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サブ回線って必要?ほぼ0円で維持できるって本当?

2026年7月2日|いろは堂通信編集部
この記事の要点
サブ回線とは、メイン回線とは別に契約しておく予備の通信回線のことです。基本料0円のプランや月数百円の低容量プランを活用すれば維持費をほぼ0円に近づけることは可能ですが、「完全に無料のまま放置し続ける」ことは基本的にできない条件がある点に注意が必要です。この記事では、サブ回線のメリットと維持費を抑えた持ち方、契約前に確認すべき条件を解説します。
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この前、スマホが急に圏外になって焦った…。地図も連絡も全部スマホ頼みだから、もしもの時のために予備の回線って持っておくべき?でも月々の料金が増えるのはイヤだなあ。

わかります。1本の回線にすべてを頼るのは不安、でも通信費は増やしたくない。その両方をかなえる現実的な答えが、「維持費を抑えたサブ回線」です。

折しも今月1日には、ソフトバンクが既存契約者も含む月額110〜550円の値上げを実施したと報じられ、通信費への関心が高まっています。だからこそ、2本目の回線は「足す」のではなく「賢く持つ」のがポイントです。

この記事では、サブ回線を持つメリットと、月0円に近い維持方法、契約前に確認したい条件を整理します。

サブ回線とは?なぜ持つ人が増えているのですか?

サブ回線とは、メインで使う回線とは別に契約しておく、2本目の通信回線のことです。最近のスマホの多くはeSIMやデュアルSIMに対応しており、1台のスマホで2つの回線を切り替えながら使えます。

持つ人が増えた背景には、数年前に大手キャリアで起きた長時間の大規模通信障害があります。決済も地図も連絡もスマホに集約された今、回線が止まると生活そのものが止まりかねません。

サブ回線はもはや「ぜいたく品」ではなく、スマホ時代の保険という位置づけに変わりつつあります

サブ回線を持つと何がうれしいのですか?

サブ回線の主なメリット
  • 通信障害・災害時に、もう1本の回線で連絡や決済ができる
  • メイン回線が圏外の場所を、別の回線網でカバーできる
  • 気になる格安SIMの「お試し」として使える
  • データ容量の使い分けで、トータルの通信費を最適化できる

大事なポイントは、メインと違う回線網を選ぶことです。同じ回線網どうしの組み合わせでは、障害が起きたときに2本とも使えなくなり、せっかくの備えが働きません。

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なるほど、ドコモ系がメインならau系やソフトバンク系をサブにする、みたいに系統を分ければいいんだね。

月0円でサブ回線を維持することはできますか?

正直にお伝えすると、「完全に0円のまま放置し続ける」ことは基本的にできません。かつては「使わなければ0円」で持ち続けられる大手のプランが話題になりましたが、2022年に終了しています。

現在の現実解は、基本料0円で必要なときだけ課金する方式のプランです。au系の「povo2.0」が代表例ですが、この種のプランには、一定期間内に有料の課金や利用がないと回線が停止・解約となる条件が公表されています。つまり実際は「数か月に一度、少額を課金して維持する」イメージになります。

もう一つの選択肢が、月300円前後からの低容量データプランです。毎月少額はかかるものの、停止条件を気にせず安定して持てるので、管理が苦手な方にはむしろ向いています。

「0円のつもりが失効」に注意

0円系プランは、期限内の課金や利用といった条件を満たさないと、利用停止や契約解除になることがあります。維持条件は必ず各社の公表情報で確認してください。「気づいたら回線ごと消えていた」が、いちばんもったいない失敗です。

0円に近く維持するおすすめの組み合わせは?

目的サブ回線の選び方維持費の目安
障害・災害への備え重視メインと別系統の、基本料0円で必要時だけ課金するプラン実質月数十円〜数百円(維持のための課金)
圏外・エリアの補完よく行く場所で電波が強い回線網の低容量データプラン月300円前後〜
乗り換え前のお試し気になる格安SIMの最小容量プラン月数百円〜1,000円程度

金額はあくまで目安ですが、「維持のための最低コスト」を月数百円以内に収める設計は十分に現実的です

なお、サブ回線はデータ専用でも困らない人が多いはずです。LINEなどの通話はデータ通信で使えるので、「電話番号付きが必要か」も含めて考えてみてください。

サブ回線を契約する前に確認すべきことは?

  1. スマホの対応を確認するeSIMやデュアルSIMに対応しているかを、設定画面やメーカーの仕様ページで確認します。非対応なら、古いスマホを使った2台持ちという手もあります。
  2. メインと別の回線網を選ぶ障害への備えが目的なら、メイン回線と異なる回線網の事業者を選びます。
  3. 維持条件と初期費用を確認する0円系プランは利用停止までの条件を、その他のプランは契約事務手数料の有無を、公表情報で確認します。
  4. 本人確認書類を用意して申し込むeSIMならオンラインで完結し、早ければ当日から使い始められます。
  5. 回線の切り替え操作を練習しておくいざという時に慌てないよう、設定画面での回線切り替えを一度試しておきましょう。

「契約して終わり」ではなく、切り替えの練習までがサブ回線の備えです

まとめ:サブ回線は「安い保険」として設計しましょう

サブ回線は、月数百円以内の維持費で「つながらない不安」を大きく減らせる、コストパフォーマンスの高い備えです。完全0円の放置はできないものの、条件さえ理解すれば負担はごくわずかで済みます。

通信費が話題になりやすい今だからこそ、回線を「増やす」のではなく「賢く持つ」という発想を。まずはお手持ちのスマホがeSIMに対応しているか、確認するところから始めてみてください。

よくある質問

サブ回線とは何ですか?

メインで使っている回線とは別に契約しておく、予備の通信回線のことです。eSIMやデュアルSIMに対応したスマホなら1台で2回線を使い分けられ、通信障害や圏外時のバックアップ、格安SIMのお試し、通信費の最適化などに役立ちます。

サブ回線を月0円で維持できますか?

完全に無料のまま放置し続けることは基本的にできません。基本料0円のプランでも、一定期間内に有料の課金や利用がないと回線が停止・解約となる条件が公表されています。実際には「必要なときだけ少額を課金する」か「月数百円の低容量プランを持つ」のが現実的な維持方法です。

サブ回線はどの回線を選ぶのがおすすめですか?

通信障害や災害への備えが目的なら、メイン回線と異なる回線網の事業者を選ぶのが基本です。同じ回線網どうしでは、障害が起きたときに両方つながらなくなる恐れがあります。あわせて、自宅や職場などよく行く場所の電波状況も確認しておくと安心です。

デュアルSIMに対応していないスマホでもサブ回線は持てますか?

持てます。使わなくなった古いスマホに回線を入れて2台持ちにする方法や、モバイルルーターにデータSIMを入れて持ち歩く方法があります。ただし1台で完結する手軽さはデュアルSIM対応機に劣るため、次の買い替え時にeSIM対応を条件のひとつにするのもおすすめです。

※本記事は各サービスの公式サイトおよび公開情報をもとに作成しています。内容・数値は変更される場合があるため、最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。