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推し活の始め方、最初の1週間でやること5つ

2026年5月17日|いろは堂エンタメ編集部
ペンライトを掲げるファンで埋まったライブ会場

画像出典: 写真: Chris Belison(CC BY 3.0 / Wikimedia Commons)

この記事の要点
推し活の第一歩は、公式サイトと公式SNSを確認して情報の入口を一本化することです。次にSNSで自分用の追い方を決め、最後にライブ・グッズ・SNS発信など楽しみ方を少しずつ広げていけば十分です。最初から全部そろえる必要はありません。
😟
気になる人ができたんだけど、推し活ってまず何をすればいいの…?

好きになった瞬間って、うれしさと同じくらい戸惑いもあります。すでに詳しい人たちの会話が飛び交っていて、自分だけ何周も遅れている気がしてしまう。正直なところ、その気後れが最初のハードルです。

でも推し活は、応援したい相手に対してする活動全般のこと。ライブに行くのも、グッズを買うのも、SNSで感想を書くのも、全部その一部です。順番に決まりはなく、心が動いた入口ひとつあれば始められます。まずは情報の受け取り方だけ整えて、あとはゆっくり広げていけば大丈夫です。

推し活とは何をすること?

推し活は、応援している対象(アーティスト、俳優、キャラクターなど)に向けて行う活動の総称です。代表的なものはライブやイベントへの参加、グッズの購入、SNSでの情報発信や感想の共有。ここに「これをやらないと推し活とは呼べない」という条件はありません。

好きなジャンルの傾向を見ると、アイドルが52.7%で最も多く、次いでアニメ・漫画、アーティスト・バンドと続きます(推し活総研調べ、2025年3月公表)。つまり応援の対象も形も人によってばらばらで、周りと同じやり方に合わせる必要はありません。

推し活としてよくやられていること
  • ライブ・イベントに行く
  • グッズを集める・飾る
  • SNSで感想を書く、他のファンと共有する
  • 作品や配信を追いかける
  • ファンクラブに入る

この中から今すぐできそうなものを1つだけ選ぶ。それが最初の一歩になります。

最初にやるべきことは?公式の確認から

入門的な解説で共通しているのは、まず公式サイトと公式SNSアカウントを確認するという一点です。地味に見えますが、ここを最初に押さえるかどうかで後の情報の質がまるで変わります。

理由は単純で、SNSには本人の発言のように見える転載やまとめが大量に流れているためです。公式の入口を先に持っておけば、あとから流れてきた情報が本当かどうかを自分で確かめられます。

  1. 公式サイトを開いてブックマークプロフィール、出演・公演情報、ファンクラブの有無をひと通り見ておきます。
  2. 公式SNSをフォロー本人アカウントと運営・事務所アカウントは別のことが多いので、両方を探します。
  3. 通知をオンにするチケットの先行受付など、期限のある告知を逃さないためです。
  4. 公式の動画チャンネルを確認過去の配信やアーカイブがまとまっていることが多く、追いかける材料になります。

ここまでで所要時間は30分ほど。この段階では何も買わなくていいし、誰かに何かを表明する必要もありません。

情報はどこで追えばいい?

🤔
SNS、どれを見るのが正解なんだろう…

推し活をしている人がよく使うSNSには偏りがあります。同じ調査(回答427名、2025年2月〜3月実施)では、YouTube 85%、Instagram 79%、X(旧Twitter)65%、TikTok 57%という利用率でした。また、推し活専用のアカウントを持っている人は57.7%にのぼります。

この数字が示しているのは、「1つに絞る」より「役割で使い分ける」のが実際のやり方だということです。動画はYouTube、写真や日常の投稿はInstagram、速報や他のファンの反応はX、といった具合に、それぞれ流れてくる情報の種類が違います。

推し活専用アカウントを作るかどうか

半数以上の人が専用アカウントを持っているのには、実用的な理由があります。普段のタイムラインと分けると、推しに関する情報だけがまとまって流れてくるようになり、追いかけるのが一気に楽になるからです。友人に見られる前提の投稿と、感想をそのまま書きたい投稿を分けられる、という面もあります。

情報を追いすぎると疲れます

通知をすべてオンにして、関連するアカウントを片っ端からフォローすると、数週間で情報の量に押しつぶされます。最初は公式アカウントと、投稿が心地よいと感じたファンの人を数人だけ。物足りなくなってから足すほうが、結果的に長く続きます。

予定の管理は別に持っておく

公演やイベントが増えてくると、SNSのタイムラインだけでは予定を追いきれなくなります。近年は公演スケジュールの管理や、複数のファンクラブの会員番号・更新期限をまとめて管理し、期限前に通知してくれるアプリも出てきました(遠征サポートアプリ「&Fanfun」はユーザー数3,000名突破と発表)。

とはいえ最初からアプリを入れる必要はありません。スマホのカレンダーに公演日と、チケット申込の締切日を入れておくだけで十分機能します。特に忘れがちなのは「申込の締切」で、公演日だけを登録しているとここを逃します。

お金はどれくらいかかる?

始める前にいちばん気になるところだと思います。推し活総研の調査(回答427名、2025年2月3日〜3月5日実施)による月額支出の分布は次のとおりです。

月5,000円未満約51%
5,000〜1万円約27%
1万円以上約22%
うち5万円以上約2.5%

推し活総研(2025年3月30日公表)の公表データをもとに作成

半数の人は月5,000円未満で、8割が月1万円未満に収まっています。SNSで目にする華やかな金額は、実際には少数派の姿です。グッズを全種類そろえたり、遠征に行ったりしなくても、多くの人はもっと手前で楽しんでいます。

ちなみに同じ調査では、推し活を「投資」と捉える人が合計68%(完全に投資29%+やや投資寄り39%)、「完全に浪費」と答えた人は約8%でした。使ったお金に納得している人が多いということでもありますが、金銭的な理由で推し活を諦めた経験がある人も約7割います。始める時点で「月にここまで」という上限を決めておくと、後から苦しくなりにくいです。

楽しみ方はどう広げていく?

公式を押さえて情報の流れができたら、あとは自分が心地よい方向に広げていくだけです。ここからは順番も速度も自由なので、気になったものから触ってみてください。

広げ方の選択肢
  • 作品をさかのぼる過去の出演作や楽曲を古い順に追うと、今の姿の背景が見えてきます
  • グッズを1つ買う毎日目に入る場所に置けるものから。全種類そろえる必要はありません
  • ライブ・イベントに行く配信ライブなら移動も服装も気にせず参加できます
  • 感想を書くSNSでも手元のメモでも。言葉にすると、自分が何に惹かれたのかがはっきりします
  • ファンクラブに入る先行受付や限定コンテンツが目当てなら。会費と頻度を見て判断を

他のファンとの交流は急がなくていい

ファン同士のつながりは推し活の楽しさの大きな部分ですが、始めた直後に無理に輪へ入る必要はありません。しばらく投稿を眺めているうちに、自分と感覚の近い人がなんとなく分かってきます。そこから反応を返し始めるくらいで、十分間に合います。

向いていないやり方もあります

「詳しくならないと名乗れない」と考えて過去作を全部追おうとしたり、他のファンと知識量を比べたりすると、楽しいはずの時間が試験勉強のようになります。推し活に前提知識の合格ラインはありません。今日心が動いた一曲・一場面から始めて、そこから増えていくのが自然な形です。

最初の1週間でやることをまとめると

  1. 公式サイトを見つけてブックマーク公演情報とファンクラブの有無を確認します。
  2. 公式SNSをフォローして通知をオン本人と運営、両方のアカウントを探します。
  3. 追う場所を決める動画・写真・速報のどれを重視するかで、主に見るSNSを決めます。専用アカウントを作るならこのタイミング。
  4. カレンダーに予定を入れる公演日だけでなく、チケット申込の締切日も一緒に。
  5. 月の上限額を決める金額はいくらでも構いません。決めてあること自体が効きます。
😌
これなら今日からできそう

推し活に完成形はありません。公式を押さえて、追う場所を決めて、上限だけ決めておく。この3つがあれば、あとは好きなだけゆっくり深めていけます。数か月後に振り返ったとき、最初の一歩がここだったと思えるはずです。

よくある質問

推し活を始めるのに最初に必要なものは何ですか?

特別なものは必要ありません。まず公式サイトと公式SNSアカウントを確認し、フォローと通知設定をするところから始められます。グッズやファンクラブ入会は後からで十分です。

推し活の平均的な支出はどれくらいですか?

推し活総研が2025年3月に公表した調査(回答427名)では、月5,000円未満が約51%、5,000〜1万円が約27%、1万円以上が約22%でした。8割が月1万円未満に収まっています。

推し活用のSNSアカウントは分けたほうがいいですか?

同調査では推し活専用アカウントを持つ人が57.7%でした。普段のタイムラインと分けると推しの情報がまとまって流れてくるため追いやすくなりますが、必須ではありません。

知識がないまま推し活を始めても大丈夫ですか?

問題ありません。入門的な解説でも、自分が最も心を動かされた作品やパフォーマンスから入るだけで十分だと共通して案内されています。過去作をすべて追う必要はありません。

※記事で使用した内容・数値は変更される場合があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。