いろは堂キャリア

職務経歴書に「書くことがない」は、たぶん勘違い

2026年7月17日|いろは堂キャリア編集部
😔
ずっと保守運用だから、職務経歴書に書けるような実績がないんだよな…

この台詞、本当によく聞きます。そして経験上、だいたい勘違いです。

「書くことがない」の正体は、実績がないことではなく、自分の仕事を「当たり前」だと思って数えていないこと。毎日やっていることほど、価値として認識しづらいのです。

「地味な仕事」は、外から見ると強みになる

たとえば「レガシーシステムの保守を3年」。本人にとっては退屈な日々でも、採用側から見れば「既存コードを読み解いて、壊さずに直せる人」です。これは新規開発しかやったことのない人には出せない価値です。

障害対応、リリース作業の改善、後輩からの質問対応、ドキュメント整備——ぜんぶ「書けること」です。派手な0→1の実績だけが職務経歴書の材料ではありません。

棚卸しは3ステップでやる

  1. やったことを全部、箇条書きにするきれいな文章にしなくてOK。担当システム、使った技術、直した障害、改善した作業。思い出せる粒度でとにかく出します。
  2. それぞれに「数字」と「工夫」を足す「何件・何人・何時間→何時間」。数字がないものは「どう工夫したか」を一言添える。「リリース作業を手順書化して属人化を解消」だけでも立派です。
  3. 読み手が知りたい順に並べ替える応募先が求める経験に近いものを上へ。同じ経歴でも、並び順で印象は大きく変わります。
箇条書きのネタ帳(思い出す取っかかり)
  • 担当したシステム・規模・使用技術(バージョンまで)
  • 障害・トラブルで自分が動いたこと
  • 「前より楽になった」作業(自動化・手順化・ツール導入)
  • レビュー・教育・ドキュメントなど、コード以外の貢献

ひとりで悩むより、プロに見てもらうのが早い

正直なところ、職務経歴書は自分ひとりで仕上げようとしないほうがいい書類です。自分の強みは自分では見えにくく、他人に聞かれて初めて言語化できることが多いからです。

転職エージェントの無料面談では、経歴のヒアリングと書類添削までやってもらえます。エンジニアの話が通じる特化型エージェントなら、技術的な文脈も汲んでくれます。「書くことがない」と思っている人ほど、一度プロと話してみると発見があるはずです。