音声入力とショートカット、声だけでどこまで書ける?
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スマホの文字入力の負担は、音声入力と定型文・ショートカットの組み合わせでかなり減らせます。AndroidはGboardのマイクアイコンから、iPhoneはSiriと「ショートカット」アプリから始められ、句読点・改行・絵文字まで声だけで入れられます。声を出せない場所では、Siriにタイプ入力させる設定や登録済みの定型文で代替できます。
暑さが残る時期は、指先を細かく動かす作業がいちばん後回しになりがちです。既読だけつけて放置したメッセージが溜まっていく、という状態は珍しくありません。
ただ、スマホの入力手段はキーボードだけではありません。声で打つ、あらかじめ登録した文を呼び出す、複数の操作をひとまとめにする——この3つを設定しておくと、指を動かす回数そのものを減らせます。どれも標準機能で、追加のアプリは要りません。
音声入力はどこまで声だけで完結する?
「音声入力=文章の本体だけ吹き込んで、句読点はあとから手で直すもの」と思っていると、途中で結局キーボードを触ることになります。実際は、記号や改行も声で指示できます。
Googleの公式ヘルプによると、Gboardの音声入力では句読点や疑問符などの記号、改行、さらに「ハート」「ありがとう」といった絵文字まで音声だけで入力できます。言語切り替え機能もあり、日本語と英語が混ざる文章もそのまま話せます。
- 句読点・疑問符などの記号
- 改行
- 絵文字(「ハート」などの呼び名で指定)
- 複数言語の混在(言語切り替え機能を使用)
つまり、短い返信であれば最初から最後まで指を使わずに終わらせられます。長文でも、手直しが必要なのは固有名詞くらいに減ります。
Androidで音声入力を始める手順は?
Gboard(Androidの標準キーボード)を使っている場合、特別な準備なしにすぐ使えます。
- 入力欄をタップメッセージアプリやメモなど、文字を入れたい欄をタップしてキーボードを出します。
- マイクアイコンをタップキーボード上部にあるマイクのアイコンを押します。
- 「お話しください」が出たら話すこの表示が出てから話しかけると、そのまま文字になります。GmailやKeepなど対応アプリで利用できます。
Gboardは150以上の言語に対応していますが、一部の言語は音声入力に対応していません。また、機能によってはAndroid 7.0以降が必要です。マイクアイコンが見当たらない場合は、キーボードの種類とOSのバージョンを確認してみてください。
声を出せない場所ではどうする?
声を出せない場面のほうが多い、という人にはiPhoneの「Siriにタイプ入力」が向いています。「設定」→「アクセシビリティ」→「Siri」→「Siriにタイプ入力」をオンにすると、サイドボタン(機種によってはホームボタン)を長押ししたときにSiriが起動すると同時にキーボードが表示されます。声を出さずに、タイプ入力でSiriへ依頼できる状態になります。
音声入力そのものは使えませんが、アプリを探して開いてから操作する、という手数を丸ごと省けるのがこの設定の利点です。ボタン長押しから直接、メモの作成やメッセージ送信に入れます。
同じ文を何度も打っているなら定型文が効く
「今から帰ります」「了解しました、確認します」のように、毎回ほぼ同じ内容を打っている文はありませんか。こうした文章は定型文として登録しておくと、毎回の入力そのものが不要になります。メールやメモアプリと組み合わせ、Siri経由で直接入力する運用も可能です。
登録の候補を選ぶコツは、「頭を使わずに打っている文」から拾うことです。内容を考えながら書く文章は音声入力向き、考えずに打っている文章は定型文向き、と役割を分けると迷いません。
ショートカットで「一連の操作」をまとめるには
iPhoneの「ショートカット」アプリを使うと、複数の操作をまとめて自動実行するショートカットを作れます。作成したショートカットは、そのタイトルをSiriに話しかけるだけで一括実行できます。
たとえば「メッセージを送る」だけでも、通常はアプリを開く・相手を選ぶ・文を打つ・送信する、という4段階を踏みます。これをひとつのショートカットにまとめておけば、タイトルを呼ぶだけで済みます。定型作業(メッセージ送信、メモ作成など)ほど効果が大きい機能です。
| やり方 | 向いている場面 |
|---|---|
| 音声入力 | 内容がその都度変わる文章を、指を使わず書きたいとき |
| 定型文 | ほぼ同じ文を繰り返し送っているとき |
| ショートカット | アプリを開く〜送信までの手順が毎回同じとき |
どこから手をつければいい?
3つ全部を一度に整えようとすると、それ自体が面倒な作業になります。負担が減る実感が早いのは、いま自分がいちばん多く打っているものから着手する順番です。
この1週間で自分がスマホに打ち込んだ文章を思い出して、いちばん量が多かった種類のものを1つだけ選んでください。選んだ1つに対応する設定だけを、今日のうちに済ませるのが現実的な進め方です。残りの2つは、最初の1つが習慣になってから足せば間に合います。
周囲が騒がしい場所や、固有名詞・専門用語が多い文章では、音声入力の修正作業がかえって手間になることがあります。また、内容を人に聞かれたくない場面での音声入力は避けたほうが無難です。こうした場面では、キーボード入力や登録済みの定型文のほうが早く済みます。
設定項目の名称や配置は、機種・OSのバージョンによって異なる場合があります。手順どおりの場所に見当たらないときは、設定内の検索から項目名で探してみてください。
入力の手間を減らす設定は、体調が万全でない時期ほど効いてきます。全部を完璧に整える必要はなく、いちばん打つ回数が多いものをひとつ楽にするだけで十分です。まずは、次に返信するメッセージで一度だけマイクを押してみるところからで構いません。
よくある質問
音声入力で句読点や改行は入れられますか?
Gboardの音声入力では、句読点や疑問符などの記号、改行、さらに絵文字も音声だけで入力できます。絵文字は「ハート」「ありがとう」といった呼び名で指定します。
Androidで音声入力を使う手順は?
文字を入力したい欄をタップしてキーボードを表示し、キーボード上部のマイクアイコンをタップします。「お話しください」と表示されてから話しかけると、話した内容が文字として入力されます。GmailやKeepなどの対応アプリで利用できます。
声を出せない場所でもSiriを使えますか?
使えます。「設定」→「アクセシビリティ」→「Siri」→「Siriにタイプ入力」をオンにすると、サイドボタン(またはホームボタン)長押しでSiriの起動と同時にキーボードが表示され、声を出さずタイプ入力で依頼できます。
iPhoneのショートカットはどうやって呼び出しますか?
「ショートカット」アプリで作成したショートカットは、そのタイトルをSiriに話しかけることで一括実行できます。メッセージ送信やメモ作成など、毎回同じ手順を踏む定型作業に向いています。
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