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マイナンバーカード対応機種とは?NFCでは分からない

2026年8月17日|いろは堂テック編集部
Galaxy Z Fold8 Ultra|Fold8|Flip8 発売告知ビジュアル

画像出典: Samsung Newsroom 日本

この記事の要点
マイナンバーカードの電子証明書をスマホに搭載できるかどうかは、NFC(かざして通信する機能)の有無では判断できません。設定アプリで型番を調べ、マイナポータル公式サイトの対応機種一覧で照合するのが確実です。対応機種の一覧は更新が続くため、確認は利用する時点の最新版で行います。
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スマホにマイナンバーカードを入れられるって聞いたけど、うちの機種でもできるのかな。NFCは付いてるはずだけど…

「NFC搭載かどうか」では対応の判断ができません。NFC(Near Field Communication/カードや端末をかざすだけで近距離の通信ができる機能)は交通系ICカードなどでおなじみですが、ここが最初のつまずきどころです。マイナンバーカードまわりには似て非なる2つの機能があり、混ざりやすいのです。

ひとつは、手元のプラスチックのカードをスマホにかざして読み取る機能。確定申告やマイナポータルへのログインのたびに、カードを財布から出してかざすやり方です。

もうひとつが今回の主題である「スマホ用電子証明書搭載サービス」。カードの中身にあたる電子証明書をスマホ本体へ登録してしまう仕組みで、一度入れてしまえばカードを持ち歩かなくても手続きができます。こちらは対応機種が限られており、両者の範囲は一致しません。だから型番まで見る必要があるわけです。

そもそもスマホに入るのは「カード」ではなく何?

登録されるのは、カードそのものではなく電子証明書です。電子証明書とは、手続きの相手に「これをしているのは確かに本人です」と示すための、デジタルの身分証明にあたるデータのこと。マイナンバーカードのICチップに入っているのがこれです。

イメージとしては、家の鍵を1本増やして持ち歩くのに近い感覚です。実物のカードは家に置いたまま、スマホという鍵で同じ扉を開けられるようになる、という位置づけです。

対応しているかどうかは、OSの種類や世代ではなく、機種ごとに公式の一覧で決まっています。だから「新しい機種だから大丈夫だろう」という推測は当てになりません。

2つの機能は何がどう違う?

混乱のもとになりやすいので、先に整理しておきます。同じ「マイナンバーカードをスマホで使う」でも、できることと必要な条件が別物です。

カードを読み取る電子証明書を搭載する
カードの携帯手続きのたびに必要登録後は不要
必要な端末NFC搭載機公式一覧に載っている機種
判断のしかたNFCの有無で判断できる型番を一覧で照合する

右の列が今回の主題です。左の条件を満たしていても右で非対応、ということが起こります。この一点さえ押さえておけば、以降の確認作業で迷うことはありません。

自分の機種が対応しているか、どう確かめる?

確認は型番を起点に進めます。同じシリーズ名でも中身の異なるモデルが並存することがあり、商品名だけでは判断がつかないからです。

  1. 設定アプリを開くホーム画面から「設定」を開きます。
  2. 「デバイス情報」を探す機種によっては「端末情報」「デバイスについて」といった名称です。一覧の下のほうにあることが多い項目です。
  3. モデル名・型番を控える「モデル番号」の欄に並ぶ英数字が型番です。長いのでメモしておくか、スクリーンショットを撮っておくと後が楽になります。
  4. 公式の対応機種一覧で検索するマイナポータルの案内ページで、控えた機種名・型番を探します。「スマホ用電子証明書」の対応欄を見るのがポイントです。
NFC対応=搭載可、ではありません

冒頭でも触れたとおり、NFCの有無で判断すると誤ります。「カードを読み取れる機種」と「電子証明書を搭載できる機種」は範囲が別で、前者に該当していても後者では非対応というケースがあります。少し手間でも、型番で一覧を確認するのが確実です。

なお対応機種の一覧は更新が続いています。以前に調べて非対応だった機種が後から追加されている可能性もあるため、最終的な可否は必ずマイナポータル公式サイトの最新の一覧で確かめてください。

登録の前に用意しておくものは?

手順に入ってから足りないものに気づくと、暗証番号を探しに行くところからやり直しになります。先に手元を揃えておきましょう。

始める前のチェックリスト
  • OSとセキュリティパッチが最新の状態であること(設定→デバイス情報で確認できます)
  • 有効な電子証明書が搭載されたマイナンバーカード本体
  • カード交付時に設定した暗証番号の控え
  • スマホ用に新しく設定する暗証番号を決めておく

引っかかりやすいのが暗証番号です。手続きの画面ごとにどの番号を求められるかが変わるため、思い込みで入力してはじかれることがあります。交付時に受け取った控えが手元にあるか、先に確かめておくと安心です。

実際にスマホへ搭載する手順は?

準備ができたら、あとは画面の案内どおりに進むだけです。

  1. マイナポータルアプリを起動する未インストールならストアから入れておきます。
  2. スマホ用電子証明書の申請メニューを選ぶアプリ内の申請メニューから進みます。
  3. カードをスマホの背面にかざす実物のマイナンバーカードを、スマホ背面のNFC読み取り位置に当てます。読み取り位置は機種によって背面の上部だったり中央だったりするので、反応しないときは当てる場所をずらしてみてください。
  4. 画面に指示された暗証番号を入力する入力欄の上に表示された名称をよく読み、対応する暗証番号を入力します。
  5. スマホ用の新しい暗証番号を設定する今後スマホで手続きするときに使う番号です。カードの暗証番号とは別に設定します。
  6. 申請完了ここまでで登録は終わりです。
暗証番号の入力画面は毎回名称を確認してください

画面に応じて求められる暗証番号は変わります。入力欄の上に書かれた名称をそのつど読んでから入力する習慣をつけてください。誤入力が続いたときの扱いは公式の案内に従うのが確実なので、不安があれば入力前にマイナポータル公式サイトの注意事項を確認しておくと安心です。

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思ったより短いんだね

作業そのものは画面の案内に沿って進むだけです。時間を取られるとすれば、暗証番号の控えを探す場面か、対応機種かどうかを調べる場面のどちらかです。だからこそ、着手前の確認に手をかけておく価値があります。

買い替えを考えている場合、何を見ておけばいい?

いま使っている機種が非対応で、買い替えのついでに対応させたいという場合、見るべきなのはカタログの「NFC対応」表記ではありません。候補の型番が公式の対応機種一覧に載っているか、その一点です。

また、発売直後の新機種は一覧への追加が発売と前後することがあります。購入時点で一覧に無くても「今後も非対応」とは限りませんが、必ず使いたいのであれば、一覧に載っていることを確かめてから決めるのが確実です。

対応機種かどうかを型番で確かめる、暗証番号は画面の表示を読んでから入力する。この2つを押さえておけば、つまずくところはほとんどありません。急ぐ必要のある手続きでもないので、手元のカードと暗証番号の控えが揃ったタイミングで試してみてください。

よくある質問

NFC対応のスマホなら、マイナンバーカードを搭載できますか?

できるとは限りません。実物のカードをかざして読み取れる機種と、電子証明書自体を本体に搭載できる機種は対応範囲が異なります。NFC(かざして近距離通信をする機能)の有無ではなく、設定アプリで確認した型番をマイナポータル公式の対応機種一覧で検索して判断してください。

発売されたばかりの新機種は対応していますか?

対応機種の一覧は随時更新されているため、購入・利用の時点でマイナポータル公式サイトの一覧を確認するのが確実です。確認の際は商品名ではなく、設定アプリの「デバイス情報」で表示される型番で照合してください。

自分のスマホの型番はどこで確認できますか?

設定アプリの「デバイス情報」(機種により「端末情報」「デバイスについて」)を開き、「モデル番号」の欄に表示される英数字が型番です。長い文字列になるため、メモを取るかスクリーンショットを撮っておくと、公式一覧で照合するときに確認しやすくなります。

スマホへの搭載に必要な暗証番号はどれですか?

入力画面に表示された名称を毎回確認し、それに対応する番号を入力してください。求められる番号は画面ごとに変わるため、思い込みで入力しないことが大切です。誤入力が続いたときの扱いはマイナポータル公式サイトの案内で確認できます。登録の途中では、スマホ用に使う新しい暗証番号も別途設定します。

※記事で使用した内容・数値は変更される場合があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。