いろは堂通信 ← IROHADO

「5G、うちには必要?」に正直に答えます

2026年6月12日|いろは堂通信編集部
この記事の要点
結論から言うと、SNS・動画視聴・地図といった日常利用なら、4Gでも困る場面はほとんどありません。ただし今は主要プランの多くが追加料金なしで5Gに対応しているため、「5Gを避ける」理由も特にありません。この記事では4Gとの体感差が出る場面と、プラン・端末の現実的な考え方を整理します。
🤔
新しいスマホはどれも「5G対応」って書いてあるけど、正直ピンとこない。今の4Gで不便もないし、わざわざ5Gにする意味ってあるの?

わかります。5Gが始まった頃は「生活が変わる」と言われましたが、日常でその実感がある人は少ないのが正直なところです。

今週はエントリー向けの新スマホ「arrows We3」の発表もあり、スマホの新製品ニュースがにぎやかな時期。いまや手頃な価格帯の機種でも、5G対応は当たり前になってきました。梅雨ごもりでスマホを触る時間が増える今、一度整理しておきませんか。

この記事では、5Gと4Gの体感差が出る場面・出ない場面を分けて、プランと端末をどう考えればいいかをやさしくまとめます。

5Gとは?4Gと何が違うのですか?

5Gは「第5世代移動通信システム」の略で、国内では2020年春に商用サービスが始まりました。特徴は「高速・大容量」「低遅延」「多数同時接続」の3つとされています。

理屈のうえでは4Gを大きく上回る速度が出る規格ですが、これはあくまで理論上の最大値です。実際の速度は場所・時間帯・電波の種類で大きく変わり、「5G=いつでも爆速」ではない、というのが使ってみた実感に近いと思います。

とはいえ、エリアは年々広がり、対応端末とプランが標準になった今、5Gは「特別なもの」から「普通の設備」に変わりつつあります。

4Gとの体感差はどこで出ますか?

差が出る場面と出ない場面を分けてみると、判断がぐっと楽になります。

利用シーン体感差補足
SNS・ニュース・地図・音楽ほぼなし4Gで十分快適
標準画質の動画視聴ほぼなし読み込みで困ることは少ない
高画質動画・大きなアプリのダウンロード出やすい待ち時間が目に見えて短くなることも
駅・イベント会場など人が密集する場所出ることがある5Gのほうが安定しやすい場合がある
クラウドゲーム・大容量データのやり取り出やすい大容量・低遅延の恩恵を受けやすい

まとめると、日常のスマホ利用の大半では4Gとの差を感じにくく、大容量・混雑・高画質の場面で初めて5Gの良さが見えてきます。「必要か」と聞かれたら、「必須ではないけれど、あって困るものでもない」が正直な答えです。

5Gのために高いプランに入る必要はありますか?

ここは安心してほしいところで、答えはノーです。かつては5G向けの上位プランが目立ちましたが、今は大手キャリアから格安SIMまで、主要プランの多くが追加料金なしで5Gに対応しています。

「5Gのためにプランを変える」のではなく、「料金とデータ容量でプランを選べば5Gは自然に付いてくる」のが今の考え方です。エントリー価格帯の端末まで5G対応が広がっているので、端末を買い替えれば自然と5Gデビューになります。

💡
じゃあ「5G対応かどうか」でプランを悩む必要は、もうほとんどないんだね。ちょっと肩の力が抜けたかも。

5Gで注意しておきたいことはありますか?

正直な注意点

5Gエリアはまだ市街地や駅周辺が中心で、建物の中や郊外では4Gに切り替わることがよくあります。また、4G用の電波を転用した5Gエリアでは、画面に「5G」と表示されていても速度は4Gとほぼ変わらないことがあります。エリアの境目では電波をつかみ直す分、電池の減りが早く感じられるという声もあります。「5Gにしたのに速くない」と感じたら、こうした事情が背景にあるかもしれません。

つまり、5Gは「使えたらラッキーなおまけ」くらいに捉えておくと、期待外れも起こりません。数年単位で見れば、エリアも品質も着実に良くなっていく分野です。

これからの端末・プランはどう考えればいいですか?

  1. 今の不満を確認する速度や読み込みで日常的に困っているかを振り返ります。困っていないなら、急いで何かを変える必要はありません。
  2. エリアマップを見る自宅・職場・通勤経路が5Gエリアに入っているか、各社公式のエリアマップで確認します。
  3. 端末の買い替え時に自然に5Gへ今売られているスマホはエントリー機まで5G対応が主流です。買い替えのタイミングで自然に移行できます。
  4. プランは容量と料金で選ぶ5G対応はほぼ標準装備なので、判断軸はデータ容量・通話・サポートで十分です。
  5. 切り替え後に体感を確かめるよく使う場所で速度や安定感を確かめ、不満があればプランや回線の見直しを検討します。

「5Gだから」ではなく「自分の使い方に合うか」で選ぶ。この軸さえあれば、宣伝文句に振り回されずに済みます

まとめ:5Gは「追いかける」ものではなく「自然に付いてくる」もの

5Gは日常利用での体感差こそ限定的ですが、追加料金なしで使えるのが当たり前になった今、あえて避ける理由もありません。端末の買い替えとともに、自然に使い始めれば十分です。

むしろ見直す価値が大きいのは、毎月のプラン料金のほう。5Gを気にするより、データ容量と料金が自分の使い方に合っているかを確かめるほうが、家計への効果は確実です。

よくある質問

5Gと4Gの違いは何ですか?

5Gは2020年に国内で商用サービスが始まった第5世代の通信規格で、「高速・大容量」「低遅延」「多数同時接続」が特徴です。理論上は4Gより大幅に高速ですが、実際の体感差はエリアや利用シーンによって異なり、SNSや標準画質の動画など日常利用では差を感じにくいのが実情です。

4Gのスマホはこれからも使えますか?

使えます。3G(各社の旧回線)はすでに終了しましたが、4G(LTE)は5Gと併用される前提のネットワークで、終了時期も現時点で発表されていません。今の4Gスマホをすぐに買い替える必要はなく、次の買い替えのタイミングで5G対応機を選べば十分です。

5Gにすると料金は高くなりますか?

現在は大手キャリアから格安SIMまで、主要な料金プランの多くが追加料金なしで5Gに対応しています。5Gのための特別なオプション料金を払う場面はほぼなくなっており、プランは従来どおりデータ容量や通話オプションで選べば問題ありません。

5Gが特に向いているのはどんな人ですか?

高画質の動画を外でよく見る人、大きなファイルやアプリを頻繁にダウンロードする人、駅やイベント会場など混雑した場所でスマホをよく使う人です。逆に、SNSやメッセージ、地図、音楽が中心の人は4Gとの差をほとんど感じないため、5Gを理由に契約を急ぐ必要はありません。

※本記事は各サービスの公式サイトおよび公開情報をもとに作成しています。内容・数値は変更される場合があるため、最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。