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NIKKEIリスキリング終了、9月24日までにやること

2026年9月20日|いろは堂まなび編集部
室内でノートパソコンを前に電話で親指を立てる男性1人

画像出典: ぱくたそ

この記事の要点
日本経済新聞社のリスキリング特化メディア「NIKKEIリスキリング」は、2026年9月24日(木)でサイトへのアクセスができなくなります。案内されている移行先「日経人財グロース&コンサルティング」は法人向けで、個人向けの学習コンテンツ提供は確認できないため、学習者は自分で代替サービスを選ぶ必要があります。ビジネス教養ならグロービス学び放題(月あたり1,700円〜)やSchooプレミアム(月額980円)、費用をかけないならJMOOC/gaccoの無料講座が候補です。
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通勤中に読むのが習慣だったのに、サイトが終わるって本当?

「NIKKEIリスキリング」は2026年9月24日(木)をもってサイトへのアクセスができなくなります。2026年8月25日付でサイト上に「サービス終了のお知らせ」が掲載されました。会員向け機能やメールマガジンなど、関連サービスも順次終了します。

無料会員登録をすれば会員限定記事やセミナーのアーカイブ動画が見られるサービスで、2023年11月時点の会員数は128,997人。数字のうえでも、学びの入口として使っていた人がそれなりにいたということです。

正直なところ、いちばん困るのは「毎朝これを開く」というリズムそのものが消えることだと思います。記事の代わりはいくらでも見つかっても、習慣の置き場所は自分で作り直すしかありません。ここでは、終了までにやっておくことと、目的別の乗り換え先を料金つきで整理します。

NIKKEIリスキリングはなぜ終了するの?

公式のお知らせに書かれている理由は、培った知見やコンテンツの発信を「日経人財グロース&コンサルティング」に集約するという方針です。サービスが失敗したから畳む、という説明ではなく、発信の場所をまとめるという整理だと読めます。

移行先として案内されているのは日経人財グロース&コンサルティング(ngc.nikkei.com)。ただしここは企業の人的資本経営(社員を費用ではなく資本とみなし、育成への投資として経営判断する考え方)や人材育成のコンサルティングを扱うサイトで、研修とアセスメント(社員の能力や適性を測る診断)が中心です。2024年7月16日の開設時点から法人向けで、2026年9月20日に確認した時点でも、個人会員が登録して学習コンテンツを読む仕組みは見当たりません。

ここは正直に書いておきます

つまり個人の学習者にとっては、そのまま乗り換えられる日経公式の後継サービスは実質ありません。「移行先が案内されているから自動で引き継がれるだろう」と待っていると、9月24日に学びの入口だけが消えます。代替は自分で選ぶ必要があります。

なお、将来的に個人向けの仕組みが追加されるかどうかは公表されておらず、現時点では分かりません。

終了前に何をしておけばいい?

やることは多くありません。順番に片づければ、当日を何も失わずに迎えられます。

  1. 自分の使い方を棚卸しする記事を読んでいただけか、セミナーのアーカイブ動画を見ていたか、メールマガジンが「今日も何か学ぼう」のきっかけだったか。ここで何を失うのかが決まります。
  2. 残したい内容を手元に控える9月24日以降はサイトへアクセスできません。読み返したい記事があるなら、要点をメモアプリや手帳に3行でも書き写しておきます。
  3. 代替先を1つ決めて無料体験を始めるグロービス学び放題とSchooはどちらも7日間の無料体験があります。終了前に試しておけば、習慣が途切れる日を作らずに済みます。
  4. メール通知の置き換えをするメルマガが学習のトリガーだった人は、乗り換え先の配信や通知機能をオンにします。Schooやグロービスにもメール配信があります。
  5. 会員登録を解除する(必要なら)解除ページは idrp.nikkei.com/reg/reskill/close/complete/ です。サービス自体が終了するため、ユーザー側の操作が必須かどうかは公式には明記されていません。気になる人は問い合わせ窓口(support.nikkei.com)で確認してください。

棚卸しの3つの問い
  • 週に何回開いていたか(毎朝/週末だけ/たまに)
  • 読むのが目的か、動画で学ぶのが目的か
  • それは仕事に直結していたか、教養として読んでいたか

この3つの答えで、次に選ぶべきサービスがほぼ決まります。毎朝短時間なら短い動画があるもの、週末にまとめてなら体系的な講座があるもの、という具合です。

代替サービスはどれを選べばいい?

🤔
似たようなサービスが多すぎて、料金も比べにくい

比べる軸は「何を学ぶか」と「月にいくら出せるか」の2つで足ります。以下は各社公式サイトの2026年9月時点の掲載価格を集約したものです。

サービス名月額目安特徴
グロービス学び放題1,700〜1,900円(12ヶ月/6ヶ月プラン)経営学・ビジネス教養の動画講座、7日間無料体験
Schoo プレミアム980円録画9,000本以上見放題、倍速・オフライン再生、7日間無料
Udemy 個人向け定額プラン約2,292〜3,000円実務スキル動画、月2講座以上受講なら割安
Progate980円プログラミング初学者向け、実践演習中心
ドットインストール1,080〜1,480円(契約期間による)プログラミング動画講座、短時間レッスン
JMOOC / gacco無料(一部対面講座は有料)大学レベルの無料オンライン講座、修了証発行あり

各社公式サイト(グロービス・Schoo・Udemy・Progate・ドットインストール・JMOOC)の公表データをもとに作成

上の表を目的別に言い換えると、こうなります。経営学やビジネス教養を体系立てて学びたい人はグロービス学び放題。NIKKEIリスキリングで経営・組織の記事を好んで読んでいたなら、いちばん温度が近い選択肢です。12ヶ月プランなら年払い20,400円で月あたり1,700円、6ヶ月プランは11,400円で月あたり1,900円になります。

幅広い分野を安く回したい人はSchooプレミアム(月額980円/年額9,800円)。録画授業が9,000本以上見放題で、倍速再生とオフラインダウンロードに対応しています。通勤の電車内で音声だけ流す、といった使い方に向きます。無料会員のままでもライブ授業は視聴できるので、まず無料で雰囲気を見てもいいと思います。

実務で使う具体的なスキル(表計算、デザイン、マーケティングのツール操作など)を狙うならUdemy。定額プランは月額3,000円前後・年額27,500円前後で、年払い換算だと月あたり約2,292円です。毎月2講座以上こなすなら定額制が割安ですが、1つの講座をずっと手元に置きたいなら単体購入のほうが向きます。定額プランは契約が切れると視聴できなくなるためです。

プログラミングを始めたいならProgate(月額980円)かドットインストール(月々1,480円、6か月一括で月換算1,280円、12か月一括で月換算1,080円)。Progateは手を動かす演習が中心で、ドットインストールは1本が短い動画講座です。

お金をかけずに続けたい場合は?

受験料や教材費がすでに重い時期もあります。学生なら試験の受験料そのものが負担ですし、社会人でも資格の申込が重なる月はサブスクを増やしたくないはずです。その場合はJMOOC/gaccoが現実的な選択肢になります。

JMOOCは日本最大級の無料オンライン大学講座のプラットフォームで、早稲田大学など複数大学の講座を無料で視聴でき、修了条件を満たすと電子修了証が発行されます。「お金をかけない=内容が薄い」ではないのがMOOC(大学などが提供する公開オンライン講座)の良いところです。一部に有料の対面講座もあります。

乗り換えが向いていないケースもあります

NIKKEIリスキリングを「無料だから、なんとなく開いていた」だけの人が、そのまま有料サブスクへ移ると高確率で放置します。無料で使っていた習慣は、まず無料のもの(Schooの無料会員、JMOOC)で受け止めるのが安全です。有料に踏み出すのは、週に何回開くかが自分で読めてからで遅くありません。

学ぶリズムはどう引き継ぐ?

サービスが変わったときに途切れるのは、内容より「いつ開くか」です。NIKKEIリスキリングを朝の通勤で読んでいた人は、同じ時間帯に同じ動作が入るようにします。

具体的には、乗り換え先のアプリをスマホのホーム画面の、前のブックマークがあった場所に置く。メルマガで気づきを得ていたなら、乗り換え先の配信を同じくらいの時刻に届くよう設定する。地味ですが、これだけで復帰率がかなり変わります。

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全部やり直しじゃなくて、置き場所を移すだけならできそう

1日どれくらい時間を取ればいい?

記事を読む習慣は1回5〜10分だったはずなので、そこから跳ね上げないのがコツです。動画サービスは倍速再生が使えるものが多く、実時間は見た目より短くなります。目安として、次のくらいから始めれば無理なく続きます。

時間の目安(自分で決める最低ライン)
  • 通勤で音声中心に流す(Schoo・グロービス): 平日1日15分・週5日=週75分
  • 手を動かす演習(Progate・ドットインストール): 1日20〜30分、短いレッスンを1〜3本
  • 実務スキルを1つ仕上げる(Udemyの講座1本): 1日20分なら1〜2か月で1周
  • 大学レベルの講座を修了する(JMOOC/gacco): 週2〜3時間を4〜8週、講座の開講期間に合わせる

この数字は「これだけやれば身につく」という保証ではなく、続けるための下限の置き方です。週に取れる合計時間を先に決めて、その枠に入る講座を選ぶほうが、講座に生活を合わせるより失敗しません。

使える時間の量は人によってまるで違います。学生なら後期の授業が始まる10月は試験やレポートと重なりますし、社会人でも繁忙期は平日15分が限界という月があります。無料体験の7日間は、忙しい週にあえて当てるのがおすすめです。いちばん余裕のない週でも開けたサービスなら、その後も続きます。

まず1つだけ決めるなら

迷ったときの決め方
  • 経営・ビジネス教養を深めたい → グロービス学び放題(7日間無料)
  • 幅広く安く、通勤中に音声で → Schooプレミアム(月額980円)
  • 特定の実務スキルを1つ → Udemyの単体購入
  • プログラミングを始める → Progate(月額980円)
  • 今月は出費を増やせない → JMOOC/gacco(無料)

9月24日まで、まだ時間があります。全部を比べる必要はなく、上のどれか1つを無料の範囲で開いてみるだけで十分です。合わなければやめればいい、という前提で始めるほうが、結果的に長く続きます。

経営やビジネス教養の読み物が好きだったなら、動画で体系的に学べるものが近いです。7日間の無料体験があるので、合うかどうかを終了前に確かめられます。

グロービス学び放題をのぞいてみる

7日間無料体験あり・期間内の解約なら費用はかかりません

まずは月1,000円以内で幅広く触れたい、という人向け。通勤中に倍速やオフライン再生で流せます。

Schooの授業を見てみる

無料会員のままライブ授業の視聴も可能です

よくある質問

NIKKEIリスキリングはいつ終了しますか?

NIKKEIリスキリングは2026年9月24日(木)をもってサイトへのアクセスができなくなり、サービスを終了します。2026年8月25日付でサイト上に「サービス終了のお知らせ」が掲載されました。会員向け機能やメールマガジンなど関連サービスも順次終了します。

NIKKEIリスキリングの後継サービスはありますか?

公式に案内されている移行先は「日経人財グロース&コンサルティング」(ngc.nikkei.com)ですが、これは企業の人材育成コンサルティング(社員を資本とみなして育成に投資する「人的資本経営」の支援)向けのサイトで、2026年9月20日時点で個人会員向けの学習コンテンツ提供は確認できません。個人の学習者は自分で代替サービスを選ぶ必要があります。

NIKKEIリスキリングの会員登録は自分で解除する必要がありますか?

会員登録の解除は https://idrp.nikkei.com/reg/reskill/close/complete/ から行えます。ただしサービス自体が終了するため、ユーザー側の解約操作が必須かどうかは公式に明記されていません。確認したい場合は日経の問い合わせ窓口(support.nikkei.com)から問い合わせてください。

乗り換え先では1日どれくらい学習時間が必要ですか?

記事購読の習慣を引き継ぐだけなら、平日1日15分(週75分)から始めれば十分です。プログラミングの演習中心なら1日20〜30分、Udemyの講座を1本仕上げるなら1日20分で1〜2か月、JMOOC/gaccoの大学講座を修了するなら週2〜3時間を4〜8週が目安になります。

無料で続けられる代替サービスはありますか?

JMOOC/gaccoは日本最大級の無料オンライン大学講座プラットフォームで、早稲田大学など複数大学の講座を無料で視聴でき、修了条件を満たすと電子修了証が発行されます(一部の対面講座は有料)。またSchooは無料会員のままでもライブ授業を視聴できます。

※記事で使用した内容・数値は変更される場合があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。