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LinkedInプロフィール更新、スカウトが届く7つの手順

2026年9月15日|いろは堂キャリア編集部
室内でスーツ姿の男性1人がノートPCに向かい真剣な表情で作業している

画像出典: ぱくたそ

この記事の要点
LinkedInで採用担当者に見つかるかどうかは、ヘッドライン・About・職歴・スキルの4か所が埋まっているかでほぼ決まります。プロフィールは項目を追加するほど検索結果に出やすくなるとLinkedIn公式が説明しており、まず写真とヘッドラインから30分で手を入れるのが現実的です。年内入社を狙うなら9〜10月中、1月入社なら10〜11月中に整えておくと、選考の時間が確保できます。
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数年前に登録したきり。ログインもしてないし、今さら何を書けばいいのか…

LinkedInのプロフィールは、一度作って放置されがちです。前職の肩書のまま、写真は証明写真の使い回し、スキル欄は空白。そういう状態のアカウントは、実はかなり多くあります。

ただ、採用担当者がLinkedInで候補者を探すとき、見ているのは限られた場所です。ヘッドライン・About・職歴・スキルの4か所を埋めるだけで、検索に引っかかる確率は変わります。ゼロから作り直す必要はありません。

10月は多くの企業で上期から下期へ切り替わる時期で、期初の予算を使った中途採用が動き出します。整えるなら、今が手をつけやすいタイミングです。

なぜ今の時期にプロフィールを整えるのか?

3月決算の企業では、10月が上期から下期への切り替わりにあたります。上期の業績を見て下期の予算・人員計画が組み直され、確保した枠で中途採用に動く企業が増える時期です。求職者側も4〜9月で仕事に区切りをつけて動き出すため、企業と求職者のタイミングが重なります。

求人そのものの量も増えています。doda転職求人倍率は求人数を転職希望者数で割った指標で、直近では求人数が前年同月比+17.2%まで伸びています。

時期求人倍率前月/前期差
2025年第4四半期(1〜3月)平均2.45倍-
2026年3月2.39倍-0.01ポイント
2026年第1四半期(4〜6月)平均2.46倍-
2026年6月2.55倍+0.11ポイント
2026年7月2.71倍+0.16ポイント

パーソルキャリア株式会社(doda)の公表データをもとに作成

上の表のとおり、2026年3月の2.39倍から7月の2.71倍(前月差+0.16ポイント)まで、倍率は上昇基調です(2026年8月分は未公開のため、7月分が最新の公表値になります)。求人が増えるということは、採用担当者が候補者を探す動きも増えるということです。

「年内入社」と「1月入社」で逆算する

スカウトを受け取ってから入社までには、選考・内定・退職交渉の時間が要ります。狙う入社時期によって、プロフィールを整えるべき締め切りが変わります。

  1. 年内(12月)入社を狙う場合9〜10月中にプロフィールを整え、10月中には応募・スカウト返信が動いている状態にします。12月の賞与を受け取ってから辞めるなら、支給日と在籍条件を就業規則で先に確認しておきます。
  2. 1月入社を狙う場合10〜11月中に整えれば間に合います。12月賞与を受け取り、12月中に退職を申し出て、年末年始の引き継ぎを経て1月入社という流れです。退職の申し出期限(就業規則で1〜2か月前が多い)から逆算してください。
賞与の条件は会社によって違います

「支給日に在籍していること」を条件にしている会社は珍しくありません。退職日を決める前に、自分の就業規則の賞与規定と、雇用契約書の退職申し出期限の2か所を確認してください。人事に聞くなら「賞与の支給日在籍要件はありますか」「退職の申し出は何日前までですか」という2問で足ります。

採用担当者はプロフィールのどこを見ているのか?

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全部きれいに書き直さないとダメってことですか?

全項目を完璧にする必要はありません。LinkedIn公式は、プロフィールのおすすめセクションに情報を追加するたびに「プロフィールレベルスコア」(プロフィールの完成度を示す指標)が上がり、検索結果での露出や検索での出現率が高まると説明しています。つまり、埋まっている項目が増えるほど有利という設計です。

また公式ヘルプでは、関連スキルを掲載すると採用担当者に能力をアピールでき、スキルが推薦(エンドースメント=同僚などが「この人はこのスキルがある」と裏づける機能)されると関連する仕事の機会で見つけてもらいやすくなる、と説明されています。職歴を最新の状態に保つことで、より関連性の高い検索結果に表示されやすくなるとも書かれています。

海外の求職支援メディアでは、ヘッドライン(見出し)と現職欄が検索順位に大きな比重を占め、About欄もキーワードとしてインデックスされやすいという見立ても示されています。これは公式発表ではないため断定はできませんが、公式が言う「職歴の最新化」「スキルの掲載」と方向は一致しています。

まず手をつける4か所
  • ヘッドライン(名前の下の1行)
  • About(概要)
  • 職歴の直近の1件
  • スキル欄

30分で終わるプロフィール更新7手順

白いTシャツを着た若い男性が笑顔でカメラを向いているポートレート写真
プロフィール写真は顔がはっきり見える明るいものを(出典: Pexels

上の写真のように、顔がはっきり写っていて表情が見えるものが基本です。ここから順番に手を入れていきます。

  1. 写真とバナーを差し替えるプロフィール写真の推奨サイズは400×400px以上(上限7680×4320px)、形式はPNGまたはJPG。背景バナーは1584×396pxが推奨です。写真はスマホで明るい場所で撮ったもので十分です。
  2. ヘッドラインを書き直す現職の肩書だけで終わらせず、何ができる人かを足します。例:「営業(法人向けSaaS)|インサイドセールス立ち上げ・チームマネジメント」。検索で使われそうな言葉をそのまま入れるのがコツです。
  3. About欄を5〜6行書く一人称で、冒頭に「誰にどう貢献できるか」を置きます。例:「BtoBのSaaS営業を7年。新規開拓から既存深耕まで一通り経験し、直近は5名のチームを見ています。」経歴の羅列ではなく、読んだ人が依頼内容を思い浮かべられる形にします。
  4. 直近の職歴を最新化する今の会社・役割が古いままなら、まずそこを直します。役割と、担当した範囲(扱った製品、対象顧客、チーム規模など)を2〜3行で。
  5. スキルを10〜15個入れる職歴やAbout欄に書いた言葉と揃えます。ばらばらの表記(「マネジメント」と「チーム管理」)を混ぜず、同じ語で通してください。
  6. エンドースメントを頼む親しい同僚や元同僚に、スキルの推薦をお願いします。「LinkedInを整えていて、◯◯のスキルに推薦をもらえると助かります」の一言で十分です。自分からも相手のスキルを推薦しておくと頼みやすくなります。
  7. Open to Workを「採用担当者のみ」で設定する求職中であることを示す機能です。公開範囲を「採用担当者のみ」にすれば、在職中でも周囲に知られずに設定できます。ただし、設定するだけでヘッドラインやAboutが空のままでは成果につながりにくいという指摘があり、1〜6を終えてから有効にするのが順番として自然です。

更新のあとにやっておくこと

長期間まったく動いていないプロフィールは、露出が相対的に下がる傾向があると指摘されています(LinkedIn公式の発表ではなく、実務者の見立てです)。週に1回、業界の記事に短くコメントする程度でも「動いている」状態にはなります。毎日投稿する必要はありません。

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全部書き直すのかと思ってたけど、4か所からでいいなら今日できそう

AI活用の経験は書いておく価値があるか?

doda が2026年2月に公表した調査では、従業員数501名以上でAIツールを導入・活用している企業の7割超が、中途採用で求める人材像が「大きく変わった」「一部変わった」と回答しています。とくに「AI活用を前提に業務を進められる人材」への需要が強いとされています。

資格や開発経験でなくてもかまいません。日常業務でAIツールをどう使っているかを、具体的な業務名とセットで1行書いておくと、それ自体が検索される語になります。例:「議事録作成と提案書の下書きに生成AIを使い、作成時間を半分に」。数字は自分が実際に測った範囲で書いてください。

そもそも日本でLinkedInは使われているのか?

LinkedInの国内メンバー数は、2025年12月時点で500万人を突破しました(2026年2月発表)。会員構成はミレニアル世代が約50%、Z世代が約30%です。かつてはIT・外資・コンサル中心でしたが、現在は国内大手メーカー・金融・自治体・公務員まで広がっています。世界の会員数は2026年6月時点で14億人です。

「外資向けの人が使うもの」という印象で放置していたなら、前提が変わっています。国内企業の採用担当者が探しに来る場所になりつつある、というのが現状です。

向いていないケースもあります

今の会社の同僚・上司とLinkedInで繋がっている場合、プロフィールを大きく書き換えると「転職するのでは」と受け取られることがあります。気になるなら、設定で「プロフィールの変更をネットワークに通知する」をオフにしてから編集してください。また、LinkedInだけで転職先が決まるわけではありません。転職エージェントや求人サイトと並行して使うものと考えたほうが現実的です。

更新した後、スカウトはすぐ届くのか?

翌日に届くものではありません。採用担当者が検索して、条件に合う人を見つけて、メッセージを書く。そのサイクルには時間がかかります。整えてから数週間単位で見てください。

だからこそ、入社時期から逆算する意味があります。1月入社を考えているなら、11月中に整っていれば12月のやり取りに間に合います。年内入社なら10月が実質の締め切りです。

更新後の確認リスト
  • ヘッドラインに肩書以外の言葉が入っているか
  • About欄の1行目で「何ができる人か」が伝わるか
  • 直近の職歴の期間・役割が今のものになっているか
  • スキルが10個以上入っているか
  • Open to Workの公開範囲が「採用担当者のみ」になっているか
  • 就業規則の賞与支給日在籍要件と退職申し出期限を確認したか

よくある質問

LinkedInのプロフィール写真は何ピクセルで用意すればいいですか?

LinkedIn公式が案内している推奨サイズは400×400px〜7680×4320px、ファイル形式はPNGまたはJPGです。背景(バナー)画像の推奨サイズは1584×396pxです。スマホで明るい場所で撮影した写真をトリミングすれば、この条件は満たせます。

在職中でも転職意思を周囲に知られずにLinkedInを使えますか?

「Open to Work」機能は公開範囲を「採用担当者のみ」に設定でき、この設定なら在職中でも周囲に知られずに求職中であることを示せます。あわせて、設定画面でプロフィール変更のネットワーク通知をオフにしておくと、編集内容が同僚のフィードに流れるのを防げます。

プロフィールを更新すると検索に出やすくなるのはなぜですか?

LinkedIn公式ヘルプによると、プロフィールのおすすめセクションに情報を追加するたびにプロフィールレベルスコア(完成度)が上がり、検索結果への露出とプロフィール検索での出現率が高まります。また職歴を最新の状態に保つことで、より関連性の高い検索結果に表示されやすくなるとされています。

1月入社を目指す場合、いつまでにプロフィールを整えるべきですか?

10〜11月中に整えておくのが現実的です。スカウトや応募から選考・内定までに数週間かかり、12月の賞与を受け取ってから退職を申し出て、年末年始に引き継ぎをする流れになるためです。退職の申し出期限は就業規則で1〜2か月前と定められていることが多いので、自分の規定を先に確認してください。

※記事で使用した内容・数値は変更される場合があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。