推し活ノートの書き方、続く日を3つに絞るコツ
画像出典: パブリックドメイン(Wikimedia Commons)
推し活ノートが続かない一番の原因は、毎日書こうとして負担になることです。更新するタイミングを「現場前」「グッズ発売前」「月末」の3つに絞れば、記録としては十分に機能します。ノートは持ち運ぶなら小型手帳、たくさん書くならA5〜B5、ページを入れ替えたいならバインダー式を選ぶと失敗しません。
チケットの半券は箱の中、感想はSNSに流れていって、グッズは買ったかどうかも曖昧。推し活の記憶は、残そうと決めた分しか残りません。
正直なところ、記録を始めても途中で止まってしまう人は少なくありません。理由ははっきりしていて、「毎日書くもの」だと思って始めてしまうからです。日記のつもりで買うと、書くことのない日が続いた時点で終わります。
ここで渡すのは、書く日をあらかじめ3日だけに決めてしまう作り方です。ノートの選び方から最初の1ページまで、今日のうちに形にできます。
推し活ノートはどれを選べばいい?
ノートは大きく3タイプに分かれます。迷ったら、「どこで書くか」で選ぶと外しません。会場や移動中に書きたいのか、家の机で腰を据えて書きたいのかという話です。
| 小型手帳 | 持ち運び重視。遠征のかばんに入れっぱなしにでき、現場でその場でメモできる |
|---|---|
| A5〜B5ノート | 書き込み量重視。感想を長く書く、写真やチケットを貼るならこのサイズ |
| バインダー・リフィル式 | ページの入れ替え・追加ができる。ツアーごと・年ごとに束ね直せる |
マルマンの公表情報をもとに作成
初めての1冊なら、A5サイズのノートが一番つぶしが効きます。チケットや小さなフライヤーを貼っても余白が残り、かといって持ち出せない大きさでもありません。
ページを差し替えたくなるのは、たいてい何年か続けたあとです。最初からバインダーで組む必要はありませんが、「グッズの管理表だけ入れ替えたい」といった目的がすでにあるなら、リフィル式が向いています。
市販の「推し活手帳」も複数のブランドから出ています。書く欄があらかじめ用意されているので、何を書けばいいか自分で決めたくない人には近道です。逆に、自分の推しに要らない欄が多いと空白が気になって続かないので、そこは好みが分かれます。
装飾に力を入れるほど、1ページのハードルが上がります。最初の1冊はそこそこの値段のものにして、続くとわかってから好きな1冊に移るほうが結果的に長持ちします。
ノートには何を書けばいい?
いきなり感想から書こうとすると手が止まります。先に埋めるのは事実だけの欄です。日付・金額・締切のように、考えなくても書けるものから入れます。
- ライブ・イベントの予定(日付と会場)
- 申込期限
- 当落発表日
- グッズ発売日
- 購入予定(欲しいもの・予算)
- 遠征費(交通費・宿・チケット代)
- 持ち物リスト
この7つは、書いておくと実際に助かる種類の情報です。申込期限と当落発表日を1か所にまとめてあるだけで、「あれ、応募したっけ」がなくなります。持ち物リストは一度書けば次の遠征でそのまま使い回せます。
慣れてきたら、思い出す側の項目を足していきます。セトリ(そのライブで演奏された曲順のこと)、座席の位置、その日の感想、写真、一緒に行った人のメモ。あとから読み返して効くのは、この後半の項目のほうです。
ただ、最初からこの7つ+5つを全部埋めようとしないでください。埋まらない欄が並ぶノートは、開くのが嫌になります。前半の事実だけで1冊目を回して、書き足りないと感じたときに後半を追加すれば十分です。
グッズはノートに書くか、アプリに任せるか
持っているグッズの管理だけは、紙より画面のほうが楽な場面があります。推し活専用アプリには、誕生日・記念日・グッズ情報をまとめて管理できるものや、所持グッズ/欲しいグッズ/トレード候補をデータベースとして持てるものがあります。
支出を記録する推し活専用の家計簿アプリもあり、チケット代・グッズ代・交通費を分けて記録できます。Notion(表やデータベースを自分で組めるメモアプリ)を使って、グッズの種類・メンバー・入手方法・状態・写真を自分好みの項目で管理する方法も広く共有されています。
すみ分けの目安はシンプルです。検索したくなるものはデジタル、読み返したくなるものは紙。 所持グッズ一覧やトレード候補は現場で検索できたほうが便利ですし、その日何を思ったかは紙のほうが残ります。
どうすれば続く? 書く日を3つに絞る
ここが本題です。推し活ノートが続かなくなる最大の原因は、毎日更新しようとして負担になることだとされています。裏を返せば、毎日をやめれば続きます。
更新するタイミングを、あらかじめ次の3つだけに決めてしまいます。
- 現場(イベント)の前持ち物リストを確認し、チケットと座席、当日の移動時間を書き込む。帰ってきてから感想を1〜2行足す。
- グッズ発売の前欲しいものと予算を書き出し、買ったら金額を記入する。買わなかったものには線を引くだけでいい。
- 月末その月の支出を合計し、来月の申込期限と発売日を先に書き写しておく。
この3つだけで、記録としては十分に機能します。開くのは、現場やグッズ発売があった月でも数えるほど。それでも1年経てば、いつ何にいくら使って、どこの席で何を思ったかが一冊に残ります。
この運用のいいところは、空白の日ができないことです。日付で区切ったノートは、書かなかった日が目に見えて残ります。出来事で区切れば、何もない期間はそもそもページを取りません。
それでも止まったときの戻し方
しばらく書かずに放置した、というのはよくあります。そのときさかのぼって埋めようとしないのがコツです。抜けた期間を埋める作業は退屈で、そこでもう一度止まります。
次の現場の予定を1行書いて、そこから再開してください。ノートは通帳ではないので、途切れていても価値は減りません。
デコレーションはどこまでやる?
装飾は続ける燃料にもなりますが、重くもなります。定番の手法はだいたい次のあたりです。
- 推しが載っているグッズやパッケージの一部を切り貼りする
- アルファベットスタンプで推しの名前を押す
- シールやマスキングテープで表紙を飾る
- カラーペンで中身を推しのテーマカラーに統一する
おすすめは、表紙だけ全力で作って、中身はペン1色に統一するやり方です。開くたびに好きな表紙が目に入ると手に取る回数が増えますし、中身のルールが単純だと書き始めるまでが速い。
切り貼りは、ツアーが一区切りついたタイミングでまとめてやるほうが向いています。毎回やろうとすると、道具を出す手間そのものが更新のハードルになります。
SNSに感想を投稿することで満足できているなら、紙のノートは要らないかもしれません。投稿を月に一度まとめてスクリーンショットで保存するだけでも、記録としては成立します。
また、グッズの点数が多くてトレードもする人は、紙で在庫を管理すると必ずどこかで実物とずれます。その場合は先にアプリや表で持ち物を管理して、ノートは感想と現場の記録に絞ったほうが破綻しません。
装飾そのものが目的で楽しいなら、ここまでの「絞る」話は無視して構いません。楽しいことは続きます。
今日、最初の1ページに書くこと
買ったその日に全部を設計しようとすると、たいてい2ページ目で止まります。1ページ目にはこれだけ書けば十分です。
- 次の予定を1行ライブでもグッズ発売でも、日付が決まっている一番近いものを書く。
- 更新する3つの日を書く「現場前・グッズ発売前・月末」と、自分への約束として1ページ目に明記しておく。
- 今持っているグッズをざっと正確でなくていい。思い出せる範囲で書き出すと、次に買うものの判断が変わります。
これで、ノートは動き出します。あとは月末に一度開くだけです。記録は、完璧に取るより、途切れても戻れる形にしておくほうが長く残ります。
数年分が溜まったノートは、それ自体が推し活の一部になります。まずは1ページ目からで大丈夫です。
よくある質問
推し活ノートはどのサイズを選べばいいですか?
最初の1冊はA5サイズが扱いやすいです。チケットやフライヤーを貼っても余白が残り、かばんにも入ります。現場でその場に書き込みたいなら小型手帳、ページを入れ替えたいならバインダー式(ルーズリーフ)が向いています。
推し活ノートには何を書けばいいですか?
最初はライブ・イベントの予定、申込期限、当落発表日、グッズ発売日、購入予定、遠征費、持ち物リストの7項目から始めます。慣れてきたらセットリスト、座席位置、感想、写真、同行者メモを足していきます。
推し活ノートが続きません。どうすればいいですか?
続かない最大の原因は毎日書こうとすることです。更新するタイミングを「現場(イベント)前」「グッズ発売前」「月末」の3つだけに絞れば、記録としては十分に機能します。日付ではなく出来事で区切るため、空白のページができません。
紙のノートとアプリはどう使い分けますか?
検索したくなる情報はデジタル、読み返したくなる情報は紙が向いています。所持グッズ・欲しいグッズ・トレード候補の管理や支出の記録は専用アプリやNotionのデータベースが便利で、その日の感想や現場の記憶は紙のノートに残すと後から効きます。
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