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カジュアル面談って、結局どう使えばいいの?

2026年6月15日|いろは堂キャリア編集部
この記事の要点
カジュアル面談とは、選考を伴わない企業と求職者の情報交換の場です。合否が付かないぶん、残業や開発の進め方など面接では聞きにくいことを率直に聞けます。ただし印象はしっかり残るので、聞きたいこと3つと自己紹介1分だけは準備して臨むのがおすすめです。
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スカウトに「まずはカジュアル面談でいかがですか」って書いてあるけど…何を話す場なの?

わかります。「面接ではありません」と言われても、企業の人と話すのはやっぱり緊張しますよね。何を聞いていいのか、どこまで本音を出していいのか、初めてだと分かりにくいものです。

結論から言うと、カジュアル面談は選考ではない「情報交換の場」で、面接では聞きにくいことを聞けるチャンスです。梅雨で外出がおっくうなこの時期でも、オンラインで気軽に話せるので、転職を迷っている段階の情報収集にちょうどいい手段です。

カジュアル面談とは?面接と何が違う?

カジュアル面談とは、応募や選考の前に、企業の担当者と求職者がお互いを知るために行う面談のことです。合否の判定を目的とせず、会社説明と質疑応答が中心になります。スカウト経由や、転職サイトの「話を聞いてみたい」ボタンから設定されるのが一般的です。

項目カジュアル面談面接
目的相互理解・情報交換合否の判定
合否原則出ない出る
話の主導権半分は求職者側にある企業側の質問が中心
服装私服・仕事着レベルで可が多い案内に従う(迷ったらジャケット)

いちばん大きな違いは、話の主導権の半分がこちらにあることです。面接は評価される場ですが、カジュアル面談はこちらが会社を見極める場でもあります。

選考ではないからこそ聞けることは?

面接で聞くと「条件ばかり気にしている」と受け取られそうな質問こそ、カジュアル面談の出番です。たとえばこんなことです。

面接では聞きにくいけれど、ここでは聞けること
  • 残業時間やオンコール当番の実態、リモートワークの頻度
  • 開発の進め方(コードレビューの文化、テスト、リリースの頻度)
  • チームの人数構成や年齢層、中途入社者の割合
  • 評価制度と昇給の仕組み、キャリアパスの実例
  • 最近チームを離れた人の理由(答えられる範囲で)

働き方や開発文化は、求人票だけではまず分かりません。入社後のギャップをいちばん減らせるのがカジュアル面談だと言ってもいいくらいです。

逆に、やらないほうがいいことは?

一方で、場の性質に合わない振る舞いもあります。年収の細かい交渉を始めるのは早すぎますし(条件の話はオファー段階で)、面接のようにガチガチの志望動機を用意する必要もありません。

いちばんもったいないのは、何も質問せず受け身で終わることです。質問ゼロは「興味がないのかな」という印象につながります。聞きたいことを3つだけメモして臨む——これだけで面談の濃さが変わります。

「選考に影響しない」は本当?

正直なところ、印象は残ります

建前上、合否は出ません。ただ、面談での印象が社内で共有されることは普通にありますし、その後選考に進めば当然参考にされます。「何でもあり」の場ではなく、評価されない場ではなく減点されにくい場、くらいに捉えるのが現実的です。遅刻や極端にラフな態度だけは避けましょう。

当日までの準備は?3つで足ります

  1. 会社を10分だけ調べる事業内容と技術スタックをざっくり把握します。詳細な企業研究は不要です。
  2. 聞きたいことを3つメモする働き方・開発文化・キャリアパスなど、自分がいちばん気になる軸で選びます。
  3. 自分の現状を1分で話せるようにする職務経歴の暗唱ではなく、「いまこういう仕事をしていて、こういうことに興味がある」程度で十分です。

転職を決めていなくても使っていい?

使ってかまいません。カジュアル面談はもともと、転職意思が固まっていない人も対象にした仕組みで、企業側もそれを分かったうえで時間を取っています。冒頭で「情報収集の段階です」と正直に伝えれば、お互い気持ちよく話せます。

夏のボーナスを受け取ってから動くかどうか、迷い始める時期でもありますよね。話を聞くだけなら今日から始められますし、2〜3社と話すと自分の中の「譲れない条件」が輪郭を持ってきます。焦って決める必要はないので、まずは1社、気になる会社の話をのぞいてみてください。

よくある質問

カジュアル面談とは何ですか?

応募・選考の前に、企業の担当者と求職者が情報交換をする面談です。合否の判定を目的とせず、会社説明と質疑応答が中心で、スカウト経由や転職サイトの「話を聞きたい」機能から設定されるのが一般的です。

カジュアル面談で合否は出ますか?

原則として合否は出ません。ただし面談での印象が社内で共有されることはあり、その後の選考で参考にされる場合もあるため、遅刻や極端にラフな態度は避け、最低限のマナーは意識しておくと安心です。

カジュアル面談の服装は私服でいいですか?

私服や普段の仕事着レベルで問題ないことがほとんどです。オンラインの場合も清潔感のある服装なら十分で、スーツ指定は基本的にありません。不安なら案内メールの記載を確認しておきましょう。

転職する気がまだなくてもカジュアル面談を受けていいですか?

問題ありません。企業側も情報収集段階の人が来ることを想定して時間を取っています。冒頭で「まだ情報収集の段階です」と伝えておくと、選考を急かされにくく、お互いに話しやすくなります。

※本記事は各サービスの公式サイトおよび公開情報をもとに作成しています。内容・数値は変更される場合があるため、最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。