから先の日付はすべて実日程で引き直してください。
メルカリ側では、出品者向けのキャンペーンが年末にかけて組まれる傾向があります。「超メルカリ市」第3弾が11月27日〜12月16日に開催された実績があり、毎月8日と第3日曜は販売手数料50%還元、不定期の「ハッピーアワー」(12時間限定、還元上限1,000ポイント、エントリーから1週間以内の成約が条件)もあります。還元日に売れるよう出品タイミングを寄せるのは、手数料を直接削る手になります。
「仕入れの日」から数えると必ず間に合いません。「買われる日」から引き算します。まだ1品も売っていない人は何から始める?
最初の1品は、利益より「一周する」ことが目的です。出品から入金までを自分の手で通すと、梱包にかかる時間も、持ち込み先の営業時間も、実際の日数として分かります。年末の逆算はその日数の上に組むものなので、順番としてはここが先です。
- 売る場所を1つに絞る最初はメルカリのように出品から発送まで画面の案内に沿って進められる場所を1つだけ選びます。複数を同時に始めると、どこで詰まったかが分からなくなります。
- 1品目は自宅の不要品か新品にする不要品の処分や新品の販売なら古物商許可の話は出てきません。中古品の仕入れは許可を取ってからにします。
- 小さく送れるものを選ぶ1kg以内の小物なら210〜230円の配送方法に収まります。送料が読めると、いくらで売れば手元に残るかが先に計算できます。
- 写真と説明を作って出品する傷や使用感は先に書きます。ここを省くと到着後のやり取りで時間を取られます。
- 売れたら持ち込みで発送する郵便局やコンビニなど、通勤経路にある窓口を1つ決めておきます。
- かかった日数を記録する出品から発送までに実際かかった日数が、年末の前倒し幅の土台になります。
1品通せば、同じ流れを仕入れた商品に置き換えるだけです。ここで覚えた日数が、そのまま年末の「何日前に動くか」の答えになります。
古物商許可は何日前に申請すればいい?
中古品を仕入れて販売する場合、古物営業法に基づく古物商許可(中古品を業として売買するための警察の許可)が原則として必要です。申請先は営業所を管轄する警察署で、申請手数料は19,000円です。
問題は日数です。標準処理期間は申請から40日程度と各都道府県警察の案内資料に明記されています。つまり11月下旬の需要ピークに向けて中古仕入れを本格化させるなら、40日以上前、10月中に申請を終えている必要があります。これが年末商戦で最も動かせないボトルネックです。
10月末の時点で未申請なら、中古品の仕入れを前提にした年末商戦の計画は現実的ではありません。その場合は無許可で走るのではなく、今年は新品の仕入れに絞り、許可は来年の商戦に向けて今から申請する、という切り替えが安全です。許可が要るかどうか微妙な扱いの商品があるなら、管轄の警察署に先に聞くのが早いです。
出品日と発送日はどれだけ前倒しする?
日本郵便は年末年始期間(2025年12月24日〜2026年1月4日)について、交通渋滞や船舶の計画運休などにより郵便物・ゆうパック等で全国的に半日程度の配送遅延が発生する見込みと公表し、十分な余裕を持った発送を呼びかけました。ヤマト運輸も同様に年末年始の交通集中による遅延の可能性を公表し、日数に余裕を持った発送を案内しています。
これらの公表は年末年始期間についてのものですが、11月後半のセール期からすでに荷物量は増えます。プレゼント用途の商品は「届く日」が買う理由そのものなので、到着が1日遅れると評価が落ちます。到着日から逆算して、出品も発送も前倒しで組みます。
- 届けたい日を決めるプレゼント需要なら12月中旬までの到着を目安に置きます。ここが起点です。
- 配送日数+遅延分を引く通常の配送日数に、繁忙期の遅延分を上乗せして引きます。日本郵便が公表した半日程度を踏まえ、安全側に1日多く見るのが実務的です。
- 発送作業の日を引く梱包と伝票作成の時間、持ち込み先の営業時間を確認して1日確保します。まとめ発送なら箱数に応じて増やします。
- 出品日を置く売れてから発送するので、出品は発送日より前。セール期は検索の競合が増えるため、ピークの数日前から出品を始めて露出を稼ぎます。
- 検品・撮影の日を引く状態確認と写真、説明文作成。中古は傷の記載漏れがトラブルになるのでここは削りません。
- 仕入れ日を決めるここまで引いた日付が仕入れの締切です。セール当日に仕入れるなら、その後の工程が全部間に合うか先に確かめます。
FBAに納品する場合の注意点は?
Amazonの倉庫に在庫を預けるFBA(Amazonが保管・発送を代行する仕組み)を使う場合、納品プランは早めに確定させるのが安全です。繁忙期の物流は遅延した納品を吸収しにくく、早期に準備を終えたセラーと11月に慌てて動くセラーの差が広がっているとされています。
また、Amazonは2026年1月1日付でFBAのprep(商品の梱包・保護作業)およびラベリング代行サービスを終了する方針とされ、それ以降に作成する納品はすべて事前にprep・ラベリング済みの状態で倉庫に到着させる必要があるとされています。ただしこれは米国セラー向けの情報が中心で、Amazon.co.jpの出品者に適用されるかは公表されていません。該当しそうなら、セラーセントラル(Amazon出品者用の管理画面)の案内で自分のアカウントの条件を確認してください。2026年の日本向けの納品締切日も公表されていないため、日程は公式の告知で確かめる必要があります。
送料はどこを削れる?
年末は点数が増えるので、1個あたり百数十円の差が最後の利益を左右します。確実に効くのは持ち込み割引です。
ゆうパックは郵便局またはゆうパック取扱所に持ち込むと、1個につき120円引きになります。ヤマト運輸の持込割は直営店への持ち込みで100〜150円引きです。クロネコメンバー割は10%引き(1回3,000円以上のチャージが条件)、メンバー割BIGは15%引き(1回50,000円以上のチャージが条件)で、いずれも専用電子マネーへのチャージが前提になります。
なお、ゆうパックスマホ割の割引額が200円に拡大するキャンペーンは2026年2月24日〜3月31日の時限実施でした。11月時点で同じ条件が続いているかは公表されていないため、使う前に現在の割引額を確認してください。
小物を扱うなら、そもそもサイズの小さい配送方法に収めるのが効きます。メルカリの主な配送方法と上限は次のとおりです。
| 配送方法 | サイズ上限 | 重量上限 | 送料(税込) |
|---|---|---|---|
| ネコポス(らくらくメルカリ便) | 縦31.2cm×横22.8cm×厚さ3cm | 1kgまで | 210円 |
| ゆうパケット(ゆうゆうメルカリ便) | 34cm×23cm×厚さ3cm | 1kgまで | 230円 |
| ゆうパケットポスト | 3辺合計60cm以内・長辺34cm以内(専用箱厚さ3cm) | 2kgまで | 215円 |
メルカリの公表データをもとに作成(料金・サイズは2026年10月時点)
上の3つはいずれも1〜2kgまでの小型便で、送料は210〜230円の範囲に収まります。仕入れの段階で「これはこの枠の寸法に収まるか」を見ておくと、売れたあとに箱を変えて送料が倍になる事故を防げます。緩衝材の厚みも含めて測るのがコツです。
削るだけでなく、上に伸ばせる余地もあります。還元日(毎月8日・第3日曜)に成約すれば販売手数料の半分がポイントで戻り、ハッピーアワーなら1回で最大1,000ポイントまで還元されます。持ち込み割引の120円と合わせれば、同じ商品を同じ値段で売っても手残りはその分だけ増えます。出品のタイミングを還元日に寄せるだけで積み上がる部分なので、年末の点数が多い時期ほど効きます。
- 小型便の寸法と重量の枠に収まる梱包にできるか(収まらないなら送料は別計算)
- 持ち込み割引が使える発送方法か、持ち込み先が通勤経路にあるか
- 手数料還元日(毎月8日・第3日曜)に売れるタイミングで出品できるか
- ピーク後に売れ残った場合、値下げしても利益が残る仕入れ値か
年末に仕入れを増やすと税金はどうなる?
ここは働き方で線が分かれます。給与所得が年2,000万円以下の会社員が副業でせどりをする場合、給与以外の所得(売上−必要経費)が年間20万円を超えると確定申告が必要です。本業(個人事業主等)としてせどりをしている場合は、年間所得48万円超で確定申告が必要になります。不要品の処分だけの人はこの話に含まれません。
必要経費には仕入れ代金・梱包材料費・送料・販売手数料などが含まれます。つまり年末に送料や資材を使った分も経費として計上できるので、レシートは捨てずに残します。
気をつけたいのは、年末に仕入れを集中させたときの年度の扱いです。12月に大量に仕入れて年明けに発送するようなケースでは、在庫と売上がどの年の所得になるかで計算が変わります。判断が怪しいと感じたら、申告前に税理士に確認するのが確実です。
日付を先に置くと、仕入れの判断も速くなります。「このセール品は、残り日数で売り切れる形か」という一本の基準で見られるようになるからです。まずは手帳に「届けたい日」を1つ書いて、そこから引き算してみるところからで十分です。
よくある質問
2026年のAmazon.co.jpブラックフライデーはいつ開催されますか?
2026年10月末時点で、Amazon.co.jpのブラックフライデーの日程は公式に発表されていません。過去の開催パターンから先行セールが11月20日前後、本セールが11月23日前後と見込まれていますが予想であり、確定日程はAmazonの公式告知で確認する必要があります。なお米国のブラックフライデーは感謝祭翌日で、2026年は11月27日(金)にあたります。
せどりに古物商許可は必要ですか。取得までどれくらいかかりますか?
中古品を仕入れて販売する場合、古物営業法に基づく古物商許可が原則として必要です。申請先は営業所を管轄する警察署で、申請手数料は19,000円、標準処理期間は申請から40日程度と各都道府県警察の案内資料に示されています。11月下旬の需要ピークに向けて中古仕入れを本格化させるなら、40日以上前の10月中に申請を済ませておく必要があります。
年末商戦の発送はどれくらい余裕を見るべきですか?
日本郵便は年末年始期間(2025年12月24日〜2026年1月4日)について、交通渋滞や船舶の計画運休等により郵便物・ゆうパック等で全国的に半日程度の配送遅延が発生する見込みと公表し、余裕を持った発送を呼びかけています。ヤマト運輸も年末年始の交通集中による遅延の可能性を公表しています。プレゼント需要の商品は到着日が購入理由になるため、通常の配送日数に遅延分を上乗せし、到着日から逆算して発送日と出品日を前倒しします。
会社員が副業でせどりをすると確定申告は必要ですか?
給与所得が年2,000万円以下の会社員の場合、給与以外の所得(売上から必要経費を差し引いた額)が年間20万円を超えると確定申告が必要です。必要経費には仕入れ代金・梱包材料費・送料・販売手数料などが含まれます。個人事業主等として本業でせどりを行う場合は、年間所得48万円超で申告が必要になります。
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