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会議のあと、議事録づくりで残業していませんか?

2026年5月19日|いろは堂AIツール編集部
この記事の要点
議事録は「会議中は走り書きに徹し、清書と整理はAIに任せる」分担で大幅に時短できます。コツは、決定事項・ToDo(担当と期限)・持ち越し課題の3点セットでフォーマットを指定し、「推測で情報を足さない」とひとこと添えること。最後に固有名詞・数値・担当の確認だけ人間が行えば、当日中の共有が現実的になります。
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会議が終わって席に戻ると、走り書きメモを見ながら議事録の清書に30分。今日はあと2本会議があるのに…。

議事録係、地味に消耗しますよね。先週末には東京などで今年初の真夏日になったと報じられ、冷房の効き始めた会議室で内職のように議事録をまとめる季節がやってきました。

結論から言うと、議事録の「清書」はもう人間が抱え込む仕事ではなくなりつつあります。会議中は走り書き、整形はAI、最終確認だけ自分。この分担にすれば、議事録は会議直後の10分仕事になります。

この記事では、次の会議からそのまま使える実践フローを紹介します。

なぜ議事録づくりはこんなに大変なのですか?

大変な理由ははっきりしています。「記録する」「文章に清書する」「決定事項を整理する」という3つの仕事を、ひとりで同時にやっているからです。

会議を聞きながらきれいな文章を書くのは、プロの速記者でも難しい芸当です。それを普通の参加者がやろうとすれば、議論についていけなくなるか、メモが崩壊するかのどちらかになります。

議事録がつらいのは能力不足ではなく、記録と清書を同時にやるという無理な進め方のせいです。まずはここを分解しましょう。

AIに任せる議事録フローの全体像は?

流れは4ステップです。人間は「拾う」と「確かめる」、AIは「整える」を担当します。

  1. 会議中は走り書きに徹するきれいに書こうとしません。決まったこと、宿題、気になった発言の3つだけを断片で拾います。
  2. 会議後、メモをAIに貼って整形させるフォーマットを指定して依頼します。指示文の例は次の章にあります。
  3. 固有名詞・数値・担当・期限を照合する自分の記憶と走り書きに照らして、事実だけ確認して直します。
  4. 当日中に共有する完璧さより速さです。記憶が新しいうちに届けば、間違いの指摘もすぐもらえます。

議事録の価値は美しい文章ではなく、「決まったこと」が当日中に全員へ届くことです。ここを押さえると、力の入れどころが変わります。

AIへの指示文はどう書けばいいですか?

コピーして使える指示例を置いておきます。

「以下は社内会議の走り書きメモです。次の3つに整理してください。①決定事項 ②ToDo(担当者と期限をセットで) ③持ち越し課題。メモにない情報を推測で足さないでください。担当や期限が不明な項目は『要確認』と書いてください」

ポイントは2つです。ひとつはフォーマット(3区分)の指定。もうひとつは、「推測で足さないで」のひとことで、AIの“気を利かせた創作”を防ぐことです。

😨
わかる…。前に頼んだとき、誰も言ってない「次回までに検討」が勝手に書き足されててヒヤッとした!

また、社名や個人名が多い会議なら、メモの段階でイニシャルや「A社」表記にしておくと、そのまま貼れて安心です。

AIの精度を上げる会議中のメモのコツは?

AIの整理の質は、元のメモで決まります。とはいえ、丁寧に書く必要はありません。押さえるのは次の4点だけです。

走り書きでも、ここだけ押さえる
  • 決まったことの頭に「★」など目印をつける
  • 発言の主語(誰が言ったか)を省略しない
  • 数字(金額・日付・件数)はその場で必ず書き取る
  • 社内略語は、1回だけ正式名称も書いておく

目印・主語・数字。走り書きで守るのは、実質この3つだけです。主語のないメモは、あとで読む自分にもAIにも、誰の発言か分かりません。

気をつけることはありますか?

便利さの前に、確認しておきたいこと

まず、会議の内容を外部のAIサービスへ入力してよいかは、勤務先のルール次第です。企業でも生成AIの利用ルールを整備する動きが広がっていますから、無断で機密性の高い内容を入れるのは避けてください。次に、録音や自動文字起こしを使う場合は、参加者へのひとことが最低限のマナーです。最後に、AIの要約は「言った・言わない」トラブルの火種になり得ます。共有前の事実確認は、面倒でも省略しないでください。

逆に言えば、この3点さえ守れば、議事録のAI活用はリスクの小さい定番業務です。社内で最初に試すAI活用としても向いています。

まとめ:人は拾う、AIが整える、人が確かめる

議事録フローの核心は、会議中は走り書きで「拾う」ことに集中し、清書と整理をAIに渡し、最後の事実確認だけ人間が握ることです。この分担なら、議事録は残業の種ではなく、会議直後の10分仕事になります。

まずは次の会議で「走り書き→AIで整形」だけ試してみてください。指示文はこの記事のものをそのままコピーで大丈夫です。

よくある質問

録音から文字起こしまで全部AIでできますか?

音声の文字起こしに対応したツールやスマホの機能を使えば技術的には可能です。ただし録音には参加者への確認がマナーとして必要で、社内ルールで制限されている場合もあります。まずは自分の走り書きメモをAIに整形させる方法が、ルール面でも始めやすい選択です。

AIに渡すメモはどのくらい詳しく書く必要がありますか?

文章になっていない断片で問題ありません。ただし「誰が」「いくつ」「いつまで」という主語・数字・期限だけは正確に書き取ってください。AIは文章を整えるのは得意ですが、メモにない事実を正しく補うことはできないからです。

会議の内容をAIに入力しても大丈夫ですか?

勤務先の生成AI利用ルールの確認が最優先です。ルールが未整備の場合も、顧客名や金額など機密性の高い部分は伏せ字にする、会社契約のAIツールを優先するなど、情報がどこへ渡るかを意識した工夫をしてから使うのが安全です。

議事録のフォーマットはどう指定すればいいですか?

「決定事項」「ToDo(担当と期限)」「持ち越し課題」の3区分を指定するのが基本形です。加えて「メモにない情報を推測で足さない」「不明点は要確認と書く」と添えると、AIが事実にない内容を書き込むことを防げます。

※本記事は各サービスの公式サイトおよび公開情報をもとに作成しています。内容・数値は変更される場合があるため、最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。