フォトブック298円から、夏の写真を1〜2時間で1冊に
画像出典: George Milton / Pexels
夏に撮った写真は、40〜80枚に絞ってスマホアプリで並べれば、1〜2時間で1冊のフォトブックになります。文庫サイズの薄いタイプなら本体298円〜+メール便150円と、数百円台から作れます。まず「1日1枚」の基準で候補を選ぶところから始めると、選ぶ作業で止まらずに進みます。
スマホのカメラロールに夏がまるごと残っているのに、見返す機会はほとんどない。これは多くの人が毎年くり返していることです。データは残っているので焦る理由もなく、そのまま来年の夏が来ます。
ただ、写真は形にした瞬間から「見返されるもの」に変わります。本棚に1冊置いてあれば、子どもが勝手にめくるし、来客時にも開かれる。データのままだと、まず開かれません。
正直なところ、フォトブック作りが面倒に感じるのは「どの写真を使うか決められない」からです。逆に言えば、選び方のルールさえ先に決めてしまえば作業は一気に進みます。ここでは選ぶ基準・並べ方・注文までを、数百円台の予算で完結する形で追っていきます。
フォトブックは何枚の写真から作るのがちょうどいい?
目安は40〜80枚です。フォトブックのページ数は24・36・48・72・96・144ページといった単位で選ぶのが一般的で、1ページに1〜2枚のレイアウトを使うと、48ページなら40〜80枚ほどが収まります。まず「48ページ」を仮決めして、そこに入る枚数だけ選ぶ、という順番にすると迷いません。
800枚から80枚を選ぶのは大変そうに見えますが、基準を1つ決めるだけで一気に絞れます。おすすめは「1日につき最大1枚」という機械的なルールです。7月と8月で62日、そのうち撮っていない日を除き、イベントの日だけ2〜3枚を足せば、自然と40〜80枚の範囲に収まります。
- 残す:人の顔が写っている(風景だけの写真は後で見返されにくい)
- 残す:その日らしさがわかるもの(食べたもの、行った場所の看板、家の中の様子)
- 外す:同じ構図の連写。ベスト1枚だけ残す
- 外す:スクリーンショット、レシート、書類の撮影
- 外す:暗くてブレているもの。印刷するとさらに目立つ
スマホの写真アプリで「お気に入り」に★を付けながら日付順に流していくと、後でまとめて取り出せます。この作業は30分ほど。テレビを見ながらでもできる粒度です。
1日1枚で選ぶと、どのくらいの手間で終わる?
全部を吟味しようとするから終わらないだけで、「その日の1枚」だけを決める作業にしてしまえば1日あたり数秒です。写真アプリを日付順にスクロールし、迷ったら先に進む。決められない日は飛ばして構いません。あとで枚数が足りなければ、イベントの日から2枚目を足せば済みます。
| 作業 | かかる時間の目安 |
|---|---|
| 1日1枚で候補に★を付ける | 30分 |
| アプリで冊子の形を決める | 5分 |
| 写真を読み込む | 5分 |
| 並び順を直す | 20分 |
| 表紙とひとことを入れる | 15分 |
| 注文する | 5分 |
実際の作業手順をもとに作成した所要時間の目安(写真の枚数や編集の凝り方で変わります)
合計で1時間20分ほど。土曜の夜に1回座れば終わる量です。時間を食うのは編集ではなく「選ぶ」ところなので、そこを1日1枚のルールで機械化してしまうのが、いちばん効く時短になります。
凝ったデザインで飾りたい人には、テンプレートに流し込むこの作り方は物足りないはずです。1ページずつ配置を調整したい場合は編集に数時間かかるので、その前提で時間を確保してください。
また、印刷は画面より暗く沈んで見えることがあります。もともと暗い室内写真が多い夏なら、明るめの写真を優先して選んでおくと仕上がりの満足度が変わります。
フォトブックはいくらでできる?費用の目安
価格帯は幅がありますが、いちばん薄いタイプなら数百円台から作れます。たとえばしまうまプリントの場合、文庫サイズ24ページのライトグレードが298円〜(税込)。上位のスタンダードは1,068円〜、硬い表紙のプレミアムハードは1,868円〜が起点価格です(プレミアムハードは文庫サイズに対応していません)。ここに送料がメール便150円、宅配便690円(全国一律)で加わります。
富士フイルムのフォトブックなら、ソフトカバーの145mm四方サイズが16ページ980円(税込)から。ページ数を編集の途中で2ページ単位で変えられるので、写真の枚数が決めきれないまま作り始めたい人にはこちらが向いています。
いずれも「〜」が付いた最小構成の起点価格で、ページ数やサイズを上げれば当然変わります。実際の金額は注文画面で確定させてください(2026年8月時点の目安)。
最初の1冊は、安いグレードで試すのが現実的です。仕上がりの色や紙の質感は実物を見ないとわからないので、数百円のもので1冊作ってみて、気に入れば来年から厚いグレードにする、という順番で損がありません。
スマホだけで完結する作り方の手順
パソコンは不要です。各社が無料のスマホアプリを用意していて、写真の取り込みから編集・注文まで指だけで終わります。しまうまプリントの「しまうまブック」ならレイアウトは50種類以上、フォントは3種類から選べます。
- 写真を選ぶ(30分)スマホの写真アプリで7〜8月を日付順に流し、「1日1枚」ルールで★を付ける。40〜80枚が目標。
- アプリを入れて冊子の形を決める(5分)サイズとページ数、グレードを選ぶ。迷ったら文庫サイズ・48ページ・いちばん安いグレードで十分見られる1冊になります。
- 写真を一括で読み込む(5分)★を付けた写真をまとめて選択して取り込む。多くの場合は日付順に自動で並びます。
- 並び順だけ直す(20分)凝ったレイアウトは後回し。まず時系列が正しいかだけ確認し、見開きで同じ日が並ぶように入れ替えます。
- 表紙と数枚のキャプションを入れる(15分)表紙は「2026 なつ」程度で十分。旅行や花火など、場所の名前だけ数ページに入れておくと後で効きます。
- 注文する(5分)配送方法を選んで確定。メール便150円で急ぎでなければ問題ありません。
届くまでの日数も見ておくと安心です。しまうまプリントの発送目安はライトが翌日、スタンダードが3日後、プレミアムハードが5日後とされており、ここに配送日数が加わります。渡す日が決まっているなら1週間は余裕を見てください。
毎年続けるには何を決めておけばいい?
続かない原因のほとんどは「いつやるか」が決まっていないことです。写真整理は締め切りがないので、無限に後回しにできてしまいます。ここを固定してしまうのが一番効きます。
- 作る日:8月最終週の週末など、カレンダーに繰り返し予定として入れておく
- 単位:1年1冊ではなく「夏だけ1冊」にすると、選ぶ枚数が現実的な量に収まります
- グレード:一度気に入ったものを固定する。毎年比較検討し直すと、それ自体が面倒で止まります
- 予算:1冊あたりの上限を決めておく(1,000円以内など)と、ページ数で迷う時間が減ります
もうひとつ効くのが、夏のあいだに「アルバム候補」のフォルダを作っておくことです。スマホの写真アプリでアルバムを1つ作り、その日のうちに良いと思った1枚だけ入れておく。これだけで、8月末に800枚を見返す作業そのものが消えます。
写真データのバックアップと整理そのものについては、別途手順を決めておくと安心です。
プリントとフォトブック、どちらを選ぶ?
判断の軸は「誰が見るか」です。壁に貼る、実家に送る、1枚を額に入れる、という用途なら1枚ずつのプリントが向いています。1枚数十円で、必要な枚数だけ頼めます。
一方、まとまった期間の記録として残し、見返してもらうのが目的ならフォトブックです。バラのプリントはアルバムに差す手間がかかり、結局は袋のまま引き出しに入りがちですが、製本された時点でそれは本棚に置ける形になります。同じ費用感でも、その後の扱われ方がまったく違います。
なお、フォトブックのサービスは入れ替わりがあります。かつてフォトブックを扱っていた「しろくまフォト」は、委託工場の閉鎖により2022年3月31日でフォトブックの取扱いを終了し、現在は写真プリントのみの提供です。古い比較記事を見て注文しようとすると行き止まりになるので、価格や仕様は必ず注文時点の公式サイトで確認してください。
夏の写真は、9月に入ると急速に開かなくなります。撮ったときの気持ちが残っているうちに、数百円分だけでも形にしておく。それだけで来年の夏の楽しみ方が少し変わります。
よくある質問
夏の写真をフォトブックにするなら何枚くらいが適量ですか?
40〜80枚が目安です。48ページのフォトブックに1ページ1〜2枚のレイアウトで入れると、ちょうどこのくらいの枚数が収まります。7月〜8月の写真から「1日につき最大1枚、イベントの日だけ2〜3枚」という基準で選ぶと、自然にこの範囲に収まります。
フォトブックは一番安くていくらで作れますか?
しまうまプリントの場合、文庫サイズ24ページのライトグレードが298円〜(税込)、送料はメール便150円です。スタンダードは1,068円〜、表紙のしっかりしたプレミアムハードは1,868円〜が起点価格です(プレミアムハードは文庫サイズには対応していません)。いずれも最小構成の価格で、ページ数やサイズで変わるため、実際の金額は注文画面で確認してください(2026年8月時点の目安)。
パソコンがなくてもフォトブックは作れますか?
作れます。しまうまプリントはスマホ用の無料アプリ「しまうまブック」で写真の取り込みから編集・注文まで完結し、レイアウトは50種類以上、フォントは3種類から選べます。富士フイルムのフォトブックもスマホから注文でき、ソフトカバー145mm四方の16ページ980円(税込)からとなっています。
注文してからどのくらいで届きますか?
しまうまプリントの発送目安はライトが翌日発送、スタンダードが3日後発送、プレミアムハードが5日後発送とされています。ここに配送日数が加わるため、メール便を選ぶ場合は数日みておくと安心です。年末年始や大型連休などの繁忙期は納期が延びる可能性があるため、贈り物として渡す日が決まっている場合は早めに注文してください。
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