二学期の学用品、今買うべきものは?
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二学期の学用品は「サイズが変わるもの」と「減っていく消耗品」を分けて考えると迷いません。上履き・体操服・靴は足を実測してから買い、ノートや鉛筆などの消耗品はまとめ買いで単価を下げます。文部科学省の令和5年度調査では公立小学校の図書・学用品・実習材料費は年間32,487円で、1学期分に按分すると1万円前後が目安になります。
学用品の準備が後回しになるのは、やる気の問題ではなく「何が足りないか」がその日まで見えないからです。買うものが決まっていれば5分で済む買い物が、決まっていないと店の売り場で30分迷うことになります。
正直なところ、必要なのは気合いではなく順番です。サイズを測る日、リストを作る日、まとめて買う日。この3つを分けるだけで、前日の慌ただしさはかなり消えます。予算の目安と合わせて、順番に見ていきます。
二学期の学用品準備は、何から始める?
最初にやることは買い物ではなく実測です。買うべきものが決まらないうちに店へ行くと、「たぶんこのくらい」で買った上履きが1か月で合わなくなります。
学用品は性質で2種類に分かれます。サイズが変わるもの(上履き・体操服・靴・水着)と、減っていく消耗品(ノート・鉛筆・のり・消しゴム)です。前者は測ってから買い、後者はまとめて買う。この分け方が段取りの土台になります。
- サイズもの=上履き、体操服、外靴、水着、給食エプロン
- 消耗品=ノート、鉛筆、赤鉛筆、消しゴム、のり、自由帳、ティッシュ
- 学校指定品=算数セットの補充部品、絵の具・書道の消耗パーツ
3つ目の「学校指定品」だけは、学校からの配布プリントを見ないと判断できません。夏休みの終わりに配られる二学期の持ち物一覧を、冷蔵庫など目に入る場所に貼っておくと確認漏れが減ります。
上履きのサイズはどう確認する?
足の実測は、朝より夕方が向いています。1日活動したあとの足はわずかにむくむため、夕方に合うサイズを選ぶと日中きつくなりにくいからです。
- 紙の上に立たせるA4の紙をかかとを壁につけた状態で床に置き、まっすぐ立った姿勢で一番長い指の先に印をつけます。
- かかとから印までを測るこれが足長です。左右で差が出ることが多いので、必ず両足測って長いほうを採用します。
- 0.5〜1cmの余裕を足す足長に余裕分を加えた数字が、選ぶサイズの目安になります。
- 今の靴と比べる現物の上履きのサイズ表記と見比べて、差が0.5cm以上あれば買い替え時期です。
上履きの買い替えは、半年に1回(年2回)とする家庭が半数、学期ごと(年3回)が3割程度という調査もあり、二学期の始まりは買い替えを検討する自然なタイミングだといえます。サイズアウトだけでなく、つま先のゴムのはがれやかかとのつぶれも交換の理由になります。
「まだ入る」と「ちょうどいい」は別物です。つま先に余裕がまったくない状態だと、指が曲がったまま体育の時間を過ごすことになります。指を軽く動かせるかどうかを、本人に確かめてもらうのが一番確実な判断材料です。
体操服も同じ考え方で、袖丈より先に肩幅と着丈を見ます。腕を上に伸ばしたときにお腹が出るなら、サイズが合っていません。
学用品の予算はどれくらい見ておく?
文部科学省の令和5年度子供の学習費調査によると、公立小学校で保護者が支出した学校教育費は子ども一人あたり年間81,753円でした。学用品に関わる費用は、この教育費全体の一部として集計されています。
| 学校教育費(年額・公立小学校) | 81,753円 |
|---|---|
| うち図書・学用品・実習材料費等 | 32,487円 |
| 同・3学期で按分した1学期あたり | 約10,800円 |
文部科学省「令和5年度子供の学習費調査」の公表データをもとに作成(按分値は年額から算出)
上の表のとおり、学用品にあたる費用は教育費全体の4割ほどを占めます。学期ごとに割ると1学期あたりおよそ1万円前後という見当が立ち、二学期は運動会や校外学習が入る学期なので平均よりやや多めに見ておくと安心です。なお、これは全国平均から割り出した目安であり、二学期だけの支出を示す公的な統計があるわけではありません。学校や学年によって上下します。
この図書・学用品・実習材料費等は、前回の令和3年度調査では24,286円でした。2年で約1.34倍に増えているので、以前の感覚のまま予算を組むと足が出やすくなります。
- 上履き・外靴などサイズもの … 買い替えがあれば数千円
- ノート・鉛筆などの消耗品 … まとめ買いで数百円〜2千円程度
- 学校指定の補充品・行事関連 … 学年により変動
まとめ買いは、どこまで買っていい?
消耗品は単価が下がるのでまとめ買いが有利ですが、際限なく買うと今度は収納場所が犠牲になります。判断の軸は「1学期でいくつ使うか」の1点です。
ノートなら、前の学期に何冊使い切ったかを思い出せば必要数がわかります。鉛筆は1ダース単位が基本ですが、消しゴムやのりは学期をまたいで残ることが多いので、家の在庫を先に確認してから足りない分だけ買い足します。
- 家の在庫を一か所に集める引き出しや棚に散っている文具を、一度テーブルに全部出します。ここで「もう2個あった」が判明します。
- 学校のリストと突き合わせる配布プリントと在庫を照らし、足りないものだけをメモに書きます。
- 1回の買い物で終わらせるメモを持って1店舗で完結させます。数店をはしごするほどの差額は、消耗品ではまず出ません。
- 余りは翌学期の在庫箱へ買い足した分の残りを一か所にまとめておくと、次の学期の在庫確認が数分で済みます。
学年が上がると学校指定のノートの罫線(マス目の大きさ)が変わることがあります。次学年分まで先回りして買うと、使えないまま残ってしまいます。ノート類の買い置きは、その学年で使い切れる量にとどめるのが無難です。また、キャラクターものの文具は本人の好みが短期間で変わりやすいので、まとめ買いには不向きです。
準備を3日に分けると、なぜ楽になる?
一度に全部やろうとすると、実測も在庫確認も買い物も同じ日に押し込むことになり、結局どれも中途半端になります。作業の性質が違うものを分けるのが、負担を下げる一番の方法です。
- 1日目:測る足と体操服のサイズを確認。所要10分程度。
- 2日目:数える家中の文具を集めて在庫確認、買い物メモを完成させる。ここは子ども自身にやってもらうと、持ち物の把握にもつながります。
- 3日目:買うメモどおりに1回で買い切る。試着が必要な靴類だけ、本人と一緒に行きます。
始業式の1週間前までに1日目を終えていれば、買い直しが発生しても間に合います。逆に前日に測ると、サイズが合わなかったときの選択肢がなくなります。
準備が終わったあとにやっておくと効くのが、買い物メモを写真で残すことです。次の学期に同じ作業をするとき、前回何をいくつ買ったかがそのまま参考になります。学期ごとに撮り足していけば、我が家専用の学用品リストができあがります。
名前つけと持ち帰り品の扱いはどうする?
新しく買った学用品でつまずきやすいのが、名前つけです。買ってきた袋を開けたその場で書いてしまうのが、結局いちばん早く終わります。後回しにすると、始業式の朝に鉛筆1本ずつ名前を書く羽目になります。
一学期の終わりに持ち帰ったもの(絵の具セット、書道用具、鍵盤ハーモニカなど)は、二学期に再び使います。中身が減っていないか、乾いて固まっていないかを買い物の前に確認しておくと、補充品を同じ買い物にまとめられます。絵の具は絞り出せるか、筆は固まっていないか、この2点だけ見れば十分です。
- 絵の具 … 減っている色、固まっているチューブ
- 書道用具 … 墨液の残量、筆の傷み、下敷きの汚れ
- 鍵盤ハーモニカ … ホースの汚れ、袋の破れ
- 算数セット … 紛失したパーツの有無
よくある質問
二学期の学用品はいつ買うのがいいですか?
始業式の1週間前までにサイズの実測と在庫確認を終え、その後にまとめて買うのが安全です。前日に測るとサイズが合わなかった場合の買い直しが間に合いません。
上履きの買い替えサイズはどう決めますか?
かかとを壁につけて立った状態で足長を測り、0.5〜1cmの余裕を加えたサイズを目安にします。左右で差が出ることが多いため、長いほうの足に合わせます。
小学生の学用品費は年間どれくらいかかりますか?
文部科学省の令和5年度子供の学習費調査では、公立小学校の図書・学用品・実習材料費等は子ども一人あたり年間32,487円でした。3学期で按分すると1学期あたり1万円前後が目安になります。
文具のまとめ買いはどこまでしていいですか?
1学期で使い切る量までにとどめるのが基本です。ノートは学年によって罫線の指定が変わることがあり、次学年分まで買うと使えず残る可能性があります。
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