応用情報CBT日程確定、科目A・Bはいつから対策する?
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令和8年度前期の応用情報技術者試験は、申込受付が2026年10月6日〜11月7日、科目A試験期間が10月28日〜11月10日、科目B試験期間が11月24日〜12月6日です(IPA公表)。科目AとBで試験期間が約2週間離れたため、学習計画は「まず受験日を自分で決める」「科目Aと科目Bの山場を分けて置く」の2段階で組むのが現実的です。
試験日が決まらないと、逆算のしようがありません。参考書を買ったものの、ページを開く手が止まっていた人もいると思います。
2026年8月26日の更新で、令和8年度前期の日程が具体的な日付として出そろいました。ここからは、待ちの時間ではなく組み立ての時間です。しかも今回の日程は、従来の「試験日から○週間前」という単純な逆算がそのままでは使えない形になっています。まずは日付を確認して、そのうえで計画の組み方を変えるところまで進めましょう。
令和8年度前期の応用情報、日程はいつ?
IPA(独立行政法人情報処理推進機構)が公表した令和8年度前期の日程は次のとおりです。応用情報技術者試験(AP)に加えて、同じくCBT方式へ移行する高度試験・情報処理安全確保支援士試験(SC等)も並べています。
| 区分 | 申込受付期間 | 科目A試験実施期間 | 科目B試験実施期間 |
|---|---|---|---|
| 応用情報技術者試験(AP) | 2026年10月6日〜11月7日 | 2026年10月28日〜11月10日 | 2026年11月24日〜12月6日 |
| 高度試験・情報処理安全確保支援士試験(SC等) | 2026年10月6日〜10月24日 | 2026年10月17日〜10月27日 | 2026年11月11日〜11月23日 |
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の公表データをもとに作成
上の表で目を引くのは、科目Aと科目Bが別々の期間に分かれていることです。応用情報なら科目Aが10月28日〜11月10日、科目Bはそこから2週間強あいて11月24日〜12月6日。1日で午前・午後を走り抜ける形ではなくなりました。
なお令和8年度からは、従来の「午前試験」が科目A試験、「午後試験」が科目B試験という名称に変わる予定です。出題形式や試験内容そのものは、従来から大きな変更はない予定とされています。呼び名が変わっただけ、と受け止めて構いません。
CBT方式になると、何が変わる?
CBT(Computer Based Testing)は、試験会場のパソコン画面に表示される問題を読み、キーボードとマウスで解答する方式です。応用情報の記述式も、紙に書くのではなくキーボード入力になります。試験画面上ではメモ機能と電卓機能が使えます。
従来の春期・秋期は、それぞれ年1日の固定日でした。CBT化後は前期・後期それぞれで複数日程・複数会場が用意され、受験者が申込時に自分の都合で試験日時と会場を選びます。平日でも土日でも、期間内なら自分の生活に合わせられるということです。
これは学習計画にとって大きな意味を持ちます。試験日は与えられるものではなく、自分で決める最初の一手になりました。逆に言えば、決めないかぎり逆算が始まりません。
もうひとつ、身体の不自由等でCBT方式による受験が困難な人向けには、ペーパー方式の「特別措置試験」が実施されます。希望する場合は受験申込みの前に特別措置申請が必要です。該当しそうな人は、申込開始の10月6日より手前で動く必要があると覚えておいてください。
逆算プランはどう組み直す?
従来の「試験日から○週間前に過去問へ入る」という一本道の計画は、今回の日程では使いにくくなりました。代わりに、2段階で組みます。
- 受験日を先に決める科目A・科目Bそれぞれについて、期間内のどの日に受けるかを仮でいいので決めます。会場の空き枠は先に申し込んだ人から埋まっていく可能性があるため、希望日がはっきりしている人ほど申込初日に近いタイミングで動くのが安全です。
- 科目ごとに山場を置く科目Aと科目Bで試験期間が約2週間ずれているので、学習のピークも2つに分けます。科目Aの直前期に科目Bの長文対策を詰め込む必要はありません。
この2段階が決まると、あとは日付を埋めるだけになります。たとえば科目Aを11月上旬、科目Bを12月上旬に置いた場合、間の2週間強は「科目Aが終わってから科目B対策に全振りできる期間」として使えます。科目A対策 → 得点の固め直し → 科目B(長文読解・記述)へ切替え、という順番が自然に組める日程です。
- 科目Aを受ける日(10月28日〜11月10日のどこか)
- 科目Bを受ける日(11月24日〜12月6日のどこか)
- 1週間あたりに確保できる学習時間
- 申込に動く日(10月6日以降・早めが安全)
今日から申込開始までの約1か月、何をする?
申込開始の10月6日から科目A試験の開始(10月28日)までは、実質3週間強しかありません。申込が始まってから学習を立ち上げるのでは、間に合わせるのがかなり苦しいということです。
逆に言えば、日程が公表された8月26日から申込開始までの約6週間は、基礎固めに使える貴重な助走期間です。今日が9月上旬なら、まだ1か月ほど残っています。
この期間の使い方は、科目A(旧・午前)の知識分野を一周することに寄せるのが現実的です。応用情報の出題は大きく3つの系統に分かれます。テクノロジ系(コンピュータの仕組み・ネットワーク・データベース・セキュリティなど技術そのもの)、マネジメント系(プロジェクトやシステム運用の進め方)、ストラテジ系(経営戦略・法務など、システムを使う側のビジネス知識)の3つです。このうちどこが手薄かを、過去問を数十問解いて把握するだけでも、その後の配分が変わります。科目Bの長文対策は、科目Aの土台がないと解くこと自体が苦行になりやすいので、後ろに回して構いません。
社会人と学生で、確保できる時間は違う
ここは正直に分けて考えたほうがいい部分です。平日の可処分時間は、通勤と残業のある社会人と、後期の授業が始まったばかりの学生とでは前提が違います。
平日に30分しか取れないなら、平日は科目Aの知識確認、週末にまとめて過去問という置き方になります。一方、まとまった時間が取れる学生なら、平日のうちから科目Bの長文に触れて読解の持久力を先に作れます。同じ日程でも、どこに時間の塊を置けるかで組み方は変わります。他人のスケジュール例をそのまま写さず、自分の1週間の空きを先に書き出してください。
費用の見通しも先に立てておきたいところです。受験料はIPAの申込ページに金額が記載されますが、CBT化後の金額は本記事の作成時点で公式ページの明記箇所を確認できなかったため、金額はIPAの案内で必ず確認してください。あわせて、市販の参考書と過去問題集を1冊ずつそろえると数千円程度、通信講座や対策セミナーを使うなら数万円規模になるのが一般的です。受験料+書籍で足りるのか、講座まで使うのかを先に決めておくと、学生でも予算の見通しが立てやすくなります。
学習時間の目安として世間でよく挙がるのは、基本情報技術者試験に合格済みなら200時間前後、そうでなければ400〜500時間前後という数字です。これは公式に定められた基準ではなく、出題範囲の理解度・実務経験・基本情報の合格有無で大きく変わる目安であって、到達を保証するものではありません。仮に300時間を週10時間ペースで積むなら約30週かかる計算になるので、前期に間に合うかどうかは、残り週数×週の学習時間で先に見積もってください。時間数だけを目標にすると、時間を積んだのに手応えがない、という状態にもなりがちです。
また、前期に間に合わせることを最優先にして基礎を飛ばすくらいなら、後期に回したほうが結果的に近道になることもあります。申込みは前期・後期それぞれ1回のみで、同一期での複数申込みはできません。「今期に無理やり詰める」以外の選択肢も机の上に置いておいてください。
前期に間に合わないと思ったら?
後期の日程もあわせて公表されています。前期を見送る判断をする場合の受け皿として確認しておくと、気持ちの上でも計画が立てやすくなります。
| 区分 | 申込受付期間 | 科目A試験実施期間 | 科目B試験実施期間 |
|---|---|---|---|
| 応用情報技術者試験(AP) | 2027年1月27日〜2月16日 | 2027年2月6日〜2月19日 | 2027年3月3日〜3月15日 |
| 高度試験・情報処理安全確保支援士試験(SC等) | 2027年1月27日〜2月27日 | 2027年2月20日〜3月2日 | 2027年3月16日〜3月28日 |
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の公表データをもとに作成
上の表のとおり、応用情報の後期は科目Aが2027年2月6日から。前期の科目B終了(12月6日)からは約2か月あります。前期で科目Aだけ手応えを掴み、後期に本腰、という考え方も日程上は成り立ちます。
受験日を1つ決めるところまでで、その日は終わりにして構いません。日付が1つ決まれば、そこから何週間あるかが数えられます。参考書を開くのは、その次で構いません。日程の詳細や変更はIPAの公式ページで随時更新されるため、申込前に一次情報を確認してから動いてください。
よくある質問
令和8年度前期の応用情報技術者試験の申込期間はいつですか?
応用情報技術者試験(AP)の令和8年度前期の申込受付期間は、2026年10月6日から11月7日までです(IPA公表)。高度試験・情報処理安全確保支援士試験(SC等)は2026年10月6日から10月24日までと、期間が異なります。
科目A試験と科目B試験は同じ日に受けるのですか?
いいえ、別の期間に受験します。応用情報技術者試験の令和8年度前期では、科目A試験の実施期間が2026年10月28日〜11月10日、科目B試験の実施期間が2026年11月24日〜12月6日と分かれています。受験者は各期間内で試験日時と会場を選んで申し込みます。
CBT方式になると試験内容も変わりますか?
IPAの発表では、出題形式・試験内容自体は従来から大きな変更はない予定とされています。変わるのは解答方法で、会場のパソコン画面に表示される問題をキーボードとマウスで解答します。記述式もキーボード入力になり、試験画面上でメモ機能と電卓機能が使えます。
前期と後期の両方に申し込めますか?
申込みは前期・後期それぞれ1回のみで、同一期での複数申込みはできません。前期と後期は別の期にあたるため、前期の結果を踏まえて後期に申し込むという受け方は日程上は可能です。最新の申込条件はIPAの公式ページで確認してください。
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