Fold8・Ultra・Flip8 どれが買い?価格差と性能まとめ
画像出典: Samsung Newsroom UK
2026年8月7日発売のGalaxy Z Fold8シリーズ3機種は、用途別にほぼ答えが決まる。200MPカメラと8インチ最大画面が必要ならFold8 Ultra(Samsung公式256GBで296,780円〜)、軽さと横長ワイド画面でマルチタスクを重視するならFold8(同269,880円〜)、コンパクトさと手頃な価格を求めるならFlip8(同192,680円〜)。Fold8 UltraとFold8はSnapdragon 8 Elite Gen 5を搭載(Flip8の日本版チップは執筆時点未公表)。全機種Android 17・IP48防水(水没への連続保護を規定する等級8)・7回OSアップデート保証は共通。
Galaxy Z Fold8シリーズが2026年7月22日に発表され、8月7日に一斉発売されました。価格はSamsung公式で192,680円〜386,780円とかなりの開きがあります。3機種は形も用途もまったく異なるため、自分の使い方を先に整理すると、選択肢はほぼ1つに絞れます。スペックを確認してから決めても遅くありません。
3機種のスペックを一覧で確認
| 項目 | Fold8 Ultra | Fold8 | Flip8 |
|---|---|---|---|
| フォルム | 縦長ブック型(従来型) | 横長ワイド型(新設計) | 縦折りクラムシェル型 |
| メインディスプレイ | 約8.0インチ AMOLED 120Hz | 約7.6インチ AMOLED 120Hz(4:3) | 約6.9インチ AMOLED 120Hz |
| カバーディスプレイ | 約6.5インチ | 約5.5インチ | 約4.1インチ FlexWindow |
| チップセット | Snapdragon 8 Elite Gen 5 | Snapdragon 8 Elite Gen 5 | SD 8 Elite Gen 5 / Exynos 2600(地域別) |
| RAM | 12GB / 16GB(1TBモデル) | 12GB / 16GB(1TBモデル) | 12GB |
| ストレージ | 256GB / 512GB / 1TB | 256GB / 512GB / 1TB | 256GB / 512GB |
| 広角カメラ | 200MP f/1.7 | 50MP f/1.8 | 50MP f/1.8 |
| 超広角カメラ | 50MP f/1.9 | 50MP f/1.9 | 12MP f/2.2 |
| 望遠カメラ | 10MP 光学3倍 f/2.4 | なし | なし |
| 8K動画 | 対応(@30fps) | 対応(@30fps) | 非対応(4K@60fps まで) |
| バッテリー | 5000mAh | 4800mAh | 4300mAh |
| 有線充電 | 45W(30分で67%) | 45W(30分で63%) | 25W(30分で55%) |
| ワイヤレス充電 | 20W(Qi2.2) | 20W | 15W |
| 重量 | 215g | 201g(Fold最軽量) | 180g |
| 厚さ(展開時) | 4.1mm(Fold史上最薄) | 4.5mm | 6.1mm |
| 防水・防塵 | IP48 | IP48 | IP48 |
GSMArena(各スペックページ)+ Samsung Mobile Pressの公表データをもとに作成。Flip8のチップセットは地域により異なり、日本版の搭載チップは執筆時点で未公表。
OS(Android 17 / One UI 9)・OSアップデート保証(7回メジャー)は3機種で共通です。防水性能はいずれもIP48で、防水等級「8」はIP67(等級7)より高い保護水準であり、防塵は1mm以上の固形物を防ぐ等級「4」の規格です。3機種の違いはフォルム・カメラ・バッテリー・重量に集中しています。
Fold8 Ultraを選ぶべき人は?

Fold8 Ultraはシリーズ最上位。展開時の厚さが4.1mmでZ Foldシリーズ史上最薄を実現しながら、最大約8.0インチのメイン画面を持ちます。カメラは200MPの広角に光学3倍望遠を加えた3眼構成で、写真・動画で妥協したくないならFold8 Ultraが唯一の選択肢です。8K@30fpsの動画撮影にも対応しています。
AI機能では「Gemini Notebook(会議の写真や資料を自動集約し、サマリー・スライド・ポッドキャスト形式に変換する機能)」を搭載。Now Nudge(通知やキーボードの入力内容をAIが読み取り、別アプリに切り替えなくてもその場で予定確認・返信候補・翻訳などを提案する機能)もあり、仕事でヘビーに活用する人に向いています。
- 高倍率望遠(光学3倍)と200MPカメラが必要
- 約8.0インチの最大画面で動画・マルチタスクを使い倒したい
- Gemini Notebookなど最上位のAI機能が欲しい
- Samsung公式で約30〜39万円の予算が出せる
Fold8(横長ワイドタイプ)を選ぶべき人は?

Fold8はシリーズ最大の変革点を持つモデルです。展開すると4:3比率の横長ワイドスクリーン(約7.6インチ)になる新しいフォルムを採用しており、動画視聴・ウェブ閲覧・マルチタスクで広い画面が活きます。重量201gはZ Foldシリーズ最軽量で、チップセットはFold8 Ultraと同一のSnapdragon 8 Elite Gen 5です。
動画視聴は最大26時間持続するとされており、My FanCam(動画内の被写体をAIが自動追尾してリフレームする機能)も搭載。カメラは望遠なしの2眼(50MP+50MP)構成ですが、標準的な写真撮影には十分なスペックです。
- 4:3の横長ワイド画面で動画・マルチタスクを快適に使いたい
- Z Foldシリーズで最も軽い機種(201g)を選びたい
- 望遠カメラは必要ない(標準・超広角で十分)
- Samsung公式で約27〜36万円の予算に収めたい
Flip8を選ぶべき人は?
Flip8は3機種中もっとも手頃で軽いモデルです。Samsung公式の256GBモデルが192,680円から、重量は180gで折畳み時は約86mmのコンパクトサイズ。カバー画面のFlexWindow(約4.1インチ)は折りたたんだ状態でも天気・スケジュール・通知を確認でき、Gemini Intelligence(グーグルのAIアシスタント)をサイドキーや音声で呼び出せます。Dual Recordingでクリエイターと被写体を同時録画する機能も備えています。
- 折りたたみスマホをはじめて試したい
- コンパクトさ(折畳み時約86mm)と軽さ(180g)を最優先にしたい
- Samsung公式で約19〜22万円に予算を抑えたい
- 高倍率カメラや8K動画は必要ない
有線充電が25Wで、Fold8・Fold8 Ultraの45Wより大幅に遅くなります(30分で55%充電。他2機種は63〜67%)。8K動画撮影は非対応(4K@60fpsまで)、望遠カメラもなし。ストレージは256GBと512GBの2択で、1TBモデルの設定はありません。
販売店・キャリア別の価格を確認
分割払い・下取りプログラム適用前の価格として参考にしてください。
| 販売元 | Fold8 Ultra(256GB) | Fold8(256GB) | Flip8(256GB) |
|---|---|---|---|
| Samsung公式 | 296,780円 | 269,880円 | 192,680円 |
| ドコモ | 327,140円 | 301,180円 | 217,690円 |
| au | 319,800円 | 279,800円 | 209,800円 |
| ソフトバンク | 329,040円 | 300,240円 | 221,760円 |
| 楽天モバイル | 299,900円 | 269,900円 | 199,900円 |
selectra.jp(各キャリア公式価格を集計)の公表データをもとに作成。キャリア価格は分割払い・下取りプログラム適用前の端末価格。キャンペーンにより実質負担額は大きく異なる。
全ストレージ容量・Samsung公式価格
| 機種 | 256GB | 512GB | 1TB |
|---|---|---|---|
| Galaxy Z Fold8 Ultra | 296,780円 | 326,780円 | 386,780円 |
| Galaxy Z Fold8 | 269,880円 | 299,880円 | 359,880円 |
| Galaxy Z Flip8 | 192,680円 | 222,680円 | —(設定なし) |
Impress Watch(Samsung Japan公式価格に基づく)の公表データをもとに作成。全機種microSD非対応のため、ストレージ容量の選択は購入時の重要な判断ポイントです。
正直な注意点(3機種共通)
3機種ともmicroSDカードに非対応です。ストレージ増設ができないため、写真・動画を多く保存する人は最初から512GB以上を選ぶことを検討してください。望遠カメラを搭載しているのはFold8 Ultraのみ(光学3倍)で、Fold8とFlip8は光学ズームに対応しません。全機種に付属するGoogle AI Proの6ヶ月無料特典は試用期間であり、期間終了後の継続利用には費用が発生する可能性があります。
よくある質問
Galaxy Z Fold8 UltraとFold8の主な違いは何ですか?
最大の違いはカメラとディスプレイサイズです。Fold8 Ultraは200MPの広角カメラ・光学3倍望遠・約8.0インチのメイン画面を搭載。Fold8は50MPカメラ・望遠なし・約7.6インチ(4:3横長ワイド)の新フォルムです。Samsung公式256GBの価格差は約27,000円(296,780円 vs 269,880円)で、重量はFold8(201g)がFold8 Ultra(215g)より14g軽くなります。
Galaxy Z Flip8は折りたたみスマホ初心者に向いていますか?
向いています。3機種中最安値(Samsung公式256GBで192,680円)かつ最軽量(180g)で、折畳み時は約86mmのコンパクトサイズです。カバー画面のFlexWindowでAI機能・通知・天気を閉じたまま確認でき、折りたたみの使い勝手を手頃に体験できます。ただし充電速度が25W(他2機種は45W)と遅め、8K動画と望遠カメラは非対応です。
3機種で充電速度が最も速いのはどれですか?
Fold8 UltraとFold8がともに有線45W充電で最速。Fold8 Ultraは30分で67%、Fold8は30分で63%まで充電できます。Flip8は有線25Wで30分55%と他2機種より大幅に遅くなります。急速充電を重視する場合はFlip8は選択肢から外れます。
日本ではどのキャリアでGalaxy Z Fold8を安く買えますか?
256GBモデルの端末定価(分割・下取り適用前)では、3機種いずれもSamsung公式または楽天モバイルが各キャリアと同水準かそれ以下の傾向があります。ただしキャンペーンや下取りプログラムを加えると実質負担額が大きく変わるため、購入前に各社の最新条件を比較することをおすすめします。
※本記事は各サービスの公式サイトおよび公開情報をもとに作成しています。内容・数値は変更される場合があるため、最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。