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十五夜の月見だんご、上新粉150gで15個作る手順

2026年9月14日|いろは堂くらし編集部
屋内で撮影された、あんこを乗せた串団子2本が皿に並ぶ写真

画像出典: 写真: yomi955(CC BY 2.0 / Wikimedia Commons)

この記事の要点
2026年の十五夜は9月25日(金)です。月見だんごは上新粉150g・グラニュー糖大さじ1・熱湯130mlの3つだけで13〜15個分が作れ、粉は200g入りで約190〜360円なので1回分の材料費は数百円に収まります。15個は一段目9個・二段目4個・三段目2個に積み、ススキや三方が無ければ折り紙や普通のお皿で代用して構いません。
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今年の十五夜、子どもが「お月見やりたい」って言うんだけど、だんごもススキも三方も無い…。

お月見は、道具をそろえないと成立しない行事ではありません。月見だんごは、上新粉と砂糖と熱湯の3つだけで作れます。特別な型も、蒸し器も要りません。

正直なところ、平日の夜に一から準備するのは気が重いですよね。ただ、粉をこねて丸めて茹でるまでの実作業は30分ほど。子どもが丸める工程を担当できるので、手がかかるというより、そこが行事そのものになります。

2026年の十五夜は9月25日(金)。金曜の夜なので、仕事から帰ってからでも間に合う範囲です。

2026年の十五夜はいつ?満月と同じ日?

2026年の十五夜(中秋の名月)は9月25日(金)です。十五夜は旧暦8月15日の月を指す呼び方で、里芋の収穫を祝う「芋名月」という別名もあります。

ひとつ知っておくと当日あわてないのが、2026年は十五夜と満月がずれる年で、満月になるのは2日後の9月27日だということ。25日の月は完全な真ん丸ではありません。これは暦の数え方と月の満ち欠けの周期がぴったり一致しないために起きるもので、珍しいことではありません。

つまり、25日にだんごを供えて、27日にもう一度きれいな満月を見上げる、という2回楽しむ手もあります。平日で25日が難しければ、27日(日)に回しても月はむしろきれいです。

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十五夜って満月の日じゃないの?

「十五夜=満月」と思われがちですが、十五夜はあくまで旧暦の日付にもとづく呼び名です。実際の満月と1〜2日ずれる年は定期的にあります。ずれていても、その日の月を愛でるのが十五夜です。

月見だんごの材料と作り方は?

材料は?500円以内に収まる?

いちばん簡単なのは、上新粉(じょうしんこ / うるち米を粉にしたもの)だけで作る配合です。

13〜15個分の材料(上新粉だけの配合)
  • 上新粉 150g
  • グラニュー糖 大さじ1
  • 熱湯 130ml

砂糖と熱湯は家にあるものなので、買い足しが要るのは実質、粉ひと袋だけです。価格の目安は、上新粉200g入りで約192〜356円(税込、店舗・銘柄により変動。プライベートブランドの200g=税込192円、市販品で356円の例)。150gしか使わないので、1回分の実質的な材料費はこれより下がります。

もう少しやわらかい食感が好みなら、白玉粉(しらたまこ / もち米を粉にしたもの)を混ぜます。上新粉110g+白玉粉50gでしっかりめとやわらかめの中間、さらにやわらかくするなら上新粉80g+白玉粉80g。白玉粉は200g入りで約198〜399円程度です。

迷ったら上新粉だけの配合で構いません。買うものが1つで済むことが、平日の夜には何より効きます。

作り方の手順は?(上新粉だけの配合)

  1. 粉と砂糖を混ぜる耐熱ボウルに上新粉150gとグラニュー糖大さじ1を入れ、ゴムべらで混ぜます。
  2. 熱湯を加える熱湯130mlを加えてゴムべらで混ぜます。熱い湯を使うのが、まとまりと食感を出すポイントです。
  3. こねる粗熱が取れたら手で1〜2分こね、ひとまとまりにします。耳たぶくらいのやわらかさが目安です。
  4. 丸める13〜15等分にして丸めます。ここが子どもの出番。大きさが多少ふぞろいでも、積むと気になりません。
  5. 茹でる沸騰した湯で15分ほど茹で、浮き上がってきたら氷水にとります。
  6. 照りを出す水気をきって網やざるに上げ、うちわであおぎます。表面が乾いて、つやが出ます。
向いていないケースもあります

手作りは、丸める・茹でる・冷ますで実作業30分前後、待ち時間を含めるともう少しかかります。当日の帰りが遅い日や、下の子から手が離せない状況なら、市販のだんごや白玉で代えても行事としては十分に成立します。手作りは目的ではなく、選べる手段のひとつです。

だんごは何個?どう積む?

十五夜にちなんで15個を供える並べ方が広く知られています。下から順に、段ごとの個数と並べ方は次のとおりです。

個数真上から見た並べ方
一段目(土台)9個3個×3列
二段目4個2個×2列
三段目2個正面から見て縦に2個

上の表のとおり、9個・4個・2個で合計15個になります。土台が広いほど崩れにくいので、一段目の9個はぴったり詰めずに少し間隔を空けて置くと安定します。

三段目の2個は、神事の作法では正面から見て縦に2個並べるとされます(横に2個並べると仏事の作法にあたる、という説明がよく使われます)。

ただしこの作法は地域や家庭によって差があり、絶対的な決まりではありません。気になる人は縦に置く、くらいの受け止めで大丈夫です。

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三方っていう台、うちには無いんだけど…

三方(さんぽう)は供え物をのせる木の台のことですが、無ければ普通のお皿で代用して問題ありません。白い皿や、平たい大皿だと積みやすくなります。牛乳パックと紙皿を組み合わせて三方風の台を手作りする方法もあり、こちらは子どもの工作としてそのまま成立します。

ススキが無いときの飾り付けは?

ススキの飾り方に厳密な決まりはありません。手に入らない場合は、折り紙で作る、あるいは庭や近所にある穂の出た秋の草花で代えてよいとされています。

折り紙のススキなら、緑の折り紙を細長く切って先を丸めるだけでも形になります。子どもと一緒に作れば、買いに行く時間がそのまま遊びの時間に変わります。

家にある物でそろう飾り付け
  • 三方 → 白い皿・平たい大皿/牛乳パックと紙皿で手作り
  • ススキ → 折り紙で自作/穂の出た秋の草花で代用
  • 敷物 → 白い紙・半紙・キッチンペーパーでも見栄えする
  • 芋名月にちなむなら → 里芋を一緒に供える

飾りが完璧にそろっていなくても、月は同じように見えます。そろえることより、その日に一度空を見上げることのほうが行事の中身です。

当日の段取りはどう組む?

金曜の夜に慌てないために、工程を前後に分けておくと楽です。

  1. 前日まで上新粉を1袋買っておく。折り紙のススキは子どもと先に作っておく。
  2. 当日の帰宅後湯を沸かしながら粉と砂糖を混ぜる。こねて丸めるまでで15分ほど。
  3. 茹でる15分の間に皿を用意して敷物を敷く。ここで飾り付けを完成させる。
  4. 冷ましてから積む氷水から上げて水気をきり、9個・4個・2個の順に積む。
  5. 窓を開けて見上げるベランダや窓辺で数分でも十分です。

25日と27日、どちらに手をかける?

2026年は十五夜(25日・金)と満月(27日・日)が別の日になります。共働きの家庭では、この2日を同じ濃さでやろうとすると続きません。手のかかる工程は日曜の27日に寄せ、金曜は「供えて見上げるだけ」にするのが現実的です。

日付その日にやることかかる時間
25日(金)十五夜だんごを作って9個・4個・2個に積み、窓辺で見上げる帰宅後30分
26日(土)何もしない(前日の粉の残りは袋を閉じて保管)0分
27日(日)満月昼に折り紙のススキなど飾りを工作、夜に満月を眺める昼20分+夜10分

上の表のように、3日間で見ると手を動かすのは金曜の30分と日曜の30分だけです。金曜に工作まで詰め込もうとすると、だんごを茹でている15分に飾りを作ることになり、台所と机を行き来して結局どちらも中途半端になります。

帰宅19時から逆算すると?

金曜に作る場合、19時に帰宅する家庭なら次の順で動くと20時前に供え終わります。

  1. 19:00 湯を沸かし始める茹で用の湯と、生地用の熱湯130mlを同時に用意します。
  2. 19:05 混ぜてこねる粉と砂糖を混ぜ、熱湯を加え、粗熱を取って1〜2分こねます。
  3. 19:20 丸める子どもに任せる工程。15等分の目安は、生地を先に半分に割ってから分けると揃います。
  4. 19:30 茹でて冷ます15分茹でて氷水へ。この間に皿と敷物を出します。
  5. 19:50 積んで見上げる水気をきり、下から9個・4個・2個。

逆に金曜がどうしても無理なら、行事そのものを27日へ全部寄せても構いません。25日の月も27日の月も、同じ秋の月です。

大人と子どもで、どこを分けるか

手順のうち、熱湯を扱う②と茹でる⑤は大人の担当です。子どもに渡せるのは、粉を混ぜる①、丸める④、積む工程、そして折り紙のススキ作り。丸める工程だけは急がせないと決めておくと、台所の空気が変わります。

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これなら仕事から帰ってからでもできそう。

用意するものが少ないほど、行事は続けやすくなります。今年うまくいった段取りは、来年そのまま使えます。

よくある質問

2026年の十五夜はいつですか?

2026年の十五夜(中秋の名月)は9月25日(金)です。ただし2026年は十五夜と満月がずれる年で、満月になるのは2日後の9月27日です。

月見だんごは上新粉だけで作れますか?

作れます。上新粉150g、グラニュー糖大さじ1、熱湯130mlで13〜15個分になります。混ぜてこねて丸め、沸騰した湯で15分ほど茹でて氷水にとれば完成です。

月見だんご15個はどう積むのが正しいですか?

一段目に9個(3×3)、二段目に4個(2×2)、三段目に2個を積みます。三段目の2個は神事の作法では正面から見て縦に並べるとされますが、地域や家庭によって差があり絶対的な決まりではありません。

ススキや三方が無い場合はどうすればいいですか?

三方は普通のお皿で代用して問題ありません。ススキの飾り方にも厳密な決まりはなく、折り紙で作ったり、穂の出た秋の草花で代えてよいとされています。

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