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奥から賞味期限切れが出てくる冷蔵庫、「配置」を変えるだけで変わります

2026年6月13日|いろは堂くらし編集部
この記事の要点
冷蔵庫の食品ロスは、性格ではなく「見えない場所に食材が隠れる配置」が原因です。目線の一等地に「早く食べるトレー」を置き、段ごとの定位置と7割収納をつくるだけで、うっかり捨てる食材はぐっと減ります。この記事では週末40分でできる整理手順と、梅雨どきの保存ポイントを紹介します。
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冷蔵庫の奥から、賞味期限切れのドレッシングが3本…。また捨てちゃった。

わかります。捨てるたびに「もったいない」と胸が痛むのに、気づけばまた同じことの繰り返し。実はこれ、性格やズボラのせいではなく、冷蔵庫の「配置」の問題です。

梅雨に入って食材が傷みやすいこの時期は、冷蔵庫を見直すのにいちばんいいタイミングです。お米の値段がようやく落ち着いてきたというニュースも流れましたが、食費全体はまだ高め。だからこそ、買った食材をきちんと使い切れる冷蔵庫にしておくと、節約効果は想像以上に大きいんです。

なぜ冷蔵庫を整理すると食品ロスが減るの?

家庭の食品ロスの多くは、「あるのを忘れて買ってしまう」「奥で存在を忘れて期限切れ」という、いわば“見えないこと”が原因です。日本の食品ロスのおよそ半分は家庭から出ているといわれていて、冷蔵庫はその最前線です。

つまり、すべての食材が「見える・思い出せる」冷蔵庫にすれば、食品ロスは仕組みで減らせます。がんばって使い切ろうと意気込むより、配置を変えるほうがずっと確実です。

食品ロスが減ると、ゴミが減って食費も減ります。1回の「うっかり廃棄」が数百円だとしても、積み重なれば月に数千円。冷蔵庫の整理は、地味だけど効果の出やすい節約でもあります。

食品ロスを減らす冷蔵庫の配置とは?

ポイントは「段ごとに役割を決める」こと。人の目線は真ん中の段に集まりやすく、奥と最上段は死角になりがちです。そこで、いちばん見える一等地に「早く食べるトレー」を置くのが最大のコツです。

上段(見えにくい)日持ちするもの・使用頻度の低いもの(飲料のストック、開封済みの乾物など)
中段(目線の一等地)「早く食べるトレー」=期限が近いもの・残り物・開封済みをここに集める
下段鍋ごと保存、重いもの、翌日使う予定の食材
チルド室肉・魚・ハムなど傷みやすいもの
野菜室野菜は立てて収納。使いかけは手前の「先に使うコーナー」へ
ドアポケット調味料・飲みかけの飲料。開閉で温度が変わりやすい場所なので、傷みやすいものは避ける

あわせて意識したいのが収納量は「7割まで」。冷気の通り道ができて冷えやすくなり、何がどこにあるか一目でわかるようになります。ぎゅうぎゅうの冷蔵庫は、食品ロスの温床です。

今日からできる冷蔵庫整理の手順は?

  1. 全部出す(15分)まずは棚ひと段だけでもOK。中身を出して、期限切れや明らかに傷んだものを手放します。
  2. 拭き掃除(5分)空になった棚をサッと拭きます。梅雨どきは雑菌対策としても効果的です。
  3. ゾーン決め(10分)上の表を参考に段の役割を決め、「早く食べるトレー」を目線の高さに設置します。
  4. 戻す(10分)期限が近いものほど手前に。「新しいものは奥、古いものは手前」で戻せば、先入れ先出しが自然にできます。

ここまでで約40分。土曜の午前中に音楽でも流しながらやると、ちょうどいい家事時間です。

リバウンドしない維持のルールは?

整理した直後はきれいでも、1〜2週間で元通り…はよくある話です。維持に必要なのは、覚えることを減らした「ゆるいルール」だけ。

続けるためのゆるいルール
  • 買い物の前に冷蔵庫の中の写真を撮る(ダブり買い防止に効果大)
  • 週1回、「早く食べるトレー」を空にする日を決める(例: 金曜は在庫一掃メニュー)
  • 詰め込みそうになったら「7割まで」を思い出す
  • 定位置に戻すだけでOK。きれいに並べ直さなくていい
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写真を撮るだけなら、今日からできそう!

「買い物前に庫内の写真を1枚」は、いちばん効果が見えやすい習慣です。売り場で「あれ、マヨネーズあったっけ?」と悩むことがなくなります。

梅雨どきの保存で気をつけることは?

今年は本州の大部分が6月上旬に梅雨入りし、湿度の高い日が続いています。気温と湿度が上がるこの時期は、食材の傷みが一気に早くなります。

ドアの開け閉めはできるだけ短く、熱いものは冷ましてから入れるのが基本。買い出しから帰ったら「肉・魚はまずチルドへ、傷みやすい順に手前へ」と、しまう順番だけ意識してみてください。

正直な注意点

配置ルールを完璧に守ろうとすると、かえって続きません。家族がいれば崩れるのが当たり前。「早く食べるトレーだけは死守」くらいのゆるさが、結局いちばん長続きします。また、冷蔵庫の構造や容量は機種によって違うので、この記事の配置はあくまで考え方の目安にしてください。

よくある質問

冷蔵庫の整理は何から始めればいいですか?

最初に中身をすべて出し、期限切れや傷んだものを処分することから始めます。次に段ごとの役割(定位置)を決め、期限が近いものを目線の高さの「早く食べるトレー」に集めると、忘れによる食品ロスを防げます。棚ひと段ずつ進めても効果があります。

食品ロスを減らす冷蔵庫の配置のポイントは何ですか?

目線が集まる中段に「早く食べるトレー」を置き、期限が近い食材・開封済み・残り物を集約することです。収納は全体の7割程度に抑えると庫内が見渡せて、冷気も回りやすくなります。新しいものは奥、古いものは手前に置く先入れ先出しも有効です。

冷蔵庫に食材を詰め込みすぎるとなぜ良くないのですか?

奥の食材が見えなくなって期限切れの原因になるうえ、冷気の通り道がふさがれて冷却効率も落ちるためです。収納量の目安は7割程度にし、買い物前に庫内の写真を撮って在庫を確認する習慣を組み合わせると、詰め込みとダブり買いの両方を防げます。

梅雨の時期に冷蔵庫で気をつけることはありますか?

気温と湿度が高く食材が傷みやすいため、肉や魚は買ったらすぐチルド室へ入れ、熱い料理は冷ましてから保存します。ドアの開閉時間を短くし、庫内を詰め込みすぎないことも温度を保つうえで効果的です。

※本記事は各サービスの公式サイトおよび公開情報をもとに作成しています。内容・数値は変更される場合があるため、最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。