いろは堂くらし ← 戻る

帰省の荷物を宅配便で送る料金、60サイズ790円から

2026年8月7日|いろは堂くらし編集部
室内で女性が宛名ラベル付きの段ボール箱を両手に抱えてドアの方を向いている。

画像出典: Liza Summer / Pexels

この記事の要点
帰省の荷物を宅配便で先に送ると、料金の目安は同一県内の60サイズで790〜820円、100サイズなら1,410〜1,450円ほどです(ヤマト運輸・ゆうパックの公表運賃)。段ボール数個に分けるよりスーツケース1個にまとめたほうが総送料は安く収まりやすく、営業所や郵便局への持込で1個あたり100〜120円引きになります。お盆や年末年始は荷物量が増えるため、発送は余裕を持って早めに済ませ、帰りの分の箱と緩衝材も一緒に持っていくのが失敗しない段取りです。
😮‍💨
キャリーケースとお土産の紙袋で両手がふさがって、階段でもう限界……。

帰省の荷物は、行きも帰りもふくらみます。着替えに子どもの荷物、手土産、向こうで受け取る野菜やお菓子。駅の乗り換えや、混んだ車内で足元に大荷物を置く時間は、正直なところそれだけで疲れます。

ここを軽くする方法はひとつで、持っていかずに、先に送ってしまうことです。気になる料金は、同一県内なら60サイズで790〜820円、100サイズで1,410〜1,450円ほど。東京から北海道・九州へ100サイズを送っても2,020円です(ヤマト運輸・ゆうパックの公表運賃)。あとはいつ出せば間に合うかを知っておけば十分です。

宅配便の料金はどう決まる?

宅配便の料金は、ほとんどの会社で「箱の大きさ」と「送る距離」のふたつで決まります。大きさは、箱の縦・横・高さを足した「三辺合計」で数えます。たとえば40cm×30cm×20cmの箱なら、合計90cm。この数字が60cm、80cm、100cm……と刻まれたサイズ区分のどこに入るかで値段が変わります。

重さにも上限があり、区分ごとに「このサイズなら何kgまで」と決められています。ゆうパックなら25kgまでが通常の扱いで、25kgを超えると別料金の区分になります。教科書や本、缶詰などを詰めると見た目より重くなるので、詰めるときは持ち上げてみて確かめてください。

サイズ同一県内隣接県遠方(沖縄等)
60790円940〜1,320円1,760〜2,340円
801,090円1,230〜1,610円2,070〜2,950円
1001,410円1,530〜1,920円2,710〜3,590円
1201,730円2,040〜2,460円3,360〜4,240円
1402,090円2,630〜3,100円4,030〜4,910円

ヤマト運輸の公表データをもとに作成(宅急便・税込・現金決済/2025年10月1日改定運賃)

上の表を見ると、同じ100サイズでも近場なら1,410円、遠方だと3,590円まで開きます。距離のほうは、同じ県内なら安く、遠い地方や離島に向かうほど高くなるということです。正確な金額は、各運送会社の公式サイトにある料金検索で、出す場所と届け先の郵便番号を入れれば数十秒で出ます。

🤔
段ボールに小分けしたほうが、一個あたり安くなるんじゃないの?

小分けは、合計で見ると高くつきやすい方法です。料金は1個ごとにかかるので、段ボール2〜3個に分けると、それぞれに基本料金が発生します。スーツケース1個は段ボール2〜3個分の容量をカバーできるため、まとめて1個で送ったほうが総送料は安く収まりやすいのです。キャスター付きで営業所への持込や引き取りも楽になります。

出す前に確認する3つ
  • 箱の縦・横・高さを測って足す(三辺合計)
  • 持ち上げて、重すぎないか確かめる
  • 公式サイトの料金検索で、実際の金額を出す

ヤマトとゆうパック、どっちが安い?

同じサイズ・同じ距離ならどちらも近い金額です。差が出るのは割引のほうで、ゆうパックは郵便局アプリの「スマホ割」で基本運賃が180円引きになり、持込割引(120円引き)や同一あて先割引(60円引き)とあわせて使えます。ヤマト運輸は営業所・取扱店への持込で100円引き、クロネコメンバーズ(ヤマト運輸の無料会員サービス。アプリやWebで登録して使います)なら最大150円引きです。

サイズ東京都内関東・東北・信越・北陸・東海近畿北海道・九州沖縄
60820円880円990円1,410円1,450円
801,130円1,200円1,310円1,710円1,810円
1001,450円1,500円1,620円2,020円2,160円
1201,770円1,830円1,940円2,340円2,490円
1402,120円2,170円2,300円2,680円2,860円
1602,450円2,500円2,610円3,010円3,180円
1703,000円3,070円3,750円4,140円4,350円

日本郵便株式会社の公表データをもとに作成(ゆうパック・東京発・税込)

上の表は東京発の料金です。たとえば東京から九州の実家へ120サイズを送るなら2,340円、スマホ割を使えば2,160円になります。大きめの荷物ほど割引の効き目は相対的に小さくなるので、まずはサイズを一段下げられないかを考えるほうが効きます

佐川急便の飛脚宅配便は三辺合計160cm・30kgまでが対象で、それを超える大型荷物には三辺合計260cm・50kgまでの「飛脚ラージサイズ宅配便」があります。料金は公式サイトのシミュレーターで個別に確認する形です。営業所・取次店への持込で1個100円引きになる点は他社と同じです。

いつ出せば帰省日に間に合う?

結論は余裕を持って早めに出すことです。近距離なら翌日に届くことも多いのですが、お盆と年末年始は荷物の量が一年でいちばん増える時期で、普段より時間がかかることがあります。前日発送はぎりぎりすぎます。何日前に出せば確実かは行き先と時期で変わるので、正確なところは各社の公式サイトで出発地・届け先を入れてお届け日数を確認してください。

  1. まず箱を用意するスーパーやドラッグストアでもらえる空き箱でも、コンビニや営業所で売っている箱でも構いません。帰りの分も考えて、少し多めに。
  2. 詰めて重さを確かめる詰め終わったら持ち上げてみます。片手で持てないほど重いなら、分けたほうが安全です。
  3. お届け日数を調べてから出す各社の公式サイトで届くまでの日数を確認し、そこに数日の余裕を足した日に出します。コンビニ、営業所、自宅集荷のどれでも出せますが、集荷は前日までに予約しておくと確実です。
  4. 追跡番号を控えておく控えの伝票をスマホで撮っておくと、着いたか気になったときすぐ調べられます。

届け先が実家なら、「◯日ごろに荷物が届く」と一言伝えておくと、留守で持ち戻りになる無駄がなくなります。日付と時間帯の指定もできるので、自分たちが着いた後に届くようにしてもいいですね。

割れ物や食べ物はどう梱包する?

梱包で守るべきなのは一点だけで、箱の中で物が動かないようにすることです。落としたときより、輸送中に中で揺れて当たり続けることのほうが、実は割れる原因になります。

まず箱の底です。ガムテープは中央に一本、次に左右の合わせ目に一本ずつ貼って「H字」の形にします。これで底抜けを防げます。そのうえで底に緩衝材を敷き、内容品が動かないよう隙間にも緩衝材を詰めます。

手土産のお菓子や瓶詰めは、一つずつ新聞紙やタオルで包んでから箱に入れます。緩衝材をわざわざ買わなくても、持っていく衣類やタオルがそのまま緩衝材になります。かさばる衣類は圧縮袋を使うと量が減り、同じ箱にもっと入ります。100円ショップで手に入ります。

詰め終わったら、箱を軽く揺すってみてください。中でカタカタ音がするなら、まだ隙間があります。音がしなくなるまでタオルや丸めた紙を足します。

箱に入れないほうがいいもの
  • 現金・貴重品(宅配便では送れません)
  • スマホの充電器、常備薬、財布など、移動中に使うもの
  • 要冷蔵・要冷凍のもの(送るならクール便を使う)
  • スプレー缶やライターなど、可燃性のもの

とくに常備薬と充電器は、うっかり箱に入れてしまいがちです。荷物が届くまで手元にない状態になるので、手持ちのかばんに分けておきます。

帰りの荷物こそ、送る価値がある

😲
野菜と米とお菓子……行きより増えてる。

帰省の荷物は、帰りにふくらむのが常です。実家で野菜やお米を持たされて、行きより重くなって帰る。この帰り分こそ、送ってしまうのがいちばん効きます。

そのために、行きの荷物に「たたんだ空き箱」と「ガムテープ」を一緒に入れておくと楽です。実家で箱を探す手間がなくなり、詰めてそのまま出せます。伝票は営業所やコンビニに置いてあるので、現地で書けば大丈夫です。

野菜や果物を送る場合は、傷みやすいものと日持ちするものを分けます。夏場なら、常温で送るより一段冷やして届くほうが安心なので、生ものはクール便を選びます。追加料金はかかりますが、傷んで捨てることを考えれば安いものです。

手荷物で持つのと、どっちが得?

単純な費用だけを見れば、自分で持っていくほうが当然安く済みます。それでも1,000〜2,000円ほどを払って送る価値があるのは、次のような場合です。

送ったほうがいい乗り換えが2回以上ある/小さい子どもを連れている/階段やエスカレーターが多い経路/高速バスや飛行機で荷物のサイズ・重量に制限がある
持っていってもいい車での移動で積み下ろしだけで済む/乗り換えなしで座席まで一度に運べる/荷物がキャリーケース1つに収まり片手が空く

判断の目安はシンプルで、「片手が空くかどうか」です。片手が空いていれば、切符も出せるし子どもの手も引けます。両手がふさがる量なら、その超過分を送るだけで移動の質が変わります。

送ることが向かないケースもあります

荷物が少ない一人分の帰省なら、送料をかけるより持っていったほうが合理的です。また、届け先が長期の留守がちだったり、受け取れる人がいない場合は、持ち戻りになって手間が増えます。マンションの宅配ボックスや、営業所・コンビニでの受け取りが使えるかを先に確認してください。急な帰省で日程に余裕がないときも、間に合わない可能性があるので無理に送らないほうが安全です。

送料を少しでも下げるには

細かいことですが、積み重ねると効きます。

今日からできること
  • 箱を無料で手に入れるスーパーやドラッグストアの空き箱をもらう。きれいで丈夫なものを選ぶ。
  • 持ち込みで出す集荷ではなく営業所・郵便局・コンビニに自分で持ち込むと、ヤマトは100円引き、ゆうパックは120円引きになります。
  • アプリの割引を使うゆうパックの「スマホ割」は基本運賃180円引き、ヤマト運輸の会員サービス・クロネコメンバーズは最大150円引きです。
  • サイズの境目を意識する100サイズと120サイズでは同一県内でも320円違います。区分の上限をわずかに超えていたら、詰め方を変えて一段下に収まらないか試す。

いちばん効くのは、実際の郵便番号とサイズで料金を調べてみることです。頭の中で「高そう」と思っている金額と、実際の金額は違うことが多くあります。まずは箱を測るところから始めてみてください。

よくある質問

帰省の荷物を宅配便で送るといくらかかる?

箱の三辺合計サイズと距離で決まります。ヤマト運輸の宅急便なら同一県内で60サイズ790円、100サイズ1,410円、遠方(沖縄等)だと100サイズで2,710〜3,590円です。ゆうパックの東京発なら都内向け100サイズが1,450円、北海道・九州向けが2,020円。営業所や郵便局への持込で1個100〜120円引きになります。

帰省の荷物はいつ送ればいい?

余裕を持って早めに出すのが基本です。近距離なら翌日に届くことも多いですが、お盆と年末年始は荷物量が増えて通常より時間がかかることがあるため、前日発送は避けたほうが安全です。必要な日数は行き先と時期で変わるので、各社の公式サイトでお届け日数を確認し、そこに数日の余裕を足して発送日を決めてください。日付指定を使えば、自分たちが実家に着いた後に届くよう調整もできます。

段ボールに分けるのとスーツケース1個、どちらが安い?

スーツケース1個にまとめたほうが総送料は安く収まりやすいです。料金は1個ごとにかかるため、段ボール2〜3個に分けるとそれぞれに基本料金が発生します。スーツケース1個で段ボール2〜3個分の容量をカバーでき、キャスター付きなので営業所への持込も楽になります。

割れ物の手土産はどう梱包すればいい?

箱の底のガムテープを中央と左右の合わせ目に貼って「H字」にし、底抜けを防ぎます。中身は一つずつ新聞紙やタオルで包み、底と隙間に緩衝材を詰めて動かないようにします。持っていく衣類やタオルをそのまま緩衝材に使えば、材料を買う必要がありません。詰め終わったら箱を軽く揺すり、音がしなくなるまで隙間を埋めます。

※記事で使用した内容・数値は変更される場合があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。