いろは堂まなび
← 戻る

Google AI Plus 学生無料、12月31日までの手続きは?

2026年9月23日|いろは堂まなび編集部
黒い机の上に開いたノートパソコンとメモ帳、ペンを俯瞰で撮影

画像出典: ぱくたそ

この記事の要点
Googleは2026年8月19日、日本を含む140以上の国・地域の大学生に「Google AI Plus」を12か月間無料で提供すると発表しました。申込期限は2026年12月31日で、個人用Googleアカウント・学生資格の認証・有効な支払い方法の3点が必要です。無料期間が終わると解約しない限り月額725円の有料プランへ自動で移行します。
😟
学生は無料でAIが使えるらしいけど、支払い方法を登録するって書いてあって、そこで手が止まってる…

無料と書かれているのにカード情報を求められると、身構えて当然です。今回の提供は「12か月間の無料トライアル」という形なので、開始時に支払い方法の登録が要ります。裏を返せば、期間中に解約すれば課金は発生しません。

正直なところ、申し込み自体は10分ほどで終わります。迷いどころは手続きより「登録したあと、勉強にどう使うか」のほうです。ここでは条件の確認から、講義資料を学習ノートブックに入れて使うところまでを順に見ていきます。

Google AI Plusの学生無料とは?

Googleは2026年8月19日(米国時間)、新学期に合わせて大学生向けの提供を発表しました。米国の学生には「Google AI Pro」、日本を含む140以上の国・地域の学生には「Google AI Plus」が12か月間無料になります。日本国内では2026年8月20日に報じられました。

まず前提をそろえておくと、Google AI PlusはGoogleのAIアシスタント「Gemini」の有料プランの一つです。無料でもGeminiは使えますが、利用できる回数や機能に差があります。今回の施策は、その有料プランを学生が1年間ぶんだけ無料で使えるようにするもの、と捉えると分かりやすいです。

項目内容
対象18歳以上の大学生(高等教育機関在籍)
提供国日本を含む140以上の国・地域(米国・ボリビア・アルバニア・カナダ・マカオ・香港・チュニジア等は対象外)
申込期限2026年12月31日
無料期間12か月間
通常料金(無料期間終了後)月額725円
利用上限無料版の2倍
ストレージ400GB
主な機能Gemini Omni、Study Notebooks(学習ノートブック)、Visuals、Liveのアップロード無制限
申込に必要なもの個人用Googleアカウント、学生資格の認証(学校メール等)、有効な支払い方法
解約無料期間中いつでも解約可能。解約しない場合は自動的に有料課金へ移行

ITmedia NEWSの公表データをもとに作成

上の表で押さえておきたいのは3行です。申込期限は2026年12月31日、無料は12か月、終わったら月額725円に自動で移ります。この3つさえ頭に入っていれば、あとは手を動かすだけで終わります。

なお、2025年のGoogle AI Plus学生トライアルが期限切れになった人も、今回あらためて対象になります。前に試して終わってしまった、という場合もあきらめなくて大丈夫です。

申し込みの手順は? 期限から逆算する

学生にとって12月31日という期限は、後期の授業と定期試験がいちばん重い時期の直後に当たります。試験期間に入ってから「そういえば」と思い出すと、認証メールを待つ余裕がありません。学期の課題が動き出す前、遅くとも12月上旬までに済ませておくのが現実的です。

  1. 対象かどうかを確認する日本語の学生向け公式ページ(gemini.google/jp/students/)で、自分の国・在籍状況が対象かを見ます。対象外の国・地域があるため、ここは飛ばさないでください。
  2. 個人用Googleアカウントを用意する契約は個人用アカウントで行います。学校が配布したアカウントでは契約できません。普段使いのGmailアカウントにログインした状態で進めます。
  3. 登録ページから申し込む学生向けの登録ページ(one.google.com/ai-student 等)にアクセスして、トライアルの申込画面へ進みます。
  4. 学生資格を認証する学校発行のメールアドレスに届くワンタイムコードを入力するか、SheerID(在籍を確認する外部の認証サービス)経由で在籍確認を行います。学校メールを普段見ていない人は、先に受信できる状態にしておくと詰まりません。
  5. 支払い方法を登録してトライアル開始有効な支払い方法の登録が必須です。登録が終われば、その時点から12か月の無料期間が始まります。
始める前に手元にそろえておくもの
  • 個人用のGoogleアカウント(学校配布のものではない)
  • 学校発行のメールアドレスと、その受信ができる環境
  • 有効な支払い方法(登録が必須)
  • 解約期限を書き込むカレンダーかメモ
申し込む前に知っておきたいこと

対象年齢は公式ページで「18歳以上の大学生」とされていますが、一部の報道では「16歳以上、高等教育機関に在籍」と書かれており、情報源によって記載が異なります。また、詳細な申込手順を説明する公式ヘルプページは2026年9月22日時点でアクセスすると404となっており、ここで挙げた手順は報道などの二次情報に基づいています。申し込む直前に、公式の学生向けページで最新の条件を必ず確認してください。

自動課金を避けるには?

🤔
1年後のことなんて、絶対に忘れてる気がする

無料期間の終了後は、事前に解約しない限り自動的に有料プラン(月額725円)へ移行して課金が始まります。解約自体はいつでもできるので、問題は「解約したいと思い出せるか」だけです。

手を打つなら、申し込みを終えたその場が一番です。トライアル開始日から11か月後の日付で、スマホのカレンダーに通知を1件だけ入れておきます。1年ぶんの猶予があると思って後回しにすると、そのまま気づかず引き落とされます。

学生と社会人では、ここの重みが少し違います。学生にとっての月725円は、参考書1冊ぶんに近い金額です。1年後に自分が使い続けているかどうかは今は分からないので、「続けるかどうかを1年後に判断する」という予定そのものを、いま登録しておくのが確実です。

学習ノートブックは勉強にどう使う?

Google AI Plusに含まれる「Study Notebooks(学習ノートブック)」は、今回の目玉と言える機能です。講義のスライドやPDF、自分のノートをアップロードすると、Geminiが学習テーマを細かく分けた個別の学習プランを自動で作ってくれます。

さらに、診断クイズで苦手な分野を特定し、それに合わせた個別レッスンが提示されます。教科書を最初のページから均等に読み直す代わりに、つまずいている場所から始められる、という使い方です。

この学習ノートブックは「学生ハブ(Student Hub)」の一部として提供されていて、ほかにフラッシュカード、演習問題、パフォーマンストラッカーが一体で使えます。単語カードで覚え、演習問題で試し、記録で進み具合を見る、という流れが一つの場所でつながっています。

最初の1週間でやること

  1. 1つの科目に絞って資料を入れるいきなり全科目ぶんを入れると、どれも中途半端になります。いま一番苦手な科目のスライドとノートだけをアップロードします。
  2. 診断クイズを受けて苦手を出す自己申告の「苦手」と、実際に間違える場所はずれていることがあります。まず測ってから決めます。
  3. 提示された学習プランを自分の予定に落とすプランはAIが作るので、授業や部活、仕事の都合までは知りません。1日に取れる時間に合わせて、自分で量を減らして構いません。
  4. フラッシュカードと演習問題で回す読むだけで終わらせず、思い出す・解くところまでやります。ここが定着の分かれ目です。
こういう人には向かないかもしれません

資料をデジタルで持っていない人には、最初の一歩が重くなります。紙のプリントをスキャンするところから始めることになるためです。また、AIが作る学習プランはあくまで提案で、試験に必ず出る範囲を保証するものではありません。シラバスや過去問など、授業側の情報と突き合わせて使ってください。

2026年秋以降に追加が予定されている機能

Googleは今後の追加として、グラフ・図表・3Dシミュレーションの自動生成、音声に対応したDeep Research(AIが複数の情報源を自動で調べてレポートにまとめる機能)、シラバスから試験・課題の日程を自動でカレンダーに登録する機能を挙げています。日程の自動登録が入れば、学期はじめのスケジュール組みがかなり楽になりそうです。

Study NotebooksとNotebookLMは何が違う?

😲
NotebookLMっていうのも聞いたことがある。同じもの?

名前が似ているので混ざりやすいところです。Study NotebooksはGemini(Google AI Plus)の中にある学習向け機能、NotebookLMはそれとは別に提供されている独立したサービスです。両者の関係や統合の状況は、公表されている情報からははっきり区別されていません。ひとまず別物として扱うのが安全です。

NotebookLMは、PDF・Webサイト・YouTube動画・音声ファイルなどを「ソース」として登録し、要約や学習ガイド、音声解説、クイズを自動生成できるツールです。学習に効くのは次のあたりです。

NotebookLBの学習向けの使いどころ
  • 音声解説(Audio Overview): 資料の内容を2人のホストによる対話形式のポッドキャスト風音声に変換。通学・通勤の移動中に「耳から学習」できる
  • ソースグラウンディング: 回答の根拠になった資料箇所へ注釈からジャンプできるため、誤情報が混ざっていないか確かめやすい
  • 教科書・配布資料・自筆ノートをPDF化して入れ、四択問題の自動作成や、間違えたときの出典付き解説に使う
  • マインドマップで科目全体の地図を作り、どこを勉強しているかを見失わないようにする

使い分けの目安としては、講義資料から学習プランと演習を回したいならStudy Notebooks、手持ちの資料を音声や図に変換して別の形で頭に入れたいならNotebookLM、という整理になります。どちらも「自分の資料を渡す」ことが出発点なのは共通しています。

社会人の学び直しにも使える?

この無料提供の対象は高等教育機関に在籍する学生に限られるため、社会人がそのまま使えるわけではありません。ただ、通信制大学や大学院に社会人として在籍している場合は、在籍確認が通れば対象に入ります。

ここは可処分時間の差が出るところでもあります。学生は日中にまとまった時間を取りやすい一方、働きながら学ぶ人は1日30分から1時間の細切れになりがちです。細切れの時間で使うなら、学習プラン全体を追うより、フラッシュカードと音声解説だけに絞るほうが続きます。

対象外だった場合も、Geminiの無料版やNotebookLMは引き続き使えます。資料をアップロードしてクイズを作る、といった学び方そのものは有料プランでなくても試せるので、まずそこから手を付けるのが現実的です。

今日できる一歩

申込期限の2026年12月31日までは、まだ日数があります。ただ、学生資格の認証には学校メールの受信が要るので、思い立った日に必ず終わるとは限りません。

今日やるなら、公式の学生向けページを開いて自分が対象かを見るところまでで十分です。条件を知ってから、申し込むかどうかを決めればいい話です。

よくある質問

Google AI Plusの学生無料はいつまでに申し込めばいいですか?

申込(トライアル利用開始)の期限は2026年12月31日です。この日までに学生資格の認証と支払い方法の登録を含む手続きを完了する必要があります。

Google AI Plusの学生無料プランを申し込むのに何が必要ですか?

個人用のGoogleアカウント、学生資格の認証(学校発行メールアドレスでのワンタイムコード確認またはSheerID経由の在籍確認)、そして有効な支払い方法の3つが必要です。学校が発行したアカウントでは契約できません。

無料期間が終わるとどうなりますか?

12か月の無料期間が終わると、事前に解約しない限り自動的に有料プラン(日本では月額725円)へ移行して課金されます。解約は無料期間中いつでも可能です。

Study Notebooks(学習ノートブック)では何ができますか?

講義資料やスライド、PDF、ノートをアップロードすると、Geminiが学習テーマを細分化した個別の学習プランを自動作成します。診断クイズで苦手分野を特定して個別レッスンを提供するほか、学生ハブとしてフラッシュカード、演習問題、パフォーマンストラッカーが一体で使えます。

※記事で使用した内容・数値は変更される場合があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。